Industrial River


鉄の蛇が這ずるので
 この橋は寄生された昆虫のようだ
 虻の音が五月蝿いので
 この橋で暮らすことができそうにない
 何故か青色を目にすることが多いのは
 燃えない廃棄物だからだ

 俺はこの温い胎洞へ這入れない
 しめつけの強い追い出しに遭う
 そして泣くことも許せずに生きて居る
 冷たくて不味い麦飯を口に

  涙が、なみだがちぎれ出る
  意を決した手首のためらい傷から

 潮の匂い ヘドロの味
 水上に浮かんでいる人間の底辺
 愛のかけら 無惨な空
 笑顔とはここのために創られた傷
 flat 眺めれば見えるものは疲れた青
 煙に飾られた青色

 石を噛み砕き、飲んでいる鉄の人
 工場の詩も尊大に思える
 河は清らかに最悪の泥を出し
 悲しみと言えぬうつむきを俺に

  涙も、何にも出てこない
  もう決して朝陽の零れぬ窓際

  涙も、何にも出てこない
  溶接した土手から向こうに何がある



詞:Eura/曲:Eura