暗闇の内にいた。
何も見えない。
上も下もない。
浮いている感じがした。
しばらくすると。
光が生まれた。
ホワホワっとしていて、
あったかそうな・・・、
ボタ雪みたいな光が。
その時から、
僕は1人ではなくなった。
気が付けば、
光は満ちあふれ、
僕を包んでいた。
いつの間に増えたのだろう。
気が付けば、
闇は消えていた。
光は増え続け、
遂に僕は光に呑み込まれた。
ゆっくり、
ゆっくり、
上昇していった。
僕には闇しか見えない。
でも知っている。
暖かなものに包まれていることを。
そう。
翼となった光によって包まれている事を。
そうして僕は、
天へと昇って往った。