典型的な書き換え練習をさせられるものの一つに、
「第4文型から第3文型に変換せよ。」というものがあります。
前置詞の to や for を使って書き直すというあれです。
「どちらでも表現できるのなら、第4文型の語順さえ覚えておけば充分」
と高校時代の私はそう思っていました。
英語の苦手な者にとって、いちいち前置詞のどちらかを覚えるのは
手間がかかり、苦痛な作業です。
でも、ちょっと複雑な文を作ろうとすると、
第3文型を用いないと表現しきれない場合がある。
そういう文の紹介をします。
※参考文献[ FAVORITE ENGLISH-JAPANESE DICTIOANRY 東京書籍 ]
whoever の項には次のような例文があります。
Tell I'm not home to whoever calls me.
「だれが電話してきても私はいないと言ってくれ。」
この文を参考にするとよくわかります。
確かに、
Tell A(話す内容=もの) to B (人).
という文型ですよね。
つまり、
A= I'm not home 「私が家にはいない」ということ
B= Whoever calls me 私に電話をかけてくる人なら誰であっても
という構図になっているわけです。
これを第4文型で表現しようとすると、
Tell whoever calls me I'm not home.
となり、
確かに理解するには複雑な文章になってきますね。
つまり、目的語の部分に節などがきた場合には、
第3文型を使って、目的語をはっきりさせやすいんでしょうね。
こういう文章を読みこなす、また使いこなすためには、
必要不可欠なことだと言えましょう。