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/悪魔の扉 |
テイラー・ハックフォード監督 |
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原題を直訳すると悪魔の代弁者。この映画一見裁判ものと思いきや悪魔の陰 謀の映画である。ひさしぶりに素人では理解しにくい複雑な映画です、キアヌ・リーブスが悪魔の子だったり、何故彼 の嫁がノイローゼになって死んだり、悪魔の法律事務所なのに人間が大勢いたり、最後のフィードバックなど「ハイスクー ル奇面組」ほ彷彿とさせました。この映画がいいたいことは「エゴ」。神によって作られた純粋な人間は神が与えたエ ゴに左右されながら弄ばれている。その中でキアヌ・リーブスはエゴと戦うのですが、なんで意味のないシーンをこん なに多く使うの?そこまでする意味がある?といった疑問も多々あり、内容的にはよろしいが展開がつまんない。裁 判シーンの大逆転も視聴者はあっと驚くのを見たいのだが、なんかしっくりこない裁判シーンばかりで残念です。 本来なら1点ものの映画であるがアル・パチーノの演技力がポイントを上げた。私は映画でもドラマでも出演者の演 技力を注意しながらいつもみているのですが、彼の演技力は舞台演技の迫力が伝わってくるくらい大したものだ。や や大げさなのだがそれがイヤ味にみえない。さてこの映画、聖書と寓話を知らない人には訳が分からないくらい玄人 向けの難しい映画でした。<99/5/22鑑賞> |