No16〜

 

 

No17〜

 

 

No18〜

 

 

 

No19〜

 

 

 

 

No20〜

落合小平次殿時を移さず与力五拾人・同
心百人、彼是三百余人を召供し、右京の
進殿を目付として梅屋方へ向はれける。
梅雪は亭主勘兵衛を呼びけるに、此騒
動に家内の男女逃失、勘兵衛只壱人居け
るが、袴着ておづおづ出て平伏す。正雪申
けるは、今朝より物騒がしく家内の者
共嘸恐れ逃つらん。其方壱人残り居る事
定めて苦労におもわれん。返す返す恐るる
事有るべからず。誠に一樹の?河の流れ
を汲む事も多少の縁と聞なれば、我々
かかる世話に成る事も、嘸深き宿縁ならめ
扨我々子細有て、今爰にて切腹致すなり。
夫に付其方穢たる此家に住居もなりがたく、