ジャック

フランシス・フォード・コッポラ監督
ロビン・ウィリアムズ
ダイアン・レイン

7点

この映画コッポラ監督には特別の意味がある、若干22歳で亡くなった彼の息子にささげる映画だからだ。先天性の 異常で通常の人より4倍速く成長してしまう少年ジャックの人生を描く。4倍つまり4歳にして体だけ40歳の彼は学校 に行くがやはり普通の子供とは違う。その過程の中で様々な葛藤・友情・親子愛が見事ベテラン監督コッポラの手腕 で綺麗に構成されている。主役のロビン・ウィリアムズはまさに適役、彼の演技は今までの映画でもこんな感じだから である、その透き通った瞳は大人達に様々な疑問を投げかけてくれるだろう。ラストがよかったこれは泣けるかも。私 としてはエンディングテーマ曲のブライアン・アダムスの「Star」が最高、日本語訳がでるんですけど読んでいるとこの 曲は改めて最高だということをわからせてくれる。機会があったらこの曲の日本語訳を見てください。
<99/1/8鑑賞>

ショーシャンクの
空に

フランク・ダラボン監督
ティム・ロビンス
モーガン・ フリーマン

10点

無実の罪でショーシャンク刑務所に入れられたエリート弁護のアンディ。持ち前の才能で彼は刑務所を変えそして ついには脱獄をも企てる。完璧な映画です、原作がスティーブン・キングというのもちょっと分かる随所に彼らしさがで ています。見所はアンディの不屈の精神力としたたかさですね、最後なんか本当に感動しますし、したたかだなぁ〜 と思わせてくれる。また物語はアンディだけでなく彼以外の囚人の物語もあり人間の尊厳が問われています。さてこ の映画前評判はしっくりこなかったがフタを開けてみると超大ヒット、理由は明確、何故なら最高の映画だからです。  2.3回観ましたがあまりにも完璧、ダメなところがないです、私も脱帽。

ステラ

ベット・ミドラー

10点

これこそまさに親子愛の決定版。これを見て泣かない人は人間でないだろうと いいたい。いいですねアメリカの家族愛って、日本ではこれは少しキツイかな。この映画は女性に特に見て欲しいで すね特に母親、これが本当の母親愛とはいいませんがこれくらいの大きな心をもって欲しい。

セブン・イヤーズ・
イン・チベット

ジャン=ジャック・アノー監督
ブラッド・ピット
デビ ッド・シューリス

10点

チベットの歴史と登山家の成長を描く実話。家族を捨ててヒマラヤを目指した男ハインリヒ・ハラー、世界大戦のため イギリスに捕らわれるが脱走する。チベットにたどり着きそこでダライ・ラマと出会い彼は側近になる。この映画はハラ ーの人間的成長、そして敵対していた仲間との暖かい友情、大戦後毛沢東のチベット戦略に対してのチベットの抵 抗など幅広く納められています。またチベットの文化との交流といったなど素晴らしい内容は人を魅了し温かくさせて くれる。ブラッド・ピットの格好良さというより彼の優しさがよく感じられた。また私はある程度毛沢東のことを知ってい たのですが、この映画を見てさらに彼を憎くなりましたね。征服のための戦争、それは世界的文化をも破壊してしまう 事態に陥りかねません。やはり戦争って醜いですね。<99/2/3鑑賞>

セント・エルモス
・ファイアー

ジョエル・シュマッカー監督
エミリオ・エステベス
ロ ブ・ロウ
デミ・ムーア

9点

学生時代いつも一緒に7人組、卒業してそれぞれは別々の道へ歩む。中には 政治家を目指す者、中には定職も持たず学生気分のまま気楽に過ごす者、7人の個性が描く青春映画。一見単な る青春ドラマだが、7人の恋に対する思いを中心に描かれる内容はまとまっている。社会人として生きる彼らの夢と希 望、野心と挫折、そして愛と友情、人は苦しみながら大きくなっていくのですね。私はこの映画で愛と恋とSEXは違う んだなと感じました。愛も恋もSEXも人それぞれ、それでいいじゃないですか。人間は弱い者、他人と重なり合って 助け合っていくことが大切です。この映画で少しムカついたところは、やはり男は自分勝手だと言えるシーンがありま した。見る人はそこを注意して見てください。<99/2/12鑑賞>

セント・オブ・ウーマン/夢の香り

アル・パチーノ
クリス・オドネル
ガブリエル・アンウ ォー

9点

この映画は吹き替えなんかみてほしくない。私が一番印象に残ったのはアル・ パチーノの声、「ウーアー!」と叫ぶ声が胸に残る。スレード(アル・パチーノ)は盲目の頑固で傲慢で繊細な口の悪 い退役軍人、彼の元に名門高校の苦学生チャーリーが彼の世話役としてやってくる。タイトルの日本語訳の「女の香 り」、スレードは盲目だったため嗅覚は人並み以上で匂いをかいだだけで人を見抜ける。アル・パチーノの格好良さ が色々かもしだされている映画でした、彼の声、態度、目、上司にしちゃうとこれまた恐ろしいくらい仕事ができ部下 に厳しい人情のある男のように思える。クリス・オドネルの純粋さ、カブリエル・アンウォーの美しさこらもすべてアル・ パーチノのためにあるように思えるのは私だけであろうか。私はこの映画で完璧にアル・パチーノに惚れました。