9月7日  月曜日

これが反抗期というものなのでしょうか。

親から電話がきて数分話す(とはいっても「はい」を連発してるだけ)だけで死ぬ程疲れます。

東京来てたら地元では考えられないくらいに医者になってもいいかな、と思えるのですが。

とうとう家庭教師がつきました。いよいよラストスパートです。

受験勉強を続けてもう7、8年目でしょうか。あと2、3年ですね。

それが終わると医師免許を取るために勉強、いいように仕事を見つけるために勉強、出世のために勉強ですか。

仕事をはじめると遊んでても怒られないのでしょうか。その次は見合い話かね。

地元にいた間は、ずっと教師がいいのかな、と思ってました。あの中学校に戻るにはそれしかないと。

でも家中が白目むきますよね。

それに、附中みたいなすばらしい学校に入れるわけでもないし、もし入ったとしても学校の主役は生徒ですもの。

あの頃の中学校とはまた違います。

ホント、人って何で生きてるんでしょうね。

20年間勉強して、40年間はたらいて、余命を楽しむのでしょうか。

でも、結婚はよくわからないけど、子供をもつのってすごい喜びだと思います。

私だったら育てるのはコワいから奥さんにまかせちゃいますけど。

この子供をもつ喜びって、今の母も感じてるんですよね。

だから、本当にイヤになったときは、私が死んだら母はドン底だ、なんて考えちゃうんです。

理3入って著名な医者になるのがあたりまえだったかわいい息子が

自分のせいで死んでしまったらその悲しみははかれませんよ。

だから、いいです。私の生き方一つで他人が喜んでくれるようなら。

教師になったら、生徒に本当の、喜ばしい学校生活を送ってもらうために努力するつもりですが、

そんな事が生徒に伝わるのかが問題です。

だって私は、学校を嫌ってた六条さんの気持ちなんかこれぽっちもわからなかったですもの。

医者になれば、勉強さえすれば病もなおせるから患者さんも喜んでくれるだろうし、

親も自分の思うようになって満足でしょう。

すべては丸くおさまります。

自分だって何がしたいのかよくわかんないですもん。

何かを好きになるってすごく力になるんですね。生きがいにもなる。

でも東京来て、

好きだった附中も、好きだった合唱活動も、好きだった人も(木谷さんと六条さん。多分知ってると思うけど)失っちゃって、

好きになることを忘れちゃいました。

今でも片想い中の女の子がいるんですけど、それってマンガのキャラクター。

これなら相手に迷惑かからないですもんね。大学行くと楽しいのかな……。

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六条さん 附中時代の同級生。好きだったけどフラれた。
比較的おとなしくて学校に来れなかった時期とかもあったりしたけど、根はすごくいい人。
木谷さん 附中時代の同級生。初恋の君。幼稚園でも同じクラスだったらしいが、僕の記憶にはない。
中学卒業後は、よき相談相手。