いつか記憶からこぼれおちるとしても

江國香織の短編集。
教室の中のみんなは、
同じ服を着て、同じような顔をして、同じ授業を受けているけど、
本当はそれぞれ違う。
同じような友達で集まっても一人一人違う。
理解できることもできないことも、全部違う。
ある女子高の高校2年生の女の子たちをそれぞれの視点で描いた、
でも一つ一つをまったく違う角度から捕らえた短編集。

こういう「出来事」や「思想」ではなくて、
「人」に焦点を当てた本がお福は大好きです。
3つとも、区別をつけるのは難しいんですけど。

ひさしぶりに江國香織のほんを読んだけど、
やっぱりいいね。
このくらい本を読むようになったのは、
江國香織の本を読んでからなので、
やっぱり、自分は江國香織を読んでるときが自然な感じ。
最近本を読んでて、「これってポーズじゃないの?」って思っちゃう。

柚のような青春が送りたいなぁ。
男の子と手をつないで、歩くだけのデート、って憧れ!!
豪華ツアーよりいいですよ。

最後の2編はちょっと異色。
「雨、きゅうり、緑茶」はすごく江國さんらしいと思う。

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