パトレイバーを語るE
さてこれで最後です(たぶん)。第1小隊の南雲隊長のお話です。

南雲隊長といえば後藤隊長と共に隊長室で座ってるイメージが強いです。
しかし劇場版第2作では主役だったりします。この劇場版2で隠された
南雲隊長の過去が明らかにされます。

この映画はファンの間では賛否両論だと思います。ストーリー的には
何の問題もない、というか傑作中の傑作です。東京でクーデターが
起きたらどうなるか。大学の講義でたびたびネタにされるのも頷けます。
僕もこの作品が大好きで、何回も見ています。

しかし、パトレイバーのキャラクターを大事にしている人(正統な
アニメヲタクな方々)にとってはかなりイタい作品だと思います。
イングラムは引退してデータ収集用の実験機になり、第2小隊は解散(ひろみちゃんは残ってますけど)、
さらには南雲隊長の過去がまざまざと明らかに・・・。
第2小隊のメンバーはそれぞれの居場所を見つけ、新しい道を進んでいます。
別に話を2002年にしなくてもよかったのでは?と思ったりもします。
「第2小隊のその後」は見たくない人も大勢いたでしょう。

さて、本題の南雲隊長ですが劇場版とテレビ版では設定に違いがあると
思われます。まず第1に、髪の毛の色が違う(爆)。劇場版は黒髪っぽく
見えますがテレビ版は茶髪です。これはけっこう謎です。
そして後藤隊長との関係。テレビ版の続編である新OVAでは後藤さんと
なかなかにいいかんじ!?(実はそうでもない)だったのですが
劇場版では柘植の存在がクローズアップされているうえに、後藤さんの
「結局俺には、連中(第2小隊のメンバー)だけか・・・」
というセリフ・・・。悲しすぎる展開です。個人的にTV版の南雲隊長の
方が影がなくて好きですね(笑)。
2002年03月21日 01時24分55秒


パトレイバーを語るD
遂に5回目です。「零式」の話です。

「零式」とは劇場版1作目に登場した警察用レイバーです。しかしこの零式、外観がどう見ても「悪役」なんですよね。冷血漢な雰囲気たっぷりです。
見るものに恐怖心を与えるオープンフェイス状態。
細身でセクシー(!?)な外見に似合わず、イングラムを片腕で持ち上げる
驚異的パワー。登場時間はかなり短いものの、数あるレイバーの中で
人気はトップクラスです。僕自身もイングラム2号機と並んで一番好きなレイバーだったりします。

この零式、パトレイバーファンの間ではグリフォンと並ぶ強敵として認知されています(たぶん)。グリフォンと違い「警察用」なのにイングラムの敵として登場する零式。この不条理さが人気の秘訣?でしょうか。
「グリフォンと並ぶ強敵」ということでこの2機はまったく別の世界に存在していたわけですが、ファンなら誰でも「夢の対決」を妄想するわけです。

・・・・・・零式とグリフォン、どっちが強いんだ・・・・・!?

この妄想が現実となったのはコミック版です。「AV−X0 零式」が
「AVR−0」として登場します。本家の劇場版零式と外観はほとんど
同じですが、ソフト面がまるで違うようです(専用の指揮車+人工衛星との連携で敵の位置を察知したりする辺り)。今流行り?のGPSみたいなもんでしょうか。

そしていよいよAVR−0とグリフォンが戦います。R−0のパイロットはなんと野明です。結果は指揮者を止められ機能停止したAVR−0の不戦?敗。
まともに戦ってはいませんが、コアな零式ファンとしては
「零式のコクピットハッチをひっぺがすグリフォン」
が許せません(笑)。せめて「抜き手」の1つも見せて欲しかったです。
AVR−0はオープンフェイス機能があるのか不明でした。

これからもイングラム・グリフォンと人気レイバーの3強として
活躍していって欲しいものです。
2002年03月21日 01時22分54秒
パトレイバーを語るC
さてこの連載?も4回目に突入しました。一般の方々には相当に意味不明な日記に
映ることでしょう。今回はまたメカ(レイバー)のお話です。パトレイバー
全シリーズにおいて「第1小隊」に配備されていたレイバーについてです。実は
主役の第2小隊より圧倒的に機体バリエーションが多いのです。

<コミック版の第1小隊>
・ 95式MPL
コミック1巻に登場した、非常に可愛らしい警察用レイバーです。
作業用レイバーを改良したものらしく、動きが鈍そうですが
とても味のある機体でした。ちなみにクラブマンハイレッグにより
ズタボロにされていました。海洋堂から1/48でキット化されました。

・ 96式改
第2巻〜13巻?辺りまで活躍した機体で、僕自身もかなり好きな
機体であります。廃棄物13号との格闘戦が素晴らしかったです。
電磁警棒の替わりに「電撃端子」というものを装備しています。
これも是非キット化してもらいたかったですね。

・AVS-98
アニメ版では「AVS-98 Mk-U “スタンダード”」として登場した
ものです。外観はイングラムより鋭角的でカッコいいです。
アニメ版では特車2課への配備が見送られましたがコミックではしっかり
活躍しています。ぶっちゃけた話、ピースメイカー(アニメ版第1小隊機)
よりも強そうです(笑)。211号機(石和機)はグリフォンを相手に
奮戦。自分でも「かなりイイ線いってたと思うよ」と言っていましたね。
212号機(古賀機)はアニメの212号機(ゆうき機)に同じく、グリフォンに
銃を奪われハチの巣にされるという失態を演じています。なぜに
古賀巡査がエリート揃いの第1小隊に配属されたか不明です(笑)。

<旧OVA版第1小隊機>
・ アスカMPL
篠原重工初期の傑作機「アスカ(大将)」を警察用に改装したもの。
劇中ではあまり活躍する姿が見られませんでしたが、これも「古き良き
レイバー」な雰囲気で、こじんまりとしていて好きですね。

<アニメ版第1小隊機>
・ パイソン
アニメ版オリジナルです。機動隊をモチーフにしたと思われる
バイザーやシールド、機体色が渋くて好きです。SRX−70や
スタンダードなど、何度か新型機導入の話もあったものの、見事にこれを
回避。最終話直前の「ピースメイカー」導入まで見事にその役を
演じきりました。

・ ピースメイカー
これもアニメオリジナル。AV−0という形式番号から、劇場版に
登場した「AV−X0 零式」の後継機と思われがちですが、個人的に
その可能性はないと思います(笑)。劇場版とアニメ版はまったく
別の世界ですしね。このピースメイカー、イングラムより高いという
設定なのに劇中では完全にイングラムの引き立て役。カッコいいのは
その外見だけでした(笑)。クラブマンにボロカスにやられる様は
見ていて壮観(!)でしたね。ゆうき機の弱さは特筆モノです。
このレイバーは「ニューロンネットワーク」というシステムを
搭載しており、周辺地域に被害を与えないように駆動するという素晴らしく
もメチャクチャな機体でした。これが仇となり、対グリフォン戦では惨敗。
「新型なのに弱い」イメージがあります。外観がカッコいいから好きですけど。。。
外観的には優等生タイプ?でしょうか。零式と比べてみると明らかに
「善と悪」。やはり零式の後継機ではないのでしょう(笑)。
2002年03月20日 16時00分00秒


パトレイバーを語る3
ついに3回目です。いつまで続くのでしょうか。今回はパトレイバーに
登場するキャラクターの話です。基本的に登場人物の設定は
どの世界でも同じなのですが、ここでは微妙な違いについて語ってみます。

<香貫花クランシー>
ニューヨーク市警察から研修で特車2課に配属される女性です。
階級は巡査部長。クール&ドライな性格はどの世界でも変わりません。
すべての映像作品に登場する彼女は、基本的に同一設定ですね。
唯一、コミック版だけは設定が大きく異なっていました(特車2課に
配属されていない)。また、彼女が「ババコン(お婆ちゃん子)」で
あることはTV版のみはっきりと確認できます(笑)。

<熊耳武緒>
コミック版では第2巻から登場。当初は「コミック版の香貫花」
というイメージが強かったキャラです(階級は巡査部長)。
現に熊耳さんは旧ビデオ版、劇場版など香貫花がレギュラーとして
登場する作品には存在していない様子。熊耳さんは映像作品には
登場しないのかと心配していた矢先、アニメ版に登場(香貫花が
アメリカに帰国した後に配属)してくれました。香貫花とは異なり
シャレが通用?するところ、絵心がないところ(笑)、幽霊その他の
怪談話が大の苦手なところ、などなど面白くも可愛い面を持ち合わせた
沈着冷静キャラです。また太田や野明など第2小隊のメンバーを
やさしく見守っていた風に見えましたね。

また「内海課長」と関係を持っていた過去があり、いずれの世界でも
「グリフォン編(アニメ版およびコミック版)」ではかなりの
キーパーソン(というか裏の主役)になっていました。
新ビデオ版「VS」、コミック版終盤で香貫花と対面するシーンが
ありますが、馬が合わない様子。そこがまた面白いんですけど。
2002年03月18日 03時31分40秒


パトレイバーを語るA
さてこの連載も2回目です(ぉ)。
各世界によって異なるディテールを持つメカ「レイバー」に
ついて独断と偏見をもって語ります。

<イングラム>
まず主人公機のイングラム。各世界によって微妙にデザインが変更
されています。
・ 旧ビデオ版
・ コミック版
・ 劇場版(TV版&小説版は劇場版と同じデザイン。一部色変更のみ。)
と、いちおう3種類存在しているようです。頭部のデザイン変更等も
入れると劇場版2,3のバージョンも存在することになります。
またイングラム自体も1〜3号機存在しているので、全ての
バリエーションを挙げればキリがありません。果ては「CLAT」
というアメリカ版レイバー隊所属バージョン(シゲさんの夢の中だけ
かもしれないけど)も存在します。

この中で僕が一番好きなのは、劇場版、TV版、コミック版の2号機(太田機)
です。頭部のデザインが好きというのもありますし、この機体の
キャラクター性(猪突猛進型)、そしてパイロット(太田功)
が大好きなのです。TV版などでは1号機のひきたて役に徹していたり、
周辺地域へ多大な被害を及ぼしたり、かなりクセのある機体なのですが
実は射撃が上手かったり格闘戦がめちゃめちゃ強かったり、と
かなりのポテンシャルを秘めているものだと思われます。
TV版最終話でクラブマンに体当たりを食らわせる姿。
新ビデオ版最終話で候補生の乗るドーファンを鮮やかに組み伏せる姿。
コミック終盤で特車2課を襲撃した賊に対して大見得を切る姿。

などなど、小さい見せ場はけっこうありました。ふだんはその
実力を発揮することなく大暴れ。しかし真の姿は!?鮮やかに
犯罪者(の乗るレイバー)を打ち負かす。そんな機体・パイロット
だと思います。太田さんも実は繊細な心の持ち主だったり
するのがイイですね(TV版参照)。

余談ですが新ビデオ版最終話でのひろみちゃんのセリフ
「(太田さんは)やればできるのに、何でいつも発砲しちゃうんでしょうねぇ」
ってのがすごく好きです。
2002年03月18日 03時04分33秒


パトレイバーを語る@
「機動警察パトレイバー」という作品について語ってみようと
思います。なのでマニアじゃない一般の方々はこの日記を読んでも
全然面白くないということになります(笑)。ちなみに僕は
パトレイバー暦12年。パトファンとしては中堅でしょうか?(笑)

89年にシリーズが開始されたパトレイバーは、ガンダム等とは
異なりいくつかの「パラレルワールド」が存在しています。
ガンダムの場合は「宇宙世紀」という1つの軸の上で物語が
成り立っているのですが(ZガンダムもZZガンダムも、同じ
世界で展開されているわけです)、パトレイバーの場合は
いくつかの世界が存在しています。ただし基本的な登場人物は同じ。
ここがミソになるわけですね。パトレイバーには果たしていくつの
パラレルワールドが存在するかというと、
・ コミック版
・ 旧ビデオ版
・ 劇場版
・ TV版+新ビデオ版(TV版の続編)
・ 小説版
と、これだけあるわけです。それぞれとても魅力的な展開になって
います。それぞれのパラレルワールドによってメカやキャラクターの
設定が微妙に異なっているのが面白さの1つでもあります。
今回はその点について語ってみようというわけです。
※旧ビデオ版と劇場版を同一世界と考えている方も
いらっしゃるようですが、正確には別世界だそうです。
2002年03月18日 02時42分44秒