夜道
1人で夜道を歩いていた。。トボトボとあても無く。。
何処へ行けば終わるのか。。。この道は。。。
そんな事もわからないまま。。。歩いていた
自分の好きな歌を。。口ずさみ。。。歩いた
何度も何度も。。。口ずさむ。。。だけど。。一個所。。出てこない
なんかくやしくなったけど。。あまり気にはしなかった
誰か向こうから歩いてくる。。。だけど。。そんなに気にならなかった
歩いてると。。。缶が落ちていて。。。それを蹴って歩いていた
でもその缶も。。途中で。。。溝に落ちた。。。また1人になった
こんなに歩いて。。。僕は何処へ行くのか。。。一体何がしたいのか
わからない。。。。わからない。。。わからない・・・
急に寂しくなった。。。電話してみようかな。。。電話をかけた。。
でも繋がらない。。。何度かけても繋がらない。。。
。。。電話を諦めて。。。また歩き出した。。。
何時間。。。何キロ。。。何の為?。。。。
そう聞かれたら。。。言葉に詰まる。。けど。。。けど
自分の中の。。。穴がそれを。。。飲み込んで行く。。。大きく口を開け。。
そんな中。。。僕の電話が鳴った。。。それは彼女からの電話だった。
急に。。夜道は明るくなり。。道を照らし出した。。。
そっと。。。道を教えてくれてる。。。
そうだ。。。僕は。。。君を探していたんだ・・・
ただ。。。会いたくて。。。会いたくて。。。歩き続けたんだ。。
僕は。。。そっと腰をおろし。。。歩くのを辞めた。。。
僕は。。。そっと空を見上げた。。。そこには。。丸い丸い。。大きな月が。。あった。。。
君をそっと抱きしめ。。。ささやいた。。。愛してると。。。
今度は一緒に。。。来た道を。。。歩いて帰った。。。二人で。。手をつなぎながら。。
永遠に。。。歩き続けた。。。ずぅ〜っと。。。二人で。。。歩いた
僕の。。。愛しい人よ。。。。一緒に。。歩いて行こう。。永遠にどこまでも。。。
二人で。。。そう。。心で呟いた。。。彼女は黙って。。僕の手を強く。。。強く。。握り締めた