キサラギ


 見ている間、笑いが耐えない映画。この映画で特徴的なのは、物語が進行する場所が全てビルの一室であり、そこでの5人の会話と回想と推理によって全て構成されていることだ。舞台でいうと一幕劇のように。とにかく5人は如月ミキと接触した人物の証言をもとに、どんどん推理をしていく。それが見えるようで見えない、事態が2転3転としていくのが非常に面白かった。そして最終的に全てのつじつまが合い、如月ミキの死の真相を知ったときは(それが事実だったかは別として)見ていて気持ちよかった。はられた伏線が次々に解消されていくのだ。そしてもうひとつ特徴的な部分としては、5人以外の登場人物がほぼいない、ということだ。如月ミキの回想シーンも顔はかくしてあり、ラストのエンディングで初めて顔を出す。ビルの一室での5人だけの空間を特徴づけているようだ。
 とにかく笑える映画になっているので、笑いたいときにお勧めである。


* Back *  * Official Site *  * Index *