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991030

エイリアン4(ALIEN -RESURRECTION-)
1997年/アメリカ/1時間47分
【キャスト】
シガーニー・ウィーバー
ウィノナ・ライダー
【スタッフ】
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
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クローンで復活って・・・。そこまでやるかー。シガニーもまだやる気なのね。
観る前のこの映画に対する雰囲気ってそんな感じ。ちょっと醒め気味。
それが功を奏してか、以外と面白かったんだ、これが。
まずその美術の美しさ。すごく量感や奥行きのあるセットとそれをそう映し出すカメラが、動かしがたい圧倒感を醸し出してて、いい雰囲気。
お話的にも、そんなにうまく完全別体としてクローンなんかできんのか、というところを何とか納得すれば(そこへ至る残酷な過程も示されていることだし)、よくできてた。物量やスピードといった面を押し出した慌ただしい2、3作目とは違う、全体にポテンシャルを内在しながら押さえぎみの、でも1作目ほど緊迫しっぱなしの、くぐもった感じが少ない、という新たなテイストもちゃんと出てたし。
例えばリプリー。その存在の曖昧さ。運動能力桁外れ。酸性の血。失敗の自分たち。エイリアンと抱き合い、人間と行動をともにする。今までの敵に立ち向かうはっきりしたがむしゃらさとは違う曖昧さ。
例えばエイリアン。絶対生物だったはずの。人間の手によって再生され、変質させられた哀れな存在とその最後。外骨格の硬い最後ではなく、どろどろの悲しい最後。
それにウィノナ・ライダー。過去のシリーズで大きなポイントだった存在を、すっかり忘れていたので、あ、そうか、という感じ。
全体的には、エイリアン自体の凄さはもう既定事実として、人間の愚劣さ、どうしようもなさがメインのちゃんとした人間ドラマになっていた。
ともかくこれで5作目がすごく楽しみになった。ようやく全てが地球に揃ったんだから!今までは遠い宇宙の果てのお話であり、地球に向かおうとするのを何とか阻止しようと戦ってきたお話だったから。宇宙船を地球に衝突させて爆発させるという暴挙でエイリアンが死滅したかどうかわからんし、クローンが許されるなら何でもありでしょうしね。
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