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991020

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
(STARWARS EPISODE1:THE PHANTOM MENACE)
1999年/アメリカ/2時間12分
【キャスト】
リーアム・ニースン
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ジェイク・ロイド
【スタッフ】
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
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普通の映画としてとらえると、ほんとにうわさ通りだった。
ルーカスさんの言葉としてよく目にする20年前にはできなかったこと=架空の世界や生き物をほんとに存在しているように描くこと、は、もう完璧に実現されていました。まさにどんなものもはっきりとそこにある(いる)ように感じられました。
盛り上がりはやっぱりポッドレーサーのシーン。それ以外の立ち回りや戦闘シーンはあまり感動なし。ダース・モールはやっぱり全然怖くない。
ジャージャー・ビンクス一族はやっぱり偏見を持って描かれた、と思えなくもないような描き方だった。一応水中のきらめくような都市に住み、他の生物を道具とし、戦闘も組織だって行うような高度な文明を持っているのに、間抜けで短絡的に描かれていました。
ストーリーはそれほど面白いわけではなく、脚本(というか字幕)も最低だった。特に前半は、今時こんなセリフ、小学生の学芸会でももう少しましなんじゃないか、という感じがしました。
ということで、普通の映画としてとらえると、さして大したことない、「マトリックス」のほうが断然面白いぜ、と言うことになります。
が、ちょっとビミョーなところは、これが普通の映画じゃないってこと。
なにしろこれって、スターウォーズ・シリーズの第1話であり、すでに公開されているシリーズにつながるお話の1話目、ということで、個人的には、普通の映画と求めているものが実は違う。
そりゃあっと驚くストーリーや気の利いた脚本があったにこしたことはないけど、まあ別になくてもいいっていうか。
要するに 1. なんでダースベーダーになっちゃったか知りたい。 2. 昔のスターウォーズの世界はどんなだったか知りたい。 っていうのが主な目的なので、感覚としては、過去を映し出せる魔法使いの水晶玉を見せてもらいに行く。あるいは、村の古老に昔の英雄たちのはなしを聞きに行く。という感じなので、例えば水晶玉に映し出される絵が断片的だって、ひょっとしたら映像だけだって、古老のはなしがとりとめがなくたって、話し方が下手だって、受け手側が積極的に吸収しようとしている限りはどんなものでも全てプラスというか。
そういう状況なんで、逆に有名な俳優がいっぱい出ているのがむしろ邪魔だった。その人たちってほかの映画に出ている普通の今の人たちなので、どうしても醒めちゃう。1作目(ややこしいな、エピソード4のこと)みたく無名の俳優だらけのほうがありがたい。
映画としては大したことない映画。でも観る価値がある映画。
、どんなに評判が悪くても、エピソード2も3も、劇場に観に行くだろうなぁ。
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