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三谷幸喜脚本 |
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映画でなく芝居ですが面白かったので載せておこうと思います。この芝居二人 で演じています、そのやりとりは演劇人ならではの迫力が迫り場面を盛り上げます、時折セリフを間違うのですがこれ も芝居の醍醐味でしょう。戦時中検閲があり芝居でも国が許可を出したモノしか公演してはならなかった。近藤芳正 演じる脚本家が自らを厳しい検閲官と自負する西村雅彦に公演許可を得るため台本を検閲してもらおうとする。この 検閲官笑いを認めない男で、笑いを軸にする台本を持ち込んだ脚本家は検閲官を必死に説得する、この熱意に打 たれた検閲官は台本の書き直しを詳細に渡って脚本家と繰り広げる。いつまにか検閲であったのがだんだん台本 直しに変わり、そして台本にはこの二人が創り上げた笑いがどんどん入れられていく。三谷幸喜の脚本は時代をパ ロっていて面白いですね、例えば「笑いは厳しい時代には必要だ、もっと笑いを人々に理解してもらいたい」というセ リフは、笑うことによって人々に希望を与えようとするものである。また芝居のテンポがよい、シリアスな場面にもときた まシュールなジョークを入れたり、ヒートアップする場面ではノリノリで話す二人はうますぎる、思わずのめり込んでし まいます。まったく彼の芝居にはたくみな言葉のやりとりが繰り広げられる、そしてそれにきっちり答える役者がそこに いる。脚本と演出と演じる人達、これさえ一流のものがいれば映画にしても芝居にしてもよい作品ができあがるのは 確実だろう。<99/12/29鑑賞> |