建築メモ
1999.10.5のメモ
近代において、人は動き回ります。
農作業などから開放され、ある特定の地域にいる必要がなくなりました。エネルギーの生産がまったく別の次元のものになったからです。地域に根ざしていたときは祭りがありました。祭りというのは、その瞬間は平等になります。だから、社会の中での地位など取っ払う瞬間でもあり、自分を見つめるということでも祭りは重要だったと思います。
近代、現代の都市における祭りは個人的なものだと思います。長期的な休みの中、たとえばどこか自然あふれる島で自然の中で自分を見つめる、また都市の中でも個人的な祭りの場はあるはずです。たとえば、音楽教室での仲間同士の語らいとか、また人の集まり、語らいは、喫茶店でも広場でも可能なはずです。
個人的な祭りという視点で都市を見てみたらどうなるのかなと考えてみました。少し気長に考えてみます。(19991005)
1999.10.7
『日本建築家山脈』1頁から126頁までのメモ
「今日に直接連なる建築学の諸分野が、ほぼ明確な形をとったのは、昭和八年から十年にかけて刊行された常盤書房の『高等建築学』(全四十五巻)ではないか」「渡辺要と長倉謙介著の『計画原論』や清水一の『住宅』」「名著が多い」55頁
「さきの〈建設業の建築たち〉ふれたように」〈建設業の建築たち〉がよくわからない。58頁
村松先生が大学院生の時代に読んだ技術史・科学史関係の本で印象に残ったのは相川春喜の「現代技術論」。72頁
「機能主義に対する批判は、やがて単に機能に忠実だということでは美しい建築はつくれないとする人びとの側からも起こってきた。」74頁
「浜口隆一はその著『現代デザインをになう人々』の中で、」77頁
「武田(五一)についてはかつて神代雄一郎がすぐれた人物評を書いている(『近代建築の黎明』美術出版社刊)。」88頁
西山(卯三)たちが三年生になった昭和七年四月に、日本青年建築家連盟(通称JAF. Juna Archtecta Federatio)が東京に誕生し、その機関誌「建築科学」が発行された。99頁
「西山卯三は、NAU主催、日本建築運動史講座ノートの中でDEZAMの客観的評価をしている。」100頁
「(西山卯三の)卒業論文の序章“建築家のための建築小史”は「国際建築」(一九三三・八ム三四・一)に掲載された」100頁
西山卯三の本などについて。「住宅問題」(S17)、『国民住居論攷』(S19)、『これからのすまい』(S22)、『建築史ノート』(S23)、『日本の住宅問題』(S27)、『現代の建築』(S31)。新建築復刊第一号の中の「新日本の住宅建設」、第三号の中の「新しき国土建設」、創立40周年を迎えた「新建築」のなかの京都計画。102〜104頁 (19991007)