かぜのはなし(第八回)

 


こんばんは
予告通り標準体重の話の続きです。
なぜ医療関係ではBMIを標準体重の指標として用いるのか?
というところで前回は終わりました。
さて、なぜBMI、すなわち体重/身長の2乗 の方がいいのでしょう?
まずこう考えてみましょう。

体を支えているのは、まず骨、そして筋肉です。
その筋肉ですが、基本的に筋肉の力の強さに関係するのは
その太さであり長さはあまり関係ありません。
骨もそうですね。長さが長くなっても頑丈には
なりませんが、太くなれば強度が増します。

つまり、体重そのものは体の組成が同じであれば
体の体積にほぼ比例するのに対し、その体重を支える機能は
断面積に比例することになります。
そのために「体積あたりの体重」が同じであった場合、
つまりローレル指数が同じであった場合では、
身長が大きい方が筋肉や骨にかかる負担は大きくなってしまうわけです。
ローレル指数の基準値は年齢とともに小さくなります。
これは基準値が変化しないと、加齢とともに身長が伸びるにつれ、
体を支える強度と自身の質量との不釣合いが大きくなってくることに
その理由があると考えられます。

一方、BMIの場合は身長の2乗あたりの質量であるので、
体積ではなく面積を基準としているため、
体を支える機能の強さを考えると都合が良いわけです。
もっとも、年齢によって筋肉・脂肪・骨の割合は大きく異なるために、
常にBMIを基準とすることにも問題があります。
そのため学童期、つまり小学生の時期の基準はローレル指数を用い、
それ以外の年代、乳・幼児期や中学生以上ではBMIを基準にします。
小学校のころの身体測定の時の身長や体重を書く用紙に
ローレル指数が書かれていたのはそのためだったんですね(^-^)

以上、標準体重の話でした。
今回はちょっと信憑性の薄い話も含まれていますm(__)m
では、次回(かぜのはなしの続きを予定)までごきげんよぉ♪
(文責:蔵羽 浩真) 


      


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