願い

大人になりたくなかった。
だから、15歳で時間をとめた。
殺されたくなかった。
だから、19歳の誕生日の前日に自殺しようとした。
けれど、勇気が無くて、貴方の顔を思い出したからとどまった。
貴方のなかでも大きくなりたくなくて
もう、数えないでと頼んだ。
ただ1つの願い。
20歳になる前に誰か私を殺して。

私がいなければ家庭はうまくいく。
私がいなければ、私の存在が目障りな人は、不快なものが消える。
私が誰かに愛されるためには
体のなかの汚いものをすべて出さなくちゃ。
でも、それも否定するんでしょう?
私の存在は害でしかない。

私が消えたら、貴方は微笑んでくれますか?