北陸地方ブナ帯7/27






7/27 曇りのち晴れ


今回は以前から予定を組んでいたこともあって、
気合いが入ってた。なぜかというと、某地方の某ダムの
近辺にかなり詳しい有名な釣りの大先輩Sさんにアポを取っていたので
安心して山歩き&沢歩きが出来るのが一番の理由だったりする。
ちなみに僕はクワガタ歴より釣り歴の方が断然長いこともあって、
沢歩きは休みの日にしたい楽しいことの第1位なのです(^^)




さて、今回は、某ダムに流れ込んでいる本流に行ったのですが、
そこに行くには、山菜路はおろか、獣道さえなく、ボートのみの
アプローチとなるため、原生林が長年変わることなくあり続けている
貴重な場所なため、Sさんが居なければ行けない所だったりします。


朝4時、起床後Sさん宅で船外機を積み込みいざ某ダムへ出発!
やく30分で某ダムに到着。標高に反して素晴らしい自然が残っている
のが薄暗い中でも見て取れる。これは、楽しくなりそうだ!


早朝の某ダム。



船着き場で舟に船外機を取り付け、ダム最奥の本流の流れ込みへ。
地図上では小さく見えるダム湖も実際にはかなり大きい!
最奥まで40分ほどかかってしまった。
到着後早速上陸し、沢を遡上。しばらくは魚も薄く、ヒメの生息環境にも
思わしくない植生が続く。

釣りながら歩くこと2時間あまり、ようやく魚影が濃くなってきた所で
ブナの原生林に入ったようだ。


同行者(父)がイワナゲット!




ただ、植生は素晴らしいものの、肝心の食樹が見あたらない。
ヤナギをはじめカンバ、その他ヒメが好む樹が無いのだ。
ブナの幼木はかなりある。以前にもブナの幼木での採集成功例が
あるので、なんとか見て行くが一向に黒いコブが現れない。
約400mと標高が低いのが気になるが、環境はなかなかのものだ。
ただ気になったのは、森の湿度が若干高いような気がした。


かなりの高低差があります。




イワナを追加しながら、樹上も見て遡上していくと、ある開けたところで
コブを発見!ようやく昆虫がいた!なぜかほっとした。
高いところなので、5m網でも届かない。そこで崖を少し登り
下から網を手渡してもらい、無事ネットイン!
わくわくしながら網の中を覗くと、残念ながらミヤマ・・・
と言っても、ミヤマ大好き人間なので、それでも嬉しかった(^^)
ここでSさんに行程を聞くと、魚止めの滝まで半分の位置だという。
その後、イワナの魚影はますます濃くなってきたが、クワガタがいない。


ほとんど滝です。




とうとう魚止めの滝に着いてしまった。ここで、イワナのポイントは
おしまい。大自然の中で力強く生きているイワナはとても美しかったのが 印象深い。


魚止めの滝。




一休みして今度は帰り道だ。沢登りというのは行くときは良いが、
帰りが何と言ってもきつい!釣りのみで沢を登っていた頃はこれが
最大の難関だった(^^;しかし今回は違う。そう、クワガタを探し
ながら帰れるのである(^^)無言で帰り道を行くSさんを前に見ながら
目線は頭上の木々。しかし、行けども行けどもいない・・・
途中の休憩ポイントのそばにブナの倒木があったので何気に
削ってみた。て言うか、なんで斧持ってるのさ?(笑)
程なく幼虫が2頭出てきた。顔を見るとドルクス系の顔。
まてよ?この顔・・・以前採集したヒメの幼虫にそっくりじゃないか?
ほっぺたのラインと顎のラインがずれてる感じ、似てる!
これはもしかしたらもしかするかも?期待を胸に大事に2頭を
持ち帰った。帰り道が足早、且つ楽になったのは言うまでもない(笑)


帰りの船上からの素晴らしい景色。




そして船着き場に到着。時計を見ると既に17時。
正味12時間近く歩いていた計算になる(^^;良く歩いたものだ。
本当に疲れた。けど苦痛ではなかった。むしろ快感に近い疲労感
とでも言うのか?心地よい疲れだった。
Sさんにお礼をして、今回は帰宅となった。



採集結果


ミヤマ♂66mm1頭
不明幼虫2頭





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