| once in a blue moon |
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----------------------------------- 午前5:00 私は仕事をするため外へ出る。 1月、2月にもなるとかなりの冷え込みで家から出るのをいつも躊躇う。 漸く這い上がり、小さくなりながら着替えを済ませ玄関の扉を開ける。 冷たい風が頬をすり抜け、袖口を抜け、一気に戻りたくなる。 ほんの4、50分歩く仕事だっていうのに、億劫な気分しか頭には無い。 まだ真っ暗な道。坂を上っては下って、平坦な道を歩く方が少ない。 おかげで足の力だけは強くなった。心も同様に強くなって欲しいもんだが。 服の擦れ合う音、靴音、木々の揺れる音、通り抜けていく風の音だけが聴こえる ふと取り残されているような気分になる。 今この時、自分ひとりしか居ないのではないか・・・ 妙な淋しさが込み上げてくる。 ----------------------------------- 午前4:00 何をするわけでもなく朝を迎えた。 やけに温かくて冷たい水を一杯一気に飲み干した。雨の降る前兆だったのか。 "さぁ・・煙草吸ったら行くとするか" まだ空は暗く、さっきまで聴こえていた雨の音はもうしない。 いつもどおり億劫な気分で玄関の扉を開ける。 雨の匂いがする。地面の濡れた匂いは結構好きだ。 最近町のあちこちで花の匂いが漂って、春は其処に来てると実感する。 風の温度と匂い。体中で季節を感じるということは素敵だなと思う。 このことで億劫な仕事も一気に楽しさに変わる。 単純だなと思いつつも、新たに何かが発見出来るのではと考えれば 重い足取りも軽くなるというものだ。 ----------------------------------- 考える事が山積みされている。 布団に入り目を瞑るといろんなことが浮かんでくる。 眠れないせいもあるんだろうが疲れは増すばかり。 夜も深まった頃、静まり返った"無"の中で、急に淋しさが込み上げてきた。 気付くと少し視界が曇っていた。 人が恋しくてたまらない・・・・ふとそんな感覚が体中を支配した。 "あいつは元気にやっているだろうか" 恋人のようにふざけ合い、自然と肩を寄せ合った"友達" 一緒にずっと居られるなら友達のままでいたいと願うあまり 大事な物を忘れていたのかもしれない。 お互い好きだったのは間違いないのに・・・ どこかで苦しくなって自然と離れたんだろうな。 "会いたいよ・・・"声にならない声で呟いた。 きっと、あの感覚を味わう事は二度とないだろう。 ----------------------------------- 彼が倒れてから約15年、定期的に通った病院までの道。 そして一年前、彼が死を迎えるまでの一ヶ月毎日通った道。 二度ととは云わないが多分何年も通らないと思っていたこの道を今走る。 つい昨日の事のように思え、彼がいない事がまだ現実でないと感じる。 病院に行けば笑って迎えてくれるような、そんな気がしてならない。 彼がいなくなって約一年。唯、時の流れが早い事だけが重く圧し掛かった。 傍にいるのが辛くて泣きそうな時、一服でもしてくるわと外に出た。 吐く息が白く、ベンチに座るととても冷たい。空を見上げると星がきらきらしていた。 心が痛いのも体が凍えるのも星がきれいな事も全てを夢だと片付けたかった。。 いなくなる直前にカーステレオから流れてきた曲が頭から離れない。 その曲を聴く度にあの時の記憶が鮮明に蘇り、胸が締め付けられる。 聞かずともこの道を通る事で頭の中はその曲がリピートする。 どちらも切り離したいけれど、切り離したくないと思うのは何故なんだろう。 ----------------------------------- 何がこれ程までに無気力にさせているのだろう。 仕事は忙しく、なかなか出来ない勉強もすることが出来た。 この何週間は本当に自分の表情が変わるほどの充実感を味わっていた。 それなのに此処に来て現れるものは一体なんなんだろうか。 体のバランスが崩れてきているからだろうか。 精神的にダメージを与えるものが現れたからであろうか。 人間なんて簡単に楽から苦へも行くし、仕方ないことなのかもしれないが どうしていとも簡単に落ちることが出来るんだろう。 なんだかとても悲しい事だと感じているよ。。 ----------------------------------- 突然現れた不幸は 彼女の全てを奪い取った。 前向きに生きられない。 生きられる訳が無い。 癒されるまでの時間は どれ程永い事だろう。 優しい言葉も掛けられるはずも無く 唯、見守る事で精一杯だ。 ----------------------------------- 真面目に生きようと思い始めた。 神にも縋った。 正しいと思っていた。 そんな矢先不幸が訪れた。 何が正しい? 神に許しを請えば全て無かった事に? 神なんていない。 全てを動かしているのは自分自身なんだ。 逃れる事なんて出来ないんだ。。 全てを受け入れるしかないんだ。 ----------------------------------- 鬱憤を思う存分吐き出したとしても聞き入れることが出来ない人。 自分の欲望は通すけれど私の欲望は聞き入れない。 話をしても数分前のことを忘れ「聞いてないでしょ?」と聞くと 「ちゃんと聞いてるよ」等と云う。彼の云う事は殆どがアゲ足の取れるもので 突っ込むとしても「そう?」「そうだっけ?」と云う答えばかり。 打っても響かない。 彼は悩んだ事や落ち込んだ事が無いらしい。 何の苦労もせず好きなように生きてきたと。 親も怒らなかったし、何云われても好きなようにしてきたと。 色んな話を聞いて私とは正反対の生き方をしてきた人だと気付く。 私は彼が理解できないし、その親の事も到底理解など出来ない。 今まで色んな人を見てきた。 悩んで落ち込んで、叱られればナニクソって頑張った人、 散々苦労をしてきた人は人の痛みも分かるし、 いろんな意味でどんどん成長していく。 其れが無い彼には、怒られようが見放されようが 頭の中は子供のまま止まっているんだ。 だから何を云っても変わらないと分かっているのだが ここで云うことを止めてしまったら終わりだと話し続ける。 でも、ホントにこれで良いのだろうか? 私は馬鹿なのかな・・・・自分自身が情けなくなってくるんだよ。 ----------------------------------- 何気ない行動 なんの意識も無く通るこの道 ふと見上げた夜の空 青く大きな月が顔を出す 冬の肌を刺す冷たい風に何かを感じながら 思い切り深呼吸 冷えた空気が体の中に染み渡り ほんの数秒前の自分とは違う 新しい自分になった様な そんな気分だった ----------------------------------- 私の欠片 何処へ ひらひら ひらひら 何処へ ----------------------------------- キュッとなるこの想い 思い巡らすと体中が震え ふと吐いたその溜息 二度と届く事は無いけれど いつまでも忘れる事の無い出会い 心の色 吐息の色 肌の色 今の気持ちは何色? キミの色はどんな色? ----------------------------------- 君は云ったんだ、嘘つきだって。 泣いて云ったんだ、言葉にならないさよならを。 切羽詰った気持ちは分かっていたんだ。 でも、いつも通り君から電話くれるって 高を括っていたんだよ。 傍に居るだけで駄目なの? このままでも十分幸せじゃない? 「楽しいだけの時間を過ごしすぎたのよ」 前に進みたいっていう気持ちと このままでいいと云う気持ちは 重なる事はないんだね・・・・ 去って行くのは引き止めないよ。 前に進もうとしているんだから 僕に止める権利なんてないからね・・・ ----------------------------------- これが最後のお願い。この願いはきっと叶うはず。 だって心からのお願いだから。 ・・・そう思ってた・・・ 私は貴方が大好きでした。貴方も同じだと思っていた。 けれど貴方は約束を意図も簡単に破った。 もう、傍に居るだけでは駄目なの。 楽しいだけの時間を過ごすにはもう若くないから。 先が見えなくて、1人でもがいて・・・ そんな時間を過ごすのは、もう嫌。 心と体が千切れそう・・ 戻る事が出来るならどれだけ楽か・・・ 大好きだけど、さようなら 幸せにしたかったけど、私では無理だったみたい 素敵な誰かに会えるといいね。 それだけを願っているよ ----------------------------------- 気が付くと俺はいつも違う場所にいる いつか見た場所 いつか見た景色 現実にはいる筈のない場所 とても懐かしい場所 これはどこなのかわからない けれどいつも胸を締め付けるんだ 夢なのか?現実なのか? 此処に留まりたいのに気付けばまた違う場所へ 俺は誰だ?此処はドコだ・・・ 誰も振り返らない まるで見えていないように通り過ぎる・・・ 誰も気付かない・・・ ----------------------------------- ふと気付くと頭の中が真っ白だった。 何も変化はないと思っていたけれど 急に何もかも無くなった気がした。 今まで何をしていたんだろう・・・ 何を考えていたんだろう・・・ 何を見、何に触れていたんだろう・・・ 何かを食べればお腹は満たされる。 何をしたら心は満たされるんだろう。 ----------------------------------- 醜い自分 気付くと途端に虫唾が走る 吐き出したい 真っ白に漂白したい どうしようもない気分に侵される どうして此処に居る 何故 存在する 誰か 手を差し伸べて・・・・ ----------------------------------- 穏やかな気持ちの自分が居る なんだろう・・・この感覚 自分では分からない 笑みを浮かべる自分が居る 何かが満たされてるのかな 自分では分からない 何かを感じる事に疎くなって気付かないだけか・・・ それでも このあたたかい何かに気付けただけでも いかれたやつらよりマシか・・・・ ----------------------------------- いつまでも眠りの中へ ----------------------------------- 毎日過ごすごとにいろんな事が嫌になっていた。 私自身居る意味が? あいつが鬱陶しい。 車の改造音。 果たされない約束。 毎日流れる殺人のニュース。 子供への虐待。 なにもかもうんざり。 まともな世界はどこにある? ----------------------------------- 私は、ある事がきっかけで 日頃溜まった鬱憤を言葉に変えて吐き出した。 兎に角、汚い言葉で。 その応戦として暴力が戻ってきた。 乳飲み子を抱えてる状態で、殴られ蹴られ 哺乳瓶や粉ミルクの入ったカバンが飛んで行った。 そして、あたり一面粉ミルクが飛び散った。 殴るのは止まらない。 その反動でかばっているつもりだったが子供の頭に思い切りゲンコツが当たった。 偶然にしろ無抵抗な子供、しかも柔らかい頭を殴るなんて考えられない。 抱いてるのを知っていて突き飛ばすなんてありえない。 憎悪だけ残った。 ニコニコはしていても純粋な赤ん坊の心は深く傷ついてるに違いない。 それが悔しいし悲しい。 1日経ち、私の体のあちこちにあざが出来ていたし体中が痛い。 確かに汚い言葉で罵った。でも事の発端はむこうだ。 自分では何一つ悪いと思ってないから出来るワザだと思うが。 言葉の暴力もいけないと思うよ。 でも男の力で本気で向かってきたら負けるに決まってる。 暴力は最低だ。 ねぇ、事情は別としてさ、これってDVじゃないの? ----------------------------------- 久し振りにブルー。言葉に出来ないモヤモヤ。 何だかとても淋しくて 何だかとても切なくて。 夢に現れた人影は味わった事が無いほど優しくて また会いたいと願うけど 眠れば会えるかもと心躍るけど 会えなければきっとまたいつもの哀しさがやって来る・・・。 例え現実でなくても、まるで初恋のようなドキドキに似た、 そんな気持ちにさせてくれた 人影にもう一度、 ううん、ずっと一緒にいたい。 ----------------------------------- 結局今の所4回。 これからもあるのだろうか。。 4回目のは何ヶ月経っても痕が残ってる。 いやだなぁ 寒気がするなぁ 現実逃避したいなぁ ----------------------------------- 何故当てにしてしまうんだろう。 何故頼ってしまうんだろう。 それはいとも簡単で 私一人で出来てしまう事。 なのにアレは何故 唯、面倒だと思うのだろう。 私が出来るんだから出来ないはず無いのに。 全部一人でやるわけでもないのに。 唯々、やらないに越した事は無いのだろう。 それを分かっているのに 何故頼ってしまうんだろう。 云うだけ無駄、腹が立つだけ馬鹿らしいのに・・・。 やはりやって当たり前と思ってしまってるからか。 云えば変わる きっと理解してくれる。 なーんてきっとずっと無理なんだろうな。 それを分かってて何故・・・同じ事の繰り返しなのに・・・ ばかだなぁ、私。 放っておけばいいのに、私。 いい加減、気付けよ私。 ----------------------------------- ふとあの頃に戻りたいと思った なんとなく相手を意識して 突然異性だと気付く 目を見る事が出来ず 下ばかり向いてたあの頃 あー今の私は恋をしてないな 別の愛情を手に入れて 別のドキドキはあるけれど その中の安心感にどっぷり浸かっている あの頃のドキドキ 他の事が手につかない自分 妙に不安で 時間があれば声が聞きたくて 会いたくて 駆け引き 温もり ドキドキ 今のものとはまったく違う 彼は元気かな あいつも元気かな 今はせいぜいテレビに好みの人を見つけて眺めるだけ 夢の中で出会った人に恋焦がれるだけ 唯の夢 勘違いの胸の高鳴り それが何故か苦しかったり・・・ そんな勘違いで懐かしいモヤモヤが生まれて それだけで楽しいこともあったり・・ でもやはり 恋したくなる それが勘違いでも ドキドキしたくなる あの頃のように・・・ ----------------------------------- 本音は殺したい。それ程の憎しみを植えつけられた。 本音は消えたい。それ程の痛みを心につけられた。 憎しみ、悲しみ、ありとあらゆる地獄の思い。 何故・・・何故・・・こんなに苦しまなければいけない。 前世の私がどんな卑劣で汚い人間だったら、こうなるの。 今此処に居る私はどんなに人を傷付け、苦しめて居ると云うんだろう。 わからない。わかりたくもない。 人間の皮を被った気狂い。 大事なものとわかっててそれに手を付けた。 それ程卑怯なことがあるか。 それ程の痛みなど知らないくせに。 世間の通りも知らぬくせに。 代替なんてものは存在しないのに。 自分が思い通りにならなければ何をやっても許されるのか。 今までに散々人を傷つけても、何も感じないくせに 自分に起こった事に過剰に反応して、どうでもいい事にキレて 生きてきた、ん十年好きな事だけしてきて、 反省をしたことが無いと言い切って、 自身が面白おかしければいい・・・そんな考えの人間・・・ だから為せる業か・・・ 恐ろしい 恐ろしい そんな人間と関わりたくなど無いのに 恐ろしい 恐ろしい ----------------------------------- いつまでも忘れられない人が居て 思い出はいい事ばかりだけ残っている。 辛い事も悲しい事も裏切られた事もあったはず。 それを覚えているのに、 楽しかった事だけ心に刻み込まれている。 会えないから、話せないから、夢に見る。 夢の中で別れを何度も繰り返す。 夢なら楽しい事だけでいいじゃない? 好き勝手に、良い様に作り上げられてもいいじゃない。 なのに何故何度も苦しい思いをするんだろ。 またはっきりと傷付くほどにリアルな夢を見た。 堪えきれず、泣き叫びそうになった時、 "目を覚ませ、これは夢だ"と聞こえた気がした。 私は少し泣いていた。しゃくりあげる寸前の状態だった。 凄く胸が痛かった。 ----------------------------------- 人の話を聞きもしない いざというとき頼りにもならない 都合のいい時だけ甘えるな 他の誰かが思い通りに動いたとしても私は騙されない 何が悲しい それだけの事を人にしてきたと気付けよ 自分だけがつらい思いをしたと 自分だけが苦労してきたと思うなよ 被害者ぶるな いい加減自分のしてきた事に気付けよ ----------------------------------- Copyright (C) 2004~2011 ao All Rights Reserved. . |
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