the room


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珍しくクラスの女子としゃべった。


内容は昨日のテレビ番組が面白かっただの、携帯の調子が悪いだの、

プーさんが果てしなく可愛いだの、笑っちゃうくらいどれ1つとして、

オレの興味を引くような話題では無かったため、「ふーん」やら「そうなんだー」やら

「へぇ〜」(机を叩きながら)やら適当に受け答えしていると、突如相手の顔色が曇った。


しまった、関心が無いのがバレてしまったかと思い、

「あ、どうかした?」

と聞くと、

「ううん、何でもないよ」

と答えたので、これ以上適当に返事をしていては相手を不機嫌にしてしまうかも知れないと

感じ取ったオレは、今までの2倍ほど真剣に受け答えをすることにした。


といっても、やはり「へぇ〜」(机を叩きながら)しか引き出しは無いわけだが。


それからもやはり、タッキー&翼がかっこいいだの、今度のテストどうしようだの

聞いてくるので「うん、かっこいいよね」、「うん、がんばって」と答えるという、

それはそれはたわいの無い会話を続けていたのである。


そんな会話を10分ほど続けていると、またもや突如相手の顔色に変化が。


今度は曇ったのではなく、何かに踏ん切りがついたような、そんなスッキリとした

表情をしていたのである。そんで、


「どうかした?」

と聞くと相手は

「うん、何かね今心の中のモヤモヤがとれたような気がするの・・・」

「ほう、それはどんなモヤモヤがとれたんで?」

「熊君てね、誰かに似ているような気がしたんだ、最初は誰だかわかんなくて

なんかイヤだったけど、今それがなんだったか気付いてスッキリしたの」

「オレに似ている人?」

「うん、いつもそっけなくてね、でも時々面白いことを言ってくれたりして笑わせてくれる、

けど、そのいつまでたっても正体がつかめないミステリアスな人・・・」

「それは誰?」

「うん・・・





世界まる見えのナレーションの人。昨日見たの☆」

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