
「木田高介・阿部晴彦追悼コンサート」の話をさせて頂きます
2006年1月 ばあすさん
NHK教育TVの「若い広場」に「五つの赤い風船」が出た時に、ドラムを叩いていたのが木田さんでした。木田さんは、ジャックスとナターシャセブンのメンバーでしたが、1974年には、リリィのバックバンドでなんと土屋昌巳と国吉良一という二人のスーパーミュージシャンと三人で「バイバイセッションバンド」を結成しています。
一昨年、NHKの「夏の紅白」といわれる歌謡番組に「木田さん」のコーナーがありました。かなりの数のヒット曲の編曲家として取り上げられたのですが、事前にS社長から私に話があり、「追悼コンサート」のスクラップとアルバム(当日は写真を撮る事が出来ました)をお貸ししたのですが、結局1枚も使われませんでした。
当日は、大変な雨でした。震度4という地震もありました。そんな中で徹夜組が1000人、結局チケットは即売で6000人が集まったのですが、入れなかった人も2000人と翌日の新聞は伝えています。午後2時開場、3時開演、終わったのは午後8時過ぎでした。当日の出演者はすべてチャリティー、売り上げは二家族の遺族に送られました。当日の出演者を羅列させていただきます
ザ・ナターシャ・セブン(高石・坂庭・城田+石川鷹彦)
オフコース(小田・鈴木・大間・清水・松尾)
かぐや姫(南・伊勢・山田 山田は当時パンダフルハウス)
風(伊勢。大久保)
五つの赤い風船(西岡・長野・東・藤原)
吉田拓郎・小室等・遠藤賢司・斉藤哲夫・下田逸郎・かまやつひろし・
イルカ・リリィ(国吉+土屋)・はしだのりひこ・ダ・カーポ・山本コータロー・
五輪真弓・加川良・沢田聖子
ダウンタウン・F・ブギウギバンド(宇崎ほか坂庭弟も出演)
金子マリとバックスバニー・チャー・スピードウェイ・上条恒彦・倍賞千恵子・
吉川忠英・瀬尾一三・岡本おさみ・喜多条忠
司会は喜多条さん、ダ・カーポの「結婚するってほんとうですか」で始まり、風船を中心に「遠い世界に」で幕を閉じました。ここまで揃った顔ぶれはたぶん後にも先にも無いと思います。
先ほどの出演者でありますが、それぞれのバックでサポートしていた方がいらっしゃるわけです。残念ながらそこのところは全く分かりません。私も知りたいのです。誰か教えて下さい!
例えば、ナターシャですが、恒例の5人囃子を見せてくれたのですが、写真を見ると、左から石川鷹彦、城田、坂庭、高石と並ぶのですが右端の人が誰だか分かりません。
当日は、小雨が降り続き5時間立ちっぱなしでした。日比谷野音の端っこで見ていたのですが、宇崎竜童さんが何度も出てきては写真を撮っていました。
木田さんといえば、「神田川」「なごり雪」「出発の歌」「ルームライト」「魔法の黄色い靴」「私は泣いてます」「結婚するって本当ですか」などの編曲が有名なのですが、やはりラストに、全員で歌ったのは木田さんとは無縁の「遠い世界に」でした。
印象に残っているのは、オフコースが無伴奏で「いつもいつも」を、そして拓郎が「アジアの片隅で」を30分近く歌った事でした。
1979.9.19 フォーク10年五つの赤い風船 大阪サンケイホール
1979.9.25 フォーク10年五つの赤い風船 芝郵便貯金ホール
1979.12.17 10年目のギター 西岡、小室、拓郎 新宿厚生年金ホール
※1979年10月頃 吉田拓郎のセイ・ヤング(文化放送)に西岡さんゲスト出演
1980・5・18 木田高介・阿部晴彦 ドライブ中、河口湖に転落死
※1980年6月に再び拓郎の番組に西岡さんがゲスト出演。その放送の中で木田さんの素晴らしい人柄と思い出を語った拓郎は、
「木田さんに一番近い人と言えば西岡さんですよね。色々思い出が多いと思います」
と言うような事を話していました。
蛇足ではありますが、出演者の中に「スピーウェイ」というグループが出ておりますが、このグループは前年(79年)に「夢まで翔んで」という曲を出した6人組でした。このメンバーの中には宇都宮隆や木根尚登がおりました。多分、この追悼コンサートの後に小室哲哉が入ってきます。3年後に、この3人でTMネットワークが結成されています。今、当時のアルバムを見ると、ラストの「遠い世界に」の大合唱に西岡さんの後ろで歌っているのが若い時の木根さんの様です。
(ばあすさんが「風船ランド掲示板」に投稿された文章を編集しました。 おおふじ記)
プロフィールへ戻る
HOME
風船ランドトップへ
