Hello


今すぐお前のうなじに口づけしたい
 少しだけ汗をかいた その首筋に
 お前の胸には蝶々の入れ墨がある
 それは銀粉をふりまいて俺をふるえさせる

 街のネオンが、あの青と黄色の薄汚れた
 ドブネズミが這いずりまわっている靴音の底で
 少女達は夜を売り 明日を尋ねる
「媚薬の在りか」を知りたい 今すぐに

 踏み込んだクラブハウスでは
 鳥に憧れた男が羽根つき帽で 'say hello!'
 真心を売り物にしてた
 彼の友達は先日 旅に出たまま帰らない
 だから今すぐお前のうなじに口づけしたい
 整った鼻のかたち 髪の匂い
 抱き合う身体の温もり その息遣い
 俺は首筋を這うようにうなじへ辿りつく

 夏のベンチで日暮れまでお前を噛んでいた
 笑っているホームレス達を蹴飛ばした嘆き
 虫の死骸 錆びついた公園の看板
「自殺の仕方」を知りたい 今すぐに!

 子供の頃 乾電池を嘗めて
 その感覚に身悶えたことがないかい honey
 真心を売り物にしてた
 俺の幼年は先日 川に飛び込んで死んだらしい
 だから今すぐお前のうなじに口づけしたい
 少しだけ汗をかいた その首筋に
 今すぐお前のうなじに口づけしたい
 そして首筋に埋もれて俺は泣きだすだろう



詞:Eura/曲:Eura