私の住んでいる町
オーストラリアは広いので、なかなか説明するのが難しい。
まず、QLD(クイーンズランド州)、一度くらいは聞いたことがあるかもしれないが、オーストラリアの右上だ。(北東部)といって良いか、この海岸線を、グレイトバリアリーフが、まるで、城壁のように取り囲んでいる。州都は、ブリスベン、QLDではかなり南のほう、もう一つ有名な場所が、ケアンズこれはかなり北の方にある。具体的には、ブリスベンとケアンズの間が2000kmあり、そのほぼ真ん中にプロセパインという町がある。すぐ北には、といっても70kmくらい離れているが、ボウエンという町があり、ここのマンゴーはおいしいらしい。すぐ南には、ここら辺の中心都市と言えるマッカイがある。(やはり120km離れている)


ボウエンの町
さてプロセパインだが、ここはほぼ熱帯の入り口で、一面がサトウキビ畑で覆われている。町の中心には、砂糖の精製工場があり、産業の中心はサトウキビのようである。ここにはこの地方唯一の鉄道の駅がある。しかし、私の住んでいるところからだと、マッカイまで日帰りできないくらいの本数しか走っていないらしく、僕も実際列車が走っているのを見たことがない。ほとんど砂糖などの農作物を運ぶ貨物路線として使われているようだ。そしてこの町には、海岸線を南北に縦断する国道一号線が通っている。
駅、列車、乗降客共に見たことがない
人口は、ホストのケリーに聞いてもよくわからないと言うことだが、この地方にある唯一の高校の在籍数が750人程度、8年生から12年生まで5学年あるが、11,12年生は義務教育からはずれ、およそ半分になるので4学年で割ってみると、一学年140人、経験的に2万程度の人口ではないかと思われる。
広々と広がる牧場、通勤途中毎日見る。
ほんとに、サトウキビと牛ぐらいしかいないのだが、この町には、もう一つの産業の柱がある。それが、豊かな自然と、島々の景観を利用した観光産業だ。この辺り、観光産業を柱にしている一帯をホイットサンデー地方という。ハミルトン島、ホイットサンデー島をはじめとする十数の島々に囲まれたこの半島は、自然の美しさも相まって非常に美しいところである。プロセパイン高校に勤める教員の多くも、このホイットサンデー地方に住んでいる。
通勤道路
ホイットサンデーは大きく分けると3つの町に別れる。まず第一が、私の住んでいるキャノンベイル、マングローブで覆われた湾が見渡せる高台に、人気が集中している。ゴルフ場や、乗馬もできる牧場などもあり、ちょっと閑静な住宅街といった雰囲気。この地方唯一のショッピングセンターはここにある。

信号はなく、優先道路譲れの指示のみ
キャノンベイルショッピングセンター、行くところがないので、ビーチかここにくると必ず生徒に会う。
二つ目が、この地方の中心のエアリービーチ、その名の通り、美しい浜辺は、いつも観光客で一杯で、銀行を始め、盛り場、観光関係のエージェントもたくさんある。通りはいつも、バックぱっかーをはじめ、世界各国からの旅行者であふれている。盛り場は、ウイークデイでも深夜までにぎやかである。
メインストリート、夜になるとほんとににぎわう。


まさにリゾートといったビーチ、秋だというのに、真夏のような様子。
もう一つが、シュートハーバー、これもその名の通り、島々への玄関口、波止場である。キャノンベイルもエアリービーチも遠浅の海岸なので、船は岸まで着くことが出来ない。島々への船着き場であると共に、個人所有の船の出入り口がここになる。週末になると、この地方一帯から、船をひいたトレーラーが、駐車場を埋め尽くす。
シュートハーバー
とにかくどこに住んでいても、景観の見事さ、生活の不自由さは、変わらない。海が好きなら海辺に、山が好きなら山の中に、それぞれ自分の思うところにみんな住んでいる。どれ一つとっても、日本の住宅事情と比べると、夢のような生活だ。ただ、車を持っていないと、全くお話にならないくらい不自由だけど。
通りからかなりは行ったところだが、ここにも人は住んでいる。かなり不便だと思うのだけど
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