東京都立永福高等学校の紹介
1:本校の概要
所在地 東京都杉並区永福1−7−28 (詳しい地図)
課 程 全日制普通科
施 設 校地面積 20519.04平方メートル
校舎延面積 11870.06平方メートル
2:沿革
3:教育目標
自 立 自分の考えで行動し、責任を持つ。自分のことを自分で定め、抑えていく生活をする。
向 上 自分自身をより高めていく。そのためにより価値のあるものを求める努力を続ける。
畏 敬 自分も他人も、かけがいのない存在と認め、お互いのよさに感動し敬う。
5:卒業クラス一覧表
6:閉校に至るまでの経緯
東京都教育委員会は1997年度から10年間の計画で「都立高校改革推進計画」を開始しました。この中で、特色ある学校づくりの推進にあたっては、既存校における特色ある学校づくりとともに、特色化、活性化を進める上でのパイロットスクールとして、既設校の発展的統合や改編によって新しいタイプの高校を設置することが掲げられています。
この流れの中で、1997年6月から7月にかけて、「適正規模・適正配置」の対象校として永福高校と桜水商業高校の「発展的統合」による新しいタイプの高校の設置という話が出てきました。この問題に対してPTAを中心に父母の会が発足し、東京都教育委員会宛の署名運動や都庁、杉並区議会への陳情が行われました。
しかし、1997年9月に東京都教育委員会より、正式に「都立高校改革推進計画」の概要が発表され、その中に掲げられた実施計画として、2004年春に永福高校と桜水商業高校を統合して杉並地区総合学科高校(仮称)を開校することが決まりました。新学校の設置場所は旧桜水商業高校となり、桜水商業高校は2000年度にて新入生の募集を停止して2003年3月に閉校、永福高校は2001年度にて新入生の募集を停止して2004年3月に閉校というスケジュールが決められました。
閉校のスケジュールが決まった後も、PTAは2000年10月と2002年3月にPTA会長名にて東京都教育庁に対して「統合に対する要望書」を提出し、在籍生徒が良い環境で良い教育を受けられること、フォートストリート高校との交流の継続、フーコーの振り子の移設、永福高校に関する歴史的資料の保存場所を新学校内に確保する、などを要望しました。
2002年4月、永福高校4階に「杉並地区総合学科高校(仮称)開設準備室」が設置され、開設準備校長として内田 和博先生が着任し、新しい学校の準備が始められました。学校の特色には永福高校が永年力を入れてきた「国際交流」が掲げられ、学校の目指す姿には「日本文化および異文化の理解を深め、積極的に海外と交流する学校」が入れられました。
閉校にあたっては、一連の行事として、閉校記念誌の作成、閉校記念式典、謝恩会などが実施されますが、これら閉校関連事業については学校、同窓会、PTAの3者がそれぞれの利害を克服して一体となって推進することとし、2003年2月に発足した「お別れ会実行委員会」を母体とする「閉校事業実行委員会」が中心となって上記活動を実施しました。
2003年3月に桜水商業高校が閉校して大改装工事が開始されました。新学校がスタートするまでの1年間、永福高校は桜水商業高校の事務継承校として、桜水商業高校卒業生の事務手続きを代行しました。4月には杉並地区総合学科高校(仮称)開設準備校長の内田 和博先生を最後の永福高校の校長として迎えました。そして10月、都議会にて新しい学校「杉並総合高等学校」の設置が正式に決定されました。
懸案だった姉妹校・フォートストリート高校との交流事業については杉並総合高校へと継承されることとなり、2004年3月6日に永福高校校長室にて覚書が締結されました。また、永福高校の貴重な教材だったフーコーの振り子についても新しい学校に移設されました。これまで学校に所蔵されてきた永福高校の歴史的資料は、桜水商業高校の歴史的資料と共に杉並総合高校の資料室にて保管されることになりました。
2004年3月6日。永福高校は最後の卒業生を送り出すとともに、閉校式を永福高校体育館にて、「永高25年 感謝の集い」を中野サンプラザにて開催しました。同時に二十五周年記念誌『永福高二十五年の軌跡 -自立・向上・畏敬-』が刊行され、一連の閉校事業は大きなトラブルに見舞われることなく、成功裏に終わりました。
閉校式の後、残務整理、杉並総合高校への引っ越し作業が進められ、3月31日をもって東京都立永福高等学校は正式にその歴史に幕を下ろし、全ての業務を東京都立杉並総合高等学校へと継承しました。
なお、永福高校の校地は2004年4月以降、明治大学の仮校舎などに一時的に使用された後、2005年10月に東京都教育委員会から「知的障害が軽い生徒を対象とした養護学校等基本計画検討委員会報告書」として「永福学園養護学校(仮称)基本計画」が示され、その設置場所に指定されました。2006年4月から永福高校の旧校舎の改装工事に着手し、2007年4月に永福学園高等部 就業技術科として、知的障害教育部門が開校しました。今後は旧校庭に校舎を建築し、2009年4月には肢体不自由教育部門が開設される予定です。
8:永福学園の紹介