PGSIS Life 2
7月26日 Ma. 7th day
今日は8時から日本語講座のアメリカの高校生に日本語を教える手伝いをした。みんなとてもうまくて驚いてしまった。あんなに知っているとは思ってもいなかった。彼らはたった三週間前に学び始めたばかりなのに・・・。僕たちは4年も勉強しているのに・・・。これが日本とアメリカの教育の差なのか。とても髪の長い魔女のような日系の先生と一緒に日本語の歌を歌ったり、日常会話の練習などをした。なんか小学校の授業のようで楽しかった。うちの学校のAETも僕たちに教えるときこんな気持ちなのだろう・・・。
その後5時間のEnglishとCultureの授業があった。そろそろ疲れがたまってきたかもしれない。授業中眠くてうとうとしていたら、ほとんど英語が聞き取れなかった。やばい・・。このガバナスクールのアメリカの高校生は90人いて16人の日本人皆を覚えてくれたが、僕たちはどうしても彼らを覚えることができない。にたような名前が多いのかもしれないが・・・。早く覚えようと思う。(結局全員は無理だったけれど・・・) と、いってもガバナースクールは残りあと5日。とても寂しい。アメリカ人にとっても5週間のスクールが終わるので、僕ら以上に寂しそうで、お互いにたくさんの写真を撮り合っていた。いい思い出だから・・・。
またまた食べ物の話だ。まずいカフェテリアでおいしいものを2つも発見したのだ。それはエッグマフィンとサンドイッチ。エッグマフィンは・・・マジうまい(笑)。味は朝マックのものと似ている。サンドイッチはそこらのコンビニで売っているようなものではない。なんと20センチくらいのフランスパンみたいなパンに自分で好きなチーズやらハムやら野菜やらを詰め込んでもらう。その種類がそれぞれ7,8種類あり、全く違う味が楽しめる。もちろんオーダーは英語なので、指さしだけだが・・・。
7月27日 Tu. 8th day
午前中にCultureの授業が4時間、Englishの授業が2時間あった。たくさん勉強した気がする。ここにきてから宿題やルームメイトと話すことが多く、寝るのが1時過ぎなので、本当に体がもたなくなってきた。そろそろ限界かも・・・。しかも、食生活まで崩れ始めている。寝坊して朝食を抜いたり、12時頃夜食にコーンフレークを食べたり・・・。日本に帰るまで体がもつかどうか本気で心配になってきた。
夕方から日本人16人とアメリカ人数人でボーリングにいった。こちらは夏時間(サマータイム)なので遊び始める時間が5時とか遅く、なんか変な感じだ。ボーリングの球が大きく、ちょうどいいサイズを探すのに苦労した。順位は男子の中で2位だったけど、女子がとてもうまくびっくりした。130とかいうスコアを出していて、すげーっと思った。
夕食はイタリアンレストランで豪華に食べた。だいぶ注文の仕方など以前に比べてスムーズになったみたいだ。デザートのおいしいチーズケーキの味は忘れられない・・・。
7月28日 We. 9th day
今日は実習で水質調査船のようなものに乗り、ピッツバーグ川を下った。理科の実験のようなもので微生物や水質汚染を調査したりした。やっていることはあんまりおもしろくなかったが、景色がとてもきれいで感動した。川幅がとても広く、アメリカの雄大さを実感した。アメリカにきて初めての雨が降った。まるでスコールのようで、急に降り始め、一時間ぐらいでやんでしまう。その後日本料理店で寿司と天丼を食べた。久しぶりに食べた日本料理に懐かしく思わず、にやーっとしてしまった。
午後のCultureの授業の後、アメリカの高校生に書道を教えた。「米国」「日本」「友達」の文字を書いたが、ほかにアメリカ人の名前を漢字で当て字してあげることが喜ばれた。例えばライアンは「雷安」、ウォルトは「魚留徒」というように。一つずつの漢字の意味を聞かれて、英語で説明するのにとっても苦労した。だが、みんな楽しんでくれたのでよかった。
7月29日 Th. 10th day
今日は午後からアメリカの高校生と一緒の授業だった。訳すと「深い穴は経済ブームで成長する」というわけわからないタイトルで、大学教授をしていた。本当にレベルの高い授業で、全く理解できなかった。しかも90分授業。しゃれにならない。睡魔と戦いつつ、がんばって聴き取れる単語を辞書で引いていた。
また、ピッツバーグで一番おいしいアイスクリーム屋に連れて行ってもらった。たった2ドルで日本では600円はするだろう大きなアイスクリームを食べた。本当においしかった。またいつかきたとき、食べたいと思う。
この日は本当に眠かったらしく、あまり日記が書いていなかった。字も読み返せないくらい汚かったし・・・。
7月30日 Fr. 11th day
今日がEnglishとCultureの最後の授業だった。今までのハードな生活の思い出が蘇ってきて、とても寂しかった。夕食の後、明日の卒業式の予行練習をした。
その後、Publik Forumが始まった。これは、今までPGSISで学んできたことのチームによる学習発表会のようなものだ。僕たち日本人は「かぐや姫」の英語劇を発表した。男は甚平、女の子は浴衣を着て演じた。この衣装が目立ってよけいによかったようだ。かなり受けがよく、小さな失敗はいくつかあったが、大成功だったと思う。あまりに多くの拍手とカメラのフラッシュでびっくりした。終わってから、みんなに「GOOD JOB!!」と言われ飛び上がるほどうれしかった。ずっと練習してきたのだが、その成果が出たと思う。
会場を移動して、今度はTalent Showが始まった。これは、それぞれが歌や踊りや言論などの自分の得意な分野で、発表するものだ。アメリカ人もとてもすばらしかったが、日本の高校生もこれに負けじと、チャンバラの寸劇や盆踊りを披露した。こちらも大成功だった。とても達成感があった。
寮に帰ってきた後、と、言っても12時を回っていたが、今日が最後の夜なので、門限や消灯が厳しい寮も深夜2時半まで自由行動が許されていた。だから広間のようなところでダンスなどをしていた。みんな泣きながら抱き合ったりキスをしたりして、思い出を振り返っていた。自分もほとんど半泣きだった。本当に仲良くなったアメリカ人にはきれいな五円玉をプレゼントした。意味を説明したら、とても喜んでくれた。今日アメリカに来れてほんとによかったと実感した。16年と10ヶ月生きてきたけど、このときほど、すばらしく偉大で人生に与える影響が大きいときはなかったと思う。ありがとう・・・。この言葉をみんなに言いたい。家族に友達に・・・。ほんとにありがとう。
ちなみにただいまの時刻3時15分。これから荷造りしなきゃ。
7月31日 St. 12th day
とうとうこの悲しい別れの日が来てしまった。11時から卒業式が始まり、アメリカの高校生の日本語によるスピーチには涙ぐんでしまった。その後のお別れパーティーでは、みんな目から涙があふれ、友達と抱き合ったりしていた。自分も心の底からこんなに泣いたのは久しぶりだ。彼らの優しさには本当に感謝している。たった12日間だけれども、PGSISのみんなありがとう。ここで学んだことは一生忘れられない思い出となり、これからの支えとなるだろう。
午後から HOMESTAY Life に続く