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たくさんの登場人物とエピソードを巧みに操った ドタバタミステリ(?)。 凝ったつくりの本にとっても好感がもてました。 ミステリ初心者にオススメです。 |
上に「ドタバタミステリ」と書きましたが、そんな言葉があるかどうかは不明。(すみません)
なんだかそういうイメージだったので。
お福は森博嗣と宮部みゆきのミステリしかまともに読んだことないのですが、
どちらともがらりと違って、新鮮でした。
こういうのもあるのか〜、って感じですね。
構成が・・・、なんと言うんでしょう、ドミノ式!?
細かくてばらばらだったものが一つが倒れたために連鎖してくっついていく感じでした。
核があって、それが大きくなっていくんじゃなくて、本当にドミノ式なんです。
だから主人公は誰か、ということになると難しいんでしょう。
さすがのタイトルですね。
伏線だけで終わってしまった感じもありますが、
お福はこういうのも好きです。
人生なんて伏線だらけで結果なんてどこにもない
ということを作者は知っているように思えます。
偶然が重なりすぎだという意見も正直お福の中にありますが、
フィクションの世界なのであんまり気にしません。
偶然が重なるという不思議で楽しいところが
フィクションの魅力の一つだと思います。
そういう意味では、構成、タイトル、表紙などが、緻密に作られていて、上級のフィクションですね。
ただちょっと引っかかったのが、場所ですね。
親切に地図までのっけてあるのに、地図を見てもイメージがうかびません。
東京の地理もさっぱりだし、都会の駅もさっぱりでした。
田舎者はこれだからいけません。
でもまぁ、そんなのは忘れて楽しめました。
さぁ、初のキリリクということを少し意識してみました。
ちょっと知識人ぶってます(笑)。
NANAさん、こんなもんでどうでしょう?
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