「60セカンズ」
Gone in 60 Seconds(2000年・アメリカ)

監督:ドミニク・セナ
脚本:スコット・ローゼンバーグ
製作:ジェリー・ブラッカイマー、マイク・ステンソン
製作総指揮:ジョナサン・ヘンスレー チャド・オーメン、バリー・ウォルドマン デニス・シャカリアン・ハリッキー ロバート・ストーンウェブスター・ストーン
撮影監督:ポール・キャメロン
編集:マルドゥーン,クリス・リベンゾン
音楽:トレバー・ラビン
タイトル・デザイン:ロバート・ドーソン
出演:ニコラス・ケイジ アンジェリーナ・ジョリー ジョバンニ・リビージ テルロイ・リンドー ウィル・パットン クリストファー・エクルストン チー・マクブライド ロバート・デュパル スコット・カーン ティモシー・オリファント ウィリアム・リー・スコット ビニー・ジョーンズ ジェームス・デュパル TJ・クロス フランシス・フィッシャー グレース・ザブリスキー

2000年8月試写@共済ホール
 出来の悪い弟のために車泥棒を再開することになった兄。

 「男は60秒で車を盗み、女は60秒でハートを盗む」。これがコピーですが、えらく格好良いですね。予告編もそれはそれは格好良く出来ていました。しかし、本編を見てガッカリ。期待はずれの映画でした。元・伝説の車泥棒である兄と兄に憧れてその世界に足を踏み入れてしまった弟の関係はただ単にニコラス・ケイジを車泥棒に復帰させるための口実に過ぎないように見えた。いや、口実だけならまだ良いが最後の最後になってこの兄弟愛がのこのこと頭をもたげてくる展開にはウンザリしてしまった。この映画を作った面子を見て人間ドラマを期待する客なんていないと思うのだが。

 楽しみにしていた車泥棒のテクニックは見せてくれないし、高級車どころか車の免許すら持っていない私にはどの車がどの程度の価値を持っているのかも皆目見当が付きませんでした。これはまるでバルセロナオリンピックでアメリカのドリームチームが出てきてもマイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソン、ラリー・バードを知らないのと同じで何が凄いのか分からないのと同じですね。そんなあなた(というか私)に一つだけある見所はアンジェリーナ・ジョリー。彼女がいなければどうなっていたことか。彼女の体中から発散される毒ガスめいたフェロモンにノックアウトされました。60秒でハートを盗まれた私としては、どうしようもない弟軍団なんて放っておいてニコラス・ケイジとアンジェリーナ・ジョリーのロマンスをもっとクローズアップして欲しかったですね。

 刑事がまた間抜けです。印象に残らない。何をやっているのかとヤキモキします。窃盗団がいよいよ行動かいしという時に勝負服で勢揃いするシーンは「マトリックス」みたいで笑いました。修理工の奥さんまでいるんだもんなぁ。あれは笑うなぁ。おにぎりでも作るのかと思いました。  

   

オープニング
アンジー
カーアクション  

総合:46

つ て な に ぬ ね の