嫌われ松子の一生
REVIEW

『下妻物語』や『X'smap〜虎とライオンと五人の男〜』の中島哲也監督作品。 この監督の作品は、色の使い方やミュージカル風なところなど、かなり独特です。 個人的には、衣装が色づかい含め、可愛いものが多いので、その点も楽しんでいます。

 


これは原作がそうだからですが、嫌われ松子とタイトルでうたっている割には、 人から嫌われているという感じは全くなく、ただただ、不幸に巻き込まれていくだけで、 親友もいるし、逆に周りの人からは愛されていたのではないかと思います。 歴代の男も、やっぱりその時は愛していたんだと思います。暴力的ではありますが…
人から嫌われていたというよりは、運命に(神様?)に嫌われてしまったのかもしれません。



   

中谷美紀が全身全霊で取り組んだんだなということが、ひしひしと伝わってきます。 不幸ながらもキラキラとしているのは、やはり内面からにじみ出て来ているものがあるのだと思います。 中谷美紀はもともと不幸な役のイメージがあるので、彼女の真骨頂ではあるのではないかと思います。 それに加え、黒沢あすかがとても良かったです。 松子との親友役ですが、その関係性がとてもよく伝わってきました。

  

恋人との関係にはあまり感情移入は出来ないけれども、家族との関係性はよくあるストーリーながら やはり泣かされます。 家族の愛を感じていたら、松子の一生もまた変わってきたんだろうなと感じさせられます。 もっと深く描いても良かったくらいです。 ただ後半長く感じるので、そっちをさくさく進めて欲しかったです。

脇役の人にも注目です。castに載せきれないほど出演しています。 特にゴリはぶっ飛んでいて、とてもいい味を出していました。

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