老人ホーム訪問

12月 2日(木)   電気科2年

A組(37名)B組(40名)

協力:特別養護老人ホーム 光清苑

講師:那 須さん  平 川さん

 介護福祉制度の見直しがされている中、高齢者の抱えている問題や介護の問題などの報道が多くなっています。今回、福祉に関する内容や高齢者に対する理解を深め、自分の老後と高齢社会の福祉政策との関連について学ぶため、特別養護老人ホーム「光清苑」のご好意により、施設や設備の案内をしていただきました。

 説明をしていただいた那須さんは、青春を思い切り楽しんでいた高校生の時、あることがきっかけとなり、高校卒業後、福祉関係の学校に進学され、現在にいたっているそうです。宮崎県の工業高校の電気科の卒業ということもあり、訪問した生徒たちは親近感をもったようです。

「光清苑」は、安全性を考えた設計と家庭の雰囲気をもてるような照明やインテリアなどいたるところに配慮がしてありました。職員の方は、自分でできないからここに入所しておられるのだから、心を込めて接するよう心がけていると話しておられました。

 最後に、那須さんは、「自分ができることを精一杯やってみてほしい。今振り返ると高校生のころが一番よかったように思う。悔いが残らないようおとしまえ(後始末)をつけて卒業してほしい。」「もし君たちが街の中で困っている人に出会ったら、手をさしのべてほしい。」と後輩に話をしてくれました。

 生徒の感想

・設備が整っていて生活しやすそうだった。年間を通していろいろな行事があり、家庭の雰囲気を味わえそうだった。

・入居している人は、皆明るく楽しそうだったけど、やっぱり家族とのふれあいが一番だと思う。友達も大切・・・。

・老人ホームははじめてで関心があった。建物の工夫や設備が整っていてすごいと思った。だけど、風呂に入るのに機械を使ってはいるのはいやなので、いつまでも元気でいたいと思った。

・介護する職員の人たちも大変なんだと思った。説明をしてくれた那須さんが工業高校の出身ということで驚いた。僕も介護士になりたい。

・入居している人への配慮のあるサービスもあった。苦労も多いと思うがやりがいのある仕事だと思った。

 

 見学を通して、高齢者の自立生活を支えるために家族や地域や社会の果たす役割について考えたと同時に、もう一度自分自身どう関わっていこうか考える機会になったのではないかと思います。後日、米国の高齢者対策組織の活動や世界最高齢の会社員 M.ガーランドさんの話などをし、高齢者が力強く生きている様子も紹介しました。

 今回見学のチャンスを提供していただいた「光清苑」の方に深く感謝します。本当にありがとうございました。

 

編 集:平 澤