仕事
「人を信用しないとしてもらえない。」
って事を嫌な程知ったのは最近でした。

俺はつい最近まで「信用第一」の仕事をしてました。
裏を返せば、言葉巧みに相手を騙す・・
みたいな感じの仕事でした。
仕事内容は、
「取引はするけど、直接会って取引はしたくない。」
って二人を会わす事です。
会いたくない理由は様々で話せば長くなるけど、
「大人の世界のイヤラシさ」
を実感しました。

みんなは俺が16歳って事を知らないので、
もちろん「大人」として接してくれました。

そんなこんなで無難に仕事をこなしていると、
某世界的に有名な会社の方と出会いました。
いつもなら俺は直接会う事は無く、電話だけで済ませるんですが、
その人は、「君何歳や?まだ若いやろ?」
と言ってきました・
「会ったらわかります。」
と答え会う約束をしました。

そして、約束の日、全日空のホテルのロビーで待っていました。
一人のスーツの人が寄って来て、
「君やろ?」
って聞いてきました。
思ったより若いなぁ・・と笑いながら言ってました。
その人は、「なんでこんな仕事やってんのや?」
とか、「夢はなんや?」
とか仕事に関係ない事ばかり聞いてきました。
別に話すのが嫌いではないので、3時間近く喋ってました。

すると突然、「お前おもろい奴やなぁ、若いのに大人の世界知ってるやんけ。今回はお前を買うつもりで取引相手に会ったるわ。」
って言われました。

なんか「自分」を認めてもらえたようでとても嬉しかったです。
初めて仕事にやりがいを感じました。
その時「信用」について教えてもらいました。