「デッド オア アライブ/犯罪者」
  (99年・日本)

監督:三池崇史
脚本:龍一朗
製作:黒澤満 土川勉
プロデューサー:小野克己 岡田真 木村俊樹
撮影:山本英夫
美術:石毛朗
編集:島村泰司
音楽:遠藤浩二
出演:哀川翔 竹内力 石橋蓮司 小沢仁志 鶴見辰吾 杉田かおる ダンカン 本田博太郎 寺島進 柏谷みちすけ 甲賀瑞穂 山口祥行 やべきょうすけ 田口トモロヲ 大杉漣

00年2月20日@蠍座
 娘のために金が必要な一匹狼の刑事(哀川)と銀行強盗グループの主犯の男(竹内)。それに加えて日本のやくざとチャイニーズ・マフィアが絡み合い新宿歌舞伎町を舞台に金とクスリを巡って大暴れする犯罪映画。

 あまりにも衝撃的な幕切れに唖然とした。もちろん口は開きっぱなし。私はあんぐり開いた口の中にどんなゲテモノを入れられたとしても7秒間は気付かなかっただろう。とにかくこんなラストシーンは目撃したことがない。この映画を見ていない人が可哀想だ・・・誰かに話すことでちょっとは気持ちも楽になるだろうか・・・ああ、誰かに話したい・・・この映画のラストシーンを・・・。だけどここには書きません。興味を持った方はレンタルビデオ店に直行しましょう。おっと、その前にこの映画の注意点を一つ。血が苦手の人は見てはいけません(犯罪映画ですから)。

 序盤の導入部。うねりまくるギターと次々に暗殺されていく人物、鮮やかな手口の銀行強盗(警備員を蹴り倒すシーンが美しい!)がハイテンションで繰り広げられる。そしてこの緊張感が持続していくのが驚異的だ。途中でだれることがない。これは脚本が魅力的なことももちろんあるだろうが、出演者達の熱演によるところも大きいとみた。個人的には未開で魅惑の(?)フィールドであるVシネマ界のスーパースター哀川翔と竹内力(衣装が「マトリックス」のキアヌ・リーブスそのまんま)は出てくるだけでワクワクする存在感だったし脇役もピッタリはまっている。邦画には大抵「ん?」と思ってしまう演技者がいるものだがこの作品にはそういう落とし穴がないのである。

 絶対に家族で観てはいけないが超一級の娯楽作品だ。エロとグロが混在する歌舞伎町を疾走する無法者はこの上なく格好良く見えた。あー、久しぶりに面白い映画を観た気がするなぁ。 

感動
中毒性

総合:95

つ て な に ぬ
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