ACRI

石井竜也監督
岩井俊二原作
浅野忠信
藤 竜也
江口洋介
吉野公佳

9点

現代のオーストラリアを舞台に、人魚伝説が展開するマリンファンタジー。ビュ ーチー石井こと石井竜也監督がCGを駆使した映画監督第2作。こまかな点を指摘したらキリがないが全体的に素 晴らしい。ストーリーの展開はまず視聴者を夢の世界に連れていってくれる。人類の進化の空白の時、そこには人魚 への進化の過程があった。果たして人魚は実在するのか?ん〜面白そうな始まりです。キャスティングもなかなか主 人公のフワフワした役柄をうまく浅野忠信が演じるこの彼の独特のフワフワ感はめちゃ素晴らしい。藤竜也の渋い個 性も光っていた。吉野公佳は問題外こんなタイトルにも使われているキャラを演じているのに存在感なし、せっかくヌ ードになったけれども、その裸も色気がない。カメラワークもよしラリアの海を綺麗に写していた、自然や動物など見 事。ラストもよし「人間のエゴ」というものにこだわっていた。ラストの方のセリフもなかなかいいのがあった。「人間は自 然においては非力だ何もできない」「この世にはふれてはならないものがある」これは今もてはやされている「クローン 人間」のおもかげをみた。映画という短い時間にこれだけの素晴らしい要素がつまっている。当初思っていたよりよか ったですね、映画はみてみないと何も言えません。何故10点にしなかったというと登場人物が東洋人という設定が納 得いかない。総合的に見て東洋人に設定するにはまったく無駄。ひとかけらも繋がっていない。でも後は完璧いい 映画でした。<98/7/28鑑賞>

アライバル

チャーリー・シーン

3点

アメリカでは「インデペンデンス・デイ」より一足早く公開され 話題を呼んだ。宇宙観測所の天文学者ゼインは知的生物のものと思われる宇宙からの衝撃波を受信。そのテープ をNASAの上司に渡すが真剣に取り合ってもらえず逆にリストラされる。ゼインは独自で捜査をしそして彼の見たも のは。。。こういう映画に私が求めているのは宇宙人との接触。しかし最後までひっぱっておいて結局宇宙人とはな んにもなし残念。過去二枚目俳優だったチャーリー・シーンが3枚目を見事演じているのが分かるが、それも残念。も うこの男ハリウッドで復活できないな。

アルマゲドン

マイケル・ベイ監督
ブルース・ウィリス
リブ・タイラ ー

8点

ディープ・インパクトに続く隕石地球落下型映画。ディープ・インパクトが家族的 なものに対してアルマゲドンはヒーロー&ラブといった感じ。近未来、ある小惑星が地球に衝突することがわかった。 NASAは総力をあげて対応策を考えたが、結論の末小惑星に穴を開け核をそこにいれ爆発させることに。それに対 して世界最高のプロの石油堀りを抜擢した。果たして彼らは地球を救えるか?アメリカのためのアメリカの映画です が上海やパリなど世界各国を写しだしているところがポイント高し。また優秀なNASAがあたふたするところが随所に 見られたり、国防費の削減が人類の危機に対応できなくなっているところなど未来を見据えたアメリカの問題点など を指摘しているところがなかなか面白かった。ディープ・インパクトと違って核を仕掛けにいく宇宙飛行機が2機使うと いった保険もあり、自動隕石回避装置などディープ・インパクトでの問題点が改善されている点など、わざと比較して 作ったのではないのかという思惑も見られたり、ではディープ・インパクトはなんだったの?といったおかしな点もみら れる。展開はほとんど予測されたが、それをカバーするほどのキャラの個性がありやはり感動します。中でもブルー ス・ウィルスやテーマ曲を歌っているエアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーの愛娘リブ・タイラーの個性が最 高、彼らが映画をより感動的なものに仕上げています。上映時間は2時間40分と長いものでしたが、それを感じさせ ない展開に思わず拍手。減点ポイントは展開が読めすぎ、こういうありきたりの映画こそ最後のあっと驚く大逆転がみ たかった。<99/5/10鑑賞>

イレイザー

アーノルド・シュワルツェネッガ
ヴァネッサ・ウィリアムズ

5点

兵器密売の証拠を握る女を命がけで守る合衆国特別情報局のスペシャリスト の活躍をデジタルSFXを駆使して描くアクション。シュワルツネッガーのおきまりの映画。ワンパターンCGを駆使す るだけではいい映画は作れないということ明白だ。こういう誰にでもわかるひねりのない映画はあまりみたくない。展 開はめちゃ単純。

インヴェイジョン
〜侵略〜

アーマンド・マストロヤンニ監督
ルーク・ペリー
レ ベッカ・ゲイハート

4点

アメリカで話題をよんだ宇宙人の侵略型ドラマ。ビバリーヒルズ白書のデュラン 役で日本でも人気の若手スター、ルーク・ペリーが主役。隕石と共に飛来してきたウィルス、微生物という目に見えな いエイリアンの驚異を描く。徐々に追いつめられていく地球人。今回はルーク・ペリーは一応悪役、ウィルスに感染し 体が徐々にエイリアンにエグく変身していく、ルークファンにとってちょっと気味悪いかもね。内容はまあまあ、ふつう のもの。これといって注目すべきところはない。あえていうならくだらい。もっとエイリアンがみたかった。<98/8/17鑑賞 >

インナースペース

ジョー・ダンテ監督
デニス・クエイド
メグ・ライアン

6点

問題児のパイロットデイスメクエイドが新開発の極小化実験の乗組員に抜擢さ れる。しかし実験後うさぎの体内にはいる予定のはずがスパイ組織の襲撃によって、さえない青年の体内へ。人間の 体内のなかで繰り広げられる不思議な冒険SF。SFといってもほとんどコメディちっく。デニス・クエイドの格好良ささ をいかしきれていないし、メグ・ライアンのキュートさも全然いかされていない。よかったのは、さえない青年の個性だ け。なのに映画後デニスとメグは結婚するという。二人の記念作品。<98/10/9/鑑賞>

ウォーターワールド

ケビン・コスナー
デニス・ホッパー

4点

環境破壊による地球温暖化で、あらゆる氷が溶けて水没した地球に住む人間 達の戦いを描く海洋アドベンチャー。1億7000万ドル空前の制作費が話題になった。金がかかったことはかなりわ かるが、それに内容が伴っていない。ケビンのハゲも見苦しかったが、内容もショボかった。

エイリアン

リドリー・スコット監督
シガニー・ウィーバー

9点

現在のSFにおいて抜いては語られない映画。宇宙船という閉塞空間でエイリ アンと人間の死闘を描いた傑作。地球へ帰還途中の宇宙貨物船が謎の救援信号を受信。向かったとある惑星を探 査した乗組員の一人が、そこで奇妙な生物に襲われる。船内に戻ったかれの体内には不気味な生物が成長してい た。このシリーズ全作に出演しているシガニー・ウィーバーの若かかりし頃の演技・美貌がみられる。恐怖と宇宙人こ の二つを見事に兼ね備えている映画。私達の時代のSF映画の原点かもしれませんね。

エイリアン4

ジャン=ピエール・ジェネ監督
シガニー・ウィーヴァー
ウィノナ・ライダー

7点

またまたでましたエイリアンシリーズの続編、一体でこまで続くのでしょうか。今 回もシガニー・ウィーヴァーはちゃんと出ています、皆勤賞ですね。エイリアンシリーズは監督がコロコロ替わっている のですが今回のジャン=ピエール・ジェネ監督はちゃんと原点に基づいて彼自身の個性もだしきっているという感じ がします。前回リブリーとともに死んだはずのエイリアン、彼女と彼らは最先端技術でクローン生物して生き返った。こ こまではありきたりなんですが、ここからの発想がすごいんですよ。なんと今までクィーンから生まれていたエイリアン 、今回はなんとリブリーの体から生まれています、もちろんそれでも生きているリブリーは人間とエイリアンの融合です 。エイリアンを管理しようとした軍は例のごとくエイリアンに逃げられ襲われる。リブリーはもちろん人間の味方なので すが、異性物との融合によって失われた自分自身のアイデンティティを取り戻すために戦う。これに味付けするのが 、なまいきなかわいこちゃんのウィノナ・ライダー、彼女の正体は不明なんですが後でそれがわかります。それが前の シリーズとかぶっているところが監督の見事な手腕なのでしょうか。私的に全体的には物足りなかったが、ポイントポ イントでは面白い映画でした。<99/10/06鑑賞>

Xファイル
/ザ・ムービー

クリス・カーター監督

3点

知る人ぞ知る人気シリーズの映画版、しかしよく見てみるとただのシリーズの総 集編としかいいようのないまとまり。しかも長いシリーズを2時間でまとめるもんだからXファイルを知らない人はほぼ理 解不能、またこの理解不能がシリーズを見るのに駆り立てるという陰謀のように見えてなんだかみえみえである。まあ Xファイルを知らない人のためにおおまかな内容を書いておきます。FBIに勤務するモルダーとスカリー彼らは何回 で解決不能の事件、通称Xファイルに記されている事件の担当であった。超常現象を信じ追いかけるモルダー、科 学的なことしか信じないスカリー、彼が追求する事件はどうやら宇宙人が関係しているらしい。しかも政府は宇宙人の 存在を隠そうとしている。政府を敵に回し彼らは真実を追い求める、そしてそこにあったものは。。。シリーズは面白 いので映画に興味がある人はビデオを借り手下さい。私的には真実はなんなのか?宇宙人は存在するか?などご くありふれたものを題材にしているこのシリーズが好きで見ています。<99/6/10鑑賞>