Mysteryな積ん読本


 「積ん読本」とは、「買ったはいいけどなかなか読めずにそこら辺に積んでおいたままの本」のことです。物理的に「積んでおく(積んどく)」という状態の表現と、「読めないでいる」という、何と言いましょうか、時間的な「おあずけ状態」の表現とをかけた言い回しだと言っても良いでしょう。
 このコーナーは、手当たり次第に(多くの場合、古本で)買い集めて「積ん読状態」になってしまった可哀想な本たちの、飽くまでも個人的な「整理帳」です。つまり、僕自身の積ん読本を、飽くまでも自分自身に対するメモとして残すための企画であるに過ぎません。ですから、他人が見ても何も面白いことはないでしょう。ただ、わざわざこうやって公開することで、僕自身に何らかの(良い意味での)プレッシャーになってくれることを祈っています。
 怖いのは――このリストを充実(?)させるべく、さらに積ん読本を増殖させようとする衝動に駆られることなんですが・・・。


著者名 書 名 出版社 コメント
アゴタ・クリストフ 第三の嘘
(Le Troisieme Mensonge)
早川書房 『ふたりの証拠』の続編。これで三部作完結(らしい)。
アゴタ・クリストフ ふたりの証拠
(La Preuve)
早川書房 あの『悪童日記』の続編ですね。
デイヴィッド・ハンドラー 自分を消した男
(The Man Who Cancelled Himself)
講談社文庫 このシリーズの、今のところの(邦訳)最新作かつ最長作です。
トマス・ブロック 超音速漂流
(May Day)
文春文庫 『100冊の徹夜本』にあったのをぼんやりと覚えていたので……。しかし、海外物の原題ってどうして大抵の場合つまらなそうなんでしょう?
逢坂 剛 まりえの客 講談社文庫 この著者の作品が続きます(笑)。これは、短篇集ですね。
逢坂 剛 熱き血の誇り 新潮社 以下、同文(笑)。
逢坂 剛 イベリアの雷鳴 講談社 最近になってようやく、この著者の作品に手を出す気になりました。
北川歩美 僕を殺した女 新潮文庫 最近注目のこの著者のデビュー作なので。
連城三紀彦 夕萩心中 講談社文庫 『戻り川心中』も良かったので、期待できますね。
篠田節子 贋作師 講談社文庫 この作品には少しはミステリィ的要素があるかな……。
ジェフリー・ディーヴァー 悪魔の涙
(The Devil's Teardrop)
文春文庫 『ボーン・コレクター』の著者の作品ですね。リンカーン・ライムもゲスト出演しているということなので……。
ブライアン・ガーフィールド ロマノフ家の金塊(上/下)
(Kolchak's Gold)
ハヤカワ文庫 ポケミスにしかないと思ってたけど、文庫に入ってたのか……。
東野圭吾 パラレルワールド・ラブストーリー 講談社文庫 単なる「ラブストーリー」なら買うはずありません(笑)。これは歴としたミステリィ……のはずです。
フリーマントル 消されかけた男
(Charlie Muffin)
新潮文庫 『100冊の徹夜本』に載っていたのを覚えていたわけです。「スパイ小説」だけど、「ドンデン返しもの」らしいので。
泡坂妻夫 妖女のねむり ハルキ文庫 もう、いわずもがなでしょう(笑)。
北川歩美 模造人格 幻冬舎文庫 この作者の作品に挑戦、第2弾(笑)。「リドル・ストーリー」って何だっけ?
稲見一良 猟犬探偵 新潮社 作者の追悼連作短篇集です。『ダック・コール』は買ってあったし、古本で安く売っているをたまたま見つけたので……。
高瀬彼方 天魔の羅刹兵 二の巻 講談社ノベルス 「一の巻」にサインしていただいてから、もう大分たってしまいました。これも早い内に読みますので許して下さい m(_ _)m
中町 信 湯煙りの密室 講談社文庫 果たして自分に合うのかどうか不安だったんですが、どうも前から気になっていたのです。
パトリシア・コーンウェル遺留品
(All That Remains)
講談社文庫検屍官シリーズの第3作目。どうやらこのシリーズ、推理小説というよりやっぱり警察小説の色合いが濃いですね。
法月綸太郎 密閉教室 講談社文庫 この作者のデビュー作――だったと思いますが、今頃になって突然思い立って、手にとってしまいました。
仁木悦子 猫は知っていた 講談社文庫 この作者の処女作にして「江戸川乱歩賞」受賞作で、もしかしたら一番よく知られている作品かもしれません。同じ仁木兄弟シリーズの『黒いリボン』はちょっとシンプル過ぎて味気なかったのですが、これはどうでしょう?
森 雅裕 モーツァルトは子守唄を歌わない 講談社文庫 この作者、一癖も二癖もある、「知る人ぞ知る」人のようですね。そんな曲(癖)者に、初挑戦!
マイクル・クライトン 緊急の場合は
(A Case Of Need)
ハヤカワ文庫 こっちは、「医療ミステリィ」とでも言いますか、クライトンお得意の医学モノですね。ER、最近になってちびちびと視ています。
ウィリアム・アイリッシュ 幻の女
(Phantom Lady)
ハヤカワ文庫 ネタ、知ってます(笑)。でも名作らしいので。
ロアルド・ダール あなたに似た人
(Someone Like You)
ハヤカワ文庫 ダールの代表的短篇集です。
ロアルド・ダール オズワルド叔父さん
(My Uncle Oswald)
ハヤカワ文庫 これはもう、内容紹介を読むだけでもソソります(笑)。
ルネ・ベレット わが体内の殺人者
(La Machine)
ハヤカワ文庫 フランスもののサスペンスっていうのも面白いかも。
ジョン・ラッツ 同居人求む
(S.W.F Seeks Same)
ハヤカワ文庫 内容紹介は読まない方がイイらしいけど・・・。
ジョン・ダニング 幻の特装本
(The Bookman's Wake)
ハヤカワ文庫 『死の蔵書』の続編。古書が殺人の動機を引き起こすんです。
コリン・デクスター キドリントンから消えた娘
(Last Seen Wearing)
ハヤカワ文庫 モース警部シリーズの第2作目。評判の良いこのシリーズですが、個人的には第1作目はあまりピンと来なかったのです。作風にちょっと戸惑ったのかも。
ピーター・ラヴゼイ キーストン警官
(Keystone)
ハヤカワ文庫 もうこうなったら(?)、ラヴゼイも制覇するしかないか(笑) でも、彼の作品はまだ短篇集しか読んだことがないのです……。
ジャック・フィニィ ゲイルズバーグの春を愛す
(I Love Galesburg In The Springtime)
ハヤカワ文庫FT 短篇集ですが、これは、どちらかと言うとSFでしょうか。タイトルがちょっと良いですね。
E・S・ガードナー カナリヤの爪
(The Case Of The Lame Canary)
ハヤカワ・ミステリ文庫 ガードナーのペリイ・メイスンシリーズです−−と言ってはみても、ガードナーの作品は読んだことないのです。でもなぜか、これは買ってしまいました。
ジョナサン・キャロル 月の骨
(Bones Of The Moon)
創元推理文庫 SFっぽいですが、「推理文庫」ということで。
セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠
(Piege Pour Cendrillon)
創元推理文庫 古典嫌いの僕が、今になって何故この作品を? −−だって、面白そうだったから・・・。
R・D・ウィングフィールド フロスト日和
(A Touch Of Frost)
創元推理文庫 前作『フロストのクリスマス』でこのシリーズの雰囲気をつかんだので、今回は前回以上に楽しみですね。
クリスチアナ・ブランド 招かれざる客たちのビュッフェ
(Buffet For Unwelcome Guests)
創元推理文庫 この作者のことは全く知らないんですが、英国ミステリィの重鎮だそうです。 この本は、どうやら豪勢な料理集――もとい、短篇集のようなので、じっくりと味わってみることにします。
城平 京 名探偵に薔薇を 創元推理文庫 なんだかちょっとキザったらしいタイトルですが・・・。
デイヴィッド・マーティン 嘘、そして沈黙
(Lie To Me)
扶桑社ミステリー 扶桑社ミステリー初体験!
リチャード・モラン 南極大氷原北上す
(Cold Sea Rising)
扶桑社ミステリー めずらしく「パニックもの」に挑戦。それにしても、この原題は味気ないなぁ(笑)。
メアリ・H・クラーク 子供たちはどこにいる
(Where Are The Children?)
新潮文庫 何だか無性にサスペンスフルな感じ。
H・F・セイント 透明人間の告白(上/下)
(Memoirs Of An Invisibleman)
新潮文庫 透明人間って言ったら−−ねえ(笑)
リチャード・ニーリー 仮面の情事
(The Plastic Nightmare)
新潮文庫 邦題とカバーデザインは最低なんですけどね(笑)。
ウィリアム・カッツ フェイスメーカー
(Facemaker)
新潮文庫 タイトルから想像されるように、いわゆる整形関係(?)のお話でしょう。
泡坂妻夫 陰桔梗 新潮文庫 直木賞受賞作の表題作をはじめとする短篇集。でもこの作者のことだから、一筋縄では行かなそう。
泡坂妻夫 恋路吟行 集英社文庫 大正から戦中戦後にかけてを舞台にしたミステリィ短篇集。
坂口安吾 不連続殺人事件 角川文庫 ああ、また血迷ってしまった(笑)。もちろん『堕落論』なんて読んだことありません。ただやっぱり、何となく気になっていたんです・・・。
島田荘司 斜め屋敷の犯罪 光文社文庫 正直言って、島田荘司の長篇はちょっと敬遠しているんですけど、まあ、これは「斜め屋敷」が気になったもので(笑)
マーガレット・ミラー 眼の壁
(Wall Of Eyes)
小学館文庫 同名タイトルの作品が松本清張作品にもあったような気がしなくもないですが、関係ないですね、たぶん。
ウィリアム・カッツ マンハッタン連続殺人
(Open House)
サンケイ文庫 サンケイ文庫は初めて買いました。もちろん、古本としてです。カッツのこの作品は、結構評判が良いようですね。
掘 晃 太陽風交点
徳間文庫 この人って、「SFな人」の間では結構有名だそうですね。たまたま古本屋で見つけたので・・・。
ヨゼフ・シュクヴォレツキー ノックス師に捧げる10の犯罪
(Sins For Father Knox)
早川書房 いわずと知れたノックスの十戒。この本は、10編の作品でそれぞれ十戒をことごとくうち破りながらもなお、フェアー・プレイであるという・・・。うーん、これは読まねば。
飛鳥部勝則 殉教カテリナ車輪 東京創元社 タイトルが妙に気になります。「図像学ミステリ」って何でしょう? これも気になる・・・
恩田 陸 三月は深き紅の淵を 講談社 これもタイトルがイカしてます。


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