小話お話夢話
其の一 「かぐや姫」
昔々あるところにおじいさんとおばあさんが、細々とお店を営んで暮らしていました。
おじいさんがお店で使う竹を伐採しに行きました。竹の伐採も無事終わり、お腹をすかせておばあさんの待つ
家へと帰るのでした。するとどうでしょう。家ではおばあさんが女の赤ちゃんを抱っこしているではないです
か。じいさんビックリ!おばあさん曰く「引き出しを開けたらいたんですよ。そらぁぶったまげたでー。」だ
そうです。あまりにもかわゆいので、2人は女の子を育てることにしました。2人の間にはこどもがいなかった
たので、それはもうお姫様の様にかわいがりました。異常なかわいがりぶりに近所のおばさん達は、この赤
ちゃんを「かぐや姫」と呼ぶようになりました。
なぜ「かぐや姫」って呼んだのかって?それはね、おじいさんとおばあさんの営んでいるお店は、家具屋
さんだったんです。だから、「家具屋姫」ってね!