かぜのはなし(第13回)

 

ちゅ〜じえんのおはなし

最近暑いですね。もう夏です。
ちょっと前に学校でもプール開きがされましたし、膿・・・(--;
もとい 海も人でぎっしりですね。

そう、夏と言えば水泳です。

昔こんな事を言われた記憶はありませんか?

「泳いだあとは耳の水をちゃんと抜かないと中耳炎になりますよ」


さて、「中耳炎」ってそもそもなんでしょう?

これはその名の通り 中耳の炎症です。
炎症はまあ良いとして、じゃあ「中耳」とはなんでしょう?

これもその名の通り「耳の中」?
う〜ん、これだとちょっと誤解がありますね。

中耳と言うのは、鼓膜の内側に当たる部分です。

耳は外側から 外耳、中耳、内耳 の三箇所に区分されます。
内耳は今回関係無いので割愛します。

頭の横についているいわゆる「耳」と鼓膜までの耳の穴(外耳道)が「外耳」

簡単に言えば、耳掃除している部分が外耳道ですね。

そして、その外耳道のさらに奥。鼓膜の向こう側に中耳があります。
中耳の中には、小さな骨が3つ(耳小骨)と神経が1本。
あとは空気の詰まった部屋(鼓室)になっています。

そしてその部屋は耳管という細い管で耳・喉とつながっています。
(基本的には耳管は閉じています)

鼻をつまんで口を閉じて息を吐こうとすると鼓膜が内側から押された感じがするのは
この耳管が開いて、空気が鼓室の方に入ってくるためです。
これで、中耳と外気の気圧が一致するので、
飛行機の中などで耳がキーンとするのが無くなるわけです。

おっと、これは関係ない話でした(^^ゞ 
話を戻しましょう。

さて、さっきも述べたように「中耳炎」は中耳の炎症です。
基本的には中耳の中に細菌が入ることによって生じるものです。

ところが、耳の穴から中耳に入ろうとするとそこには鼓膜があります。
そう、耳の穴から中耳に入るのは無理なわけです。

つまり、耳の穴に水が入ったって、中耳炎なんかにはなりません( ̄▽ ̄)
そんな話は嘘です嘘(笑)
耳の穴のなかは体温に近いので、中に入った水は勝手に蒸発して害はありません。
ただ、気になるだけです。

ただし、泳ぐ事が原因で中耳炎になることがあるのは、間違いではありません。
水の中で口に水が入ったことがきっかけで、水の中の細菌や口の中に元からいた細菌が
耳管をさかのぼって中耳に入ってしまうことがあるのです。
こうなると、中耳炎になってしまいます。

ちなみに、中耳炎の痛みは耳を引っ張っても強くならないのが特徴です。
もし、耳を引っ張って痛みが強くなるようであれば、
それは耳の穴のどこかに傷がある、
または炎症を起こしている可能性が高いです。
中耳炎になったら早めに耳鼻咽喉科にいきましょう♪

今回の教訓。 泳ぐときは耳よりも口に注意

      


戻る 進む トップへ