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99年6月、ある人物から一冊の本を受け取った。 タイトルは「生きがいの創造 〜“生まれ変わりの科学”が人生を変える 〜」。 新手の宗教か?と思わせるネーミングに少々戸惑ったが、読み終えると「非常に 素晴らしい本だ」と思わずにはいられなかった。 思い起こせば、私が高校生のとき、毎週欠かさず見ていたテレビの深夜番組が あった。その名も「アインシュタイン」。この番組の最終回だったかに 「人間は神になり得る」という理論が紹介された。 私は番組が終わった後も、しばらく考え込んでしまった。 そして、ある疑問が生まれた。 「人間とは一体何だろう?」 「人間は何故この世に生まれてきたのだろう?」と。 歴史上の有名な人物の中には、それが分かった瞬間、自ら命を絶った人もいた と聞く。 やがて大学生になって「宇宙論」という講義を受講した。 「宇宙が、自分自身を見る為に、その目の役割として人間を作った」という話を 聞いたとき、宇宙そのものを単なる“空間”ではなく、一つの生命体と捉える、 スケールのデカさに圧倒された記憶がある。 また、そんな宇宙の生命もさることながら、人間を深く追求し、輪廻転生という 過去、現在、未来に渡る時間の壁を超えた理論までを持つ「仏法(仏教)」に 出会った。但し、私の場合、一つの宗教としてその恩恵に授かろう、という多く の人に共通する目的ではなく、あくまで自身の知的欲求の充足を目的に勉強した。 しかし、自分に納得のいく解答は得られなかった。 やがて毎日の生活に流されるまま、いつしかそんなことすら考えなくなっていた。 この本を読んで、もちろん、私の人生の最大のテーマとも言うべき、先の疑問に 対する結論が出た訳ではない。 いや、そもそも、明快且つ普遍的な解答なんてものはないのかもしれない。 しかし、それらを考える上で、この本は十分参考になったことだけは確かである。 断っておくが、私はなにもこの本を多くの人に薦めようなどとは思っていない。 印象深い文章、自分自身が感じたことをただ、今後研究することがあったときの ために書きとめておきたかっただけである。あまりよく分からないが、仮に 「著作権」とか「名誉毀損」等の法律に触れるようであればすぐにでも削除する つもりである。(その時はその旨教えていただきたい)
“生まれ変わりの科学”が人生を変える The Real Aim of Our Life 著 者:飯田史彦氏 発行所:PHP研究所 1996年8月20日 第1版第6刷発行
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