全国のエヴァファンの拍手につつまれ、アニメ、映画すべてにおいて「新世紀エヴァンゲリオン」 は終幕を迎えた。























しかし、その場にいた誰もがそれを悔やんだ。「もっと続いて欲しい」その願いが多くのHPを産み、イラストを産み、




















そして小説を産んだ。

























これはそんな小説の一つとして読んでもらいたい。

























「ぜーんぶもとにもどりました」っていう設定ね。

























>>>ココから先にはヤバイことになるやもしれません。ご了承下さい。<<<

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2016年。

全ては終わった。…もう使途は来ない。そんな中でシンジは平凡に暮らしていた。

























シンジ「ふわ〜〜」(←あくび)

先生「碇!」

シンジ「っ!すみません!」

周りからクスクスと笑い声が聞こえ、顔が赤くなるシンジ。

…毎日がこんな調子である。……

























at NERV入口











シンジ「どうして使途はみんないなくなっちゃったのにこんなトコ来なくちゃなんないんだろう。。。」

シンジ「それにもう僕達15歳だからエヴァには乗れないんじゃ…」

レイ「パーソナルデータの書き換えなんてすぐだもの」

シンジ「え?だって、パーソナルデータって云っても歳は15歳だよ?」

レイ「『age』の欄だけエヴァをだましているそうよ。」

シンジ「ふうん。。。」

あれだけのことをきたネルフ。それくらいのことをしていても当然か。シンジはそう思った。

シンジ「あ、でもリツコさんがいないのに誰がそんなことやってるの?」

シンジの脳裏に射殺されたリツコの死体が浮かび、少しだけうつむく。

レイ「あの人の親戚に詳しい人がいたそうよ。いなくても伊吹さんがやったんじゃないかしら。」

シンジ「誰かな…その人……」

レイ「矢野…」

ミサト「シンちゃん!」

レイが云い終わらないうちにミサトが声をかけて来た。横にはシンジと同じ位の年恰好の少年がいる。

ミサト「あっ、このコねぇ、リツコの甥っ子の」

少年「矢野飛鳥って云うんだ、サードチルドレンの碇シンジ君だね?」

飛鳥がシンジの手を握りながら話しかけた。

シンジ「どうして僕の名前を。。。」

飛鳥「ミサトさんから聞いたんだよ。同居人だって。」

シンジ「え?じゃぁ。」

飛鳥「そうだよ。よろしくね。もう一人の惣流っていうのは君かな。」

レイに向かって飛鳥が云う

レイ「ちがうわ。私の髪は青いもの。」

飛鳥「そ、そう。」

シンジ「アスカは今日日直だからもう少し遅くなると思うよ。」

ミサト「そう云えば、アスカと飛鳥くんっておんなじ呼び方になるわね。」

飛鳥「いいんじゃないですか?漢字かどうかで分かりますし。」

という読者にしか分かってはならないことを云いながらシンジの左側に立ちながら 右手でシンジの右肩を、左手でシンジの左手を握り、いわゆる『ほっぺたすりすり』をしている。 シンジは何故か無意識に飛鳥に寄りかかる。レイは興味無しといった感じで更衣室に入った。 ミサトは何故か怒っている。

ミサト「(わたしの)シンちゃん、早く着替えないとテストに遅れるわよ。」

とミサトが云うと飛鳥がパっと手を離し、シンジを開放した。

シンジ「は、はい。」

顔を赤らめながらシンジは更衣室に入った。

飛鳥「ところでミサトさん?」

ミサト「なーに?飛鳥君。(少し怒)」

飛鳥「僕の名前の呼び方決めないんですか?」

ミサト「あっ、忘れてた。なにかいいのあるかしら…」

























5分経過〜

























飛鳥「音読みにして『ヒチョウ』っていうのはどうですか?

ミサト「それいいわね。そうしよう。」

……………かくして飛鳥とアスカの呼びわけは決まった。しかし、このヒチョウには 双子の妹がいた。その妹の名前もまた『アスカ』だったのだ。

























第一発令所勤務員,第参会議室に退避中。。。

























ミサト「よりによって同じ「あすか」が3人もいるなんて。」

マヤ「二人は決まりましたよね。」

ミサト「ええ。アスカは『惣流』。飛鳥君は『ヒチョウ』って。両方とも本人に許可はとったわ。」

マヤ「じゃあ、問題はあと矢野アスカですか。略してみるっていうのはどうですか?」

マコト「じゃあ『ヤアス』とか?」

コウゾウ「いや『ヤノア』の方がすっきりする。」

ゲンドウ「どうして3文字に固執する。」

ミサト「では指令のご意見を。」

ゲンドウ「『ア』。」

ミサト「え?」

ゲンドウ「『え』ではない『ア』だと云ったのだ。」

























第一発令所勤務員,完全に沈黙。

























沈黙を破ったのは意外にもシゲルだった。

シゲル「あの、本人に聞いてみたらどうスか?」

一同の視線が集まった。

コウゾウ「誰か彼女を呼んで来い。」

ゲンドウ「呼ぶまでもない。電話で聞け。」

ミサト「はい。」

ミサト電話中……

ミサト「お待たせしました。」

ゲンドウ「30分も何をしていた。」

ミサト「いやぁ〜話が盛り上がっちゃって…」

コウゾウ「もういい。それで、呼び名は何になったんだ?」

ミサト「はい。『アス』がいいそうです。」

マコト「『アス』か。。。いーな。」

























第三会議室を駆使しての結果、矢野アスカの呼び名は『アス』となった。

























帰りのミサトの車の中、ミサトはもちろん運転席。後ろは買い物と惣流でいっぱいそして、シンジとヒチョウは…助手席にいる。 とは云っても並んで座れるはずもない。。。そう。ヒチョウの膝の上にシンジが座っているあのポーズで座っているのだ。

惣流「ふん、ばっかみたい」

惣流はこう云うのが嫌いらしい。ミサトは無視しながらも怒っている。

ミサト『私のシンちゃんに……』

車はミサトのマンションに着いた。ドアを開け、ミサトと惣流が入る。少し遅れて大きな買い物袋を抱えたシンジが入り、後ろを向いた。そして、同じく買い物袋を抱えたヒチョウに

























シンジ「おかえり」

























ヒチョウ「た、ただいま。」

























少年はいきなりの言葉に多少驚いた。そして気がつけば涙がこぼれていた。それは彼の今までの暮らしの苦しみから開放するに十分な 言葉だったのであろう。しかし、それだけではなかったはずだ。

シンジ「(少し驚いて)ど、どうしたの?けがしたの?」

ヒチョウ「ううん。(少し笑いながら)シンジ君は優しいんだなぁって思って。」

赤面している二人。。。そんな事も知らず。惣流が奥から晩飯の催促をしている。

全てを見ていたミサトは平和ね。とつぶやいた。








第一話完


お疲れ様でした。気が向いたら断層化して続きを書きます。
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