『路上の法則(ルール)』

登場人物

サラリーマンA
サラリーマンB
○路上

サラリーマンAが上手より舞台中央に向かって颯爽
と歩いてくる.スーツ姿、左手にスーツケース、
右手に持った携帯電話で話している.

サラリーマンBが下手より舞台中央に向かって颯爽
と歩いてくる.スーツ姿、左てにスーツケース、
右手に持ったシステム手帳でスケジュールを
チェックしている.

舞台中央、2人の距離1mのところで、ぶつかりそうに
なるのに気付く2人.

Aが舞台奥へ一歩、Bをよけようとする.
と同時に、Bも舞台奥へ一歩、Aをよけようとする.
2人、またぶつかりそうになる.

(2人同時に小声で)
A「あっ」
B「あっ」

A、再び舞台手前へ一歩、Bをよけようとする.
と同時に、Bも再び舞台手前へ一歩、
Aをよけようとする.
2人、またまたぶつかりそうになる.

(2人同時に気恥ずかしそうに)
A「すいません」
B「すいません」

A、三たび舞台奥へ一歩、Bをよけようとする.
と同時に、Bも三たび舞台奥へ一歩
Aをよけようとする.
2人、またまたまたぶつかりそうになる.

2人、じっと見つめあう.
(間)
次の瞬間、2人突然、両手を左右に広げ、
同じ方向にピタリ同じリズムで
反復横飛びをはじめる.
反復横飛びを3往復した後、
ピタリと中央で制止する2人.
そして、再び見つめあう.
Aが不敵な笑み、小さくガッツポーズで回れ右をし、
上手へと戻っていく.
B、うつむきながら回れ右をし、
肩を落としトボトボと下手へ戻っていく.





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