長距離バスで、ブリスベンに行ってみた。
オーストラリアは広い。どのくらい広いかというと、面積にして、日本の22倍あるらしい。車がないと、ほとんど移動は不可能、ひたすら点でしかない。しかし僕はまだ持っていない。しかし、車があるといっても、私が住んでいるプロセパインから、州都ブリスベンまでなんと1000km以上あるのだ。鉄道もあるにはあるらしいのだが、走っているのを見たことがない。こうなったら、飛行機しかないのだが、飛行機は高いし、数も少ない、しかも、僕の住んでいるところから、空港までの交通手段も非常に限られている。いったいどういたしましょうか?みんなどうしているのかな?
といったところで、試してみたのが、長距離バス、こちらではコーチと呼ばれている。物見がてら、ちょっと試しにやってみましょうかというのが、このツアーの記録である。
3泊4日(車中2泊)(28/4金「ダイビングの終わった日」〜01/5月「翌日から2学期が始まる」)往復2200kmの記録である。
バス会社はグレイハウンド、他にもいくつかあるらしいがこれしか知らない。
運転手は2人で、停車駅ごとに交代しているようだった。
カンガルー除けと虫除けがついている。
28/4金
15:00 ダイビングが終わり、ようやく船を下りる。銀行で用事を済ませ、うろうろしていたら、マイクに会い、お茶する。荷物を置きにいったん家まで帰る(ニッキーに乗せてもらった)
18:30 家でシャワーを浴びたり、メールチェックなどしていたら、意外に時間をとってしまった。バス停でバスを待つがなかなか来ない。集合時間に間に合わないのではと焦ってしまったが、観光バスらしきに無理矢理止まってもらった。聞けば、これから乗るはずのバス、意外にラッキー。
19:15 出発時間のはずが、まだバスの周りにはたくさんのバックパッカー達がチケットの確認を受けている。僕の席は4のA、くそー!リクライニングが壊れている。
19:40 20分以上遅れて出発。隣の席のドイツ人は、高校を卒業したばかりだという、英語を上達させるため、オーストラリアに遊びに来たんだそうだ。英語は下手だったが、このくらいのレベルの人としゃべるのがやっぱり楽だ。母国語の人のは聞き取りにくい。話しが深まってベルリンの壁崩壊以降、何か変わったか?などと聞いてみるが(彼はベルリンに住んでいるとのこと)、なんだか要領をえなかった。そう言えば、その当時彼はまだ6,7歳、時間の経つのは早い。
バスに乗り込むバックパッカー、車内は冷房効きすぎで寒いくらい
21:20 最初の停車駅、マッカイ、オーストラリアに来る前、僕はこの町に来るんだと思っていた。でもプロセパインに来てみたら、マッカイは意外に遠く、ここに来るのはこれが初めてだ。町にはいるとき、信号を見て、ちょっとびっくりしてしまった。そう言えば、ランドバウト(交差点で止まらずにすむように、ぐるぐる回る場所)があることもあるが、プロセパインには信号がなかったのだ。与那国島でさえあったのに、(まあ、ほとんど役に立っていないようではあったが)、ちょっと感動してしまった。ここで、トイレに行ったり軽食を取ったり出来る。
29/4土
01:30 日付も変わり最初の停車場、ロックハンプトン、疲れていたため、おりずにそのままバスの中。
03:20 グラッドストーン、この近くで松原先生は働いているのだ。直行ではないといえ、なかなかの距離、簡単には凝られないなと思う。
05:50 バンダバーグ、ショッピングセンターの中にある停留所。早朝だというのに、たくさんのバックパッカー達がここでおり、そして乗り込む。いったい何があるところやらわかりませんが。
08:00 ハービーベイ、ここで朝食を取るようにとのアナウンスがあったが、それほど食べたくないので、無視。コーヒーだけ飲む。雨も上がり、大きくきれいな虹がかかった。
10:20 マチルダ、ここのドライブインは、こぎれいでなかなか良い。ちょっと混んでいて大変だったが、サンドイッチ、カプチーノ、ハンバーガーなど(昼食もかねて)、だいたいどこの停留所にも30分程度止まる。シャワーの施設もだいたいある(有料、僕は使わなかったが)
12:00 ヌーサ・ヘッド、いかにも観光地といった海沿いの町、国道一号(ブルース・ハイウエイ)はかなり内陸を通っているので、ここまで行くとかなり遠回り、隣のドイツの青年はここでおりていった。小脇にブギーボードを抱えながら。うまく予約システムが出来ているようで、ようやくとなりの席が空いたかと思ったら、その場で他の客が座った。
このあと、サンシャイン・コーストなど、名所を横目にバスは、国道一号をひた走る。途中で寝てしまったので、次に目が覚めたときは、もう見慣れた、ブリスベンの市内だった。バスはローマ・ストリート駅に止まった。中心のシティの駅の隣、大きなバスターミナルがある。予定より30分早く(13:50)到着。19時間の旅
30/4日
16:30 来たときと同じように、そんなに時間通りではないだろうと思って、だらだらとしていたら、僕が着いたときには、一番最後だった。乗務員にも遅いねとおこられてしまった。まあ荷物がなかったので、良しとしましょう。
18:50 再びヌーサ・ヘッド、今回はあまり乗り降りする人はいなかった。
19:30 マチルダ、ここで夕食を取るつもりが、それほど腹の減っていないことに気づき、水だけ買う。売店はほとんど閉まっている。また雨だ。
マチルダのドライブイン
22:45 チルダーズ、ここまで、ずっと映画の上映をしていた。「フォレスト・ガンプ」「ミスター・ビーン」行きのバスでは機械の不良で見られなかったのだ。両方とも見たことのあるものだったが、他にすることもないので見ていた。
1/5月
03:00 日付もまた変わり、ロックハンプトン、疲れすぎているのか、中途半端なのか、うまく眠れず。ここでは外にでた。真っ暗で何もやることはない。たばこを吸い、また車中へ。
07:05 マッカイ、隣の青年は、ここでおりていった。軽く朝食を取る。時間があったので、今度来たときのため、中古車の下見。ここには買ってもいい車があるようだ。
09:10 ようやく、ふるさとエアリー・ビーチへ、住んでまだ3週間だが、妙に懐かしさを感じる風景。 17時間の旅、計36時間
ドライブインはこんな感じ
疲れは感じていないつもりだったが、昼過ぎにはどっと疲れがでて、泥のように眠った。
*経費、往復115ドル、買う時期、買う場所によって多少の値段の違いがあるらしい。
*予約は必要。全行程、ほぼ満席であった。
*ちなみに、ケアンズからブリスベンまでだと28時間、シドニーまでだと48時間。
アデレードまで54時間。シドニー、パースも54時間(丸2日と8時間だ)
だれかためしてみません?きっと安いよ。
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