「トイ・ストーリー2」  
TOY STORY2(’99年米)

監督:ジョン・ラセター
共同監督:リー・アンクリッチ アッシュ・ブラノン
製作:ヘレン・プロトキン カレン・ロバート・ジャクソン
製作総指揮:サラ・マッカーサー
原案:ジョン・ラセター ピート・ドクター アッシュ・ブラノン アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン リタ・シヤオ ダグ・チャンバリン&クリス・ウェッブ
音楽:ランディ・ニューマン
編集:エディ・ブレイマン デビッド・イアン・ソルター リー・アンクリッチ

撮影監督:シャロン・カラハン
プロダクション・デザイン:ウィリアム・コーン ジム・ピアソン
音響デザイン:ケイリー・リドストロム
音楽製作総指揮:クリス・モンタン
声の出演:トム・ハンクス ティム・アレン ジョーン・キューザック ケルシー・グラマー ドン・リックルス ジム・バーニー ウォーレス・ショーン ジョン・ラッツェンバーガー アニー・ポッツ ウェイン・ナイト ジョン・モリス ローリー・メトカープ エステル・ハリス R・リー・アーメイ ジョディ・ベンソン ジョナサン・ハリス ジョー・ランフト アンドリュー・スタントン ジェフ・ピジョン

2000年2月27日試写@共済ホール
 ご主人アンディーのお気に入りおもちゃ・ウッディは超プレミア人形だった!一儲けを企むコレクターオヤジに盗まれたウッディを助けるため、おもちゃ達が立ち上がった。果たしてウッディはご主人の元へ帰れるのか?

 フルCGアニメーションに関してはもうかなり免疫が出来てしまったので映像で驚嘆することはもう無いし、キャラクターの躍動感で言えば「ターザン」の方が素晴らしかったと思う。トイ・ストーリー・シリーズはこれ以上リアルな映像になるとおもちゃが動いている感触やアニメとしての生身の人間が登場する場面がグロテスクになってしまい、もはやアニメではないというジレンマに陥ってしまうためこの「トイ・ストーリー2」が映像的には調和のとれたギリギリの線のような気がする。そこで重要になってくるのがやはり脚本である。どんなに高度な技術を使っていても観客の気持ちを惹きつけられるのは15分がせいぜいだろう。主にターゲットとする相手がお子様なら尚更である。

 「トイ・ストーリー2」は間違いなく子供受けする、しかも大人も楽しめる娯楽作品である。冒険活劇もたっぷり用意されているし何よりキャラクターが魅力的。小さい子供を連れていった親は帰り道でおもちゃをねだられることを覚悟しなければならないだろう。そして家に帰った後、間違いなくベッドの下でホコリをかぶっているおもちゃを外に出してあげたくなる。ディズニーのアニメーターは映画人冥利に尽きるだろうなぁ。試写会場から聞こえる子供達の笑い声と彼らを連れてきた大人達が遊んだおもちゃの末路を考えると身につまされるところが大きかった。カウガールの過去なんて涙無しでは観られません。次々に飛び出す視覚的に楽しいアイディアとおもちゃの悲哀を織り交ぜたバランス感覚は素晴らしかった。映画ファンもにんまりのパロディーもあって満腹の一時間半であった。一つだけ文句を言わせてもらうとおもちゃの悪役(じいさん)が容姿に比べるとちょっとミスマッチだったかな。

感動
おもちゃ
ノスタルジー

総合:88

つ て な に ぬ ね の