No16〜

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No20〜

| 落合小平次殿時を移さず与力五拾人・同 心百人、彼是三百余人を召供し、右京の 進殿を目付として梅屋方へ向はれける。 梅雪は亭主勘兵衛を呼びけるに、此騒 動に家内の男女逃失、勘兵衛只壱人居け るが、袴着ておづおづ出て平伏す。正雪申 けるは、今朝より物騒がしく家内の者 共嘸恐れ逃つらん。其方壱人残り居る事 定めて苦労におもわれん。返す返す恐るる 事有るべからず。誠に一樹の?河の流れ を汲む事も多少の縁と聞なれば、我々 かかる世話に成る事も、嘸深き宿縁ならめ 扨我々子細有て、今爰にて切腹致すなり。 夫に付其方穢たる此家に住居もなりがたく、 |