「ウェイクアップ!ネッド」  
WAKING NED DIVINE(’98年・英)

監督:カーク・ジョーンズ
製作:リチャード・ホームズ グリニス・マーレイ
脚本:カーク・ジョーンズ
撮影:ヘンリー・ブラハム
音楽:ショーン・デイヴィ
出演:イアン・バネン デヴィッド・ケリー スーザン・リンチ ジェームズ・ネスビット フィオヌラ・フラナガン モーラ・オマリー ロバート・ヒッキー

2000年3月19日蠍座
 アイルランドの小さい村の誰かが12億円もの宝くじを当てた!ジャッキーとマイケルはその人物を探して仲良くしようと企むがついに見つけた当選者・ネッドは当選に興奮しすぎて死んでいた。手には当選くじが握られている。猫ばばしちゃう?

 今、気が付いたんですが「ネコババ」って「猫糞」つまり猫の糞(ばば)と書くんですね。

ねこ−ばば[猫糞]:(猫が糞をしたあと土をかけてかくすように)ひろったものをだまって自分のものにすること。よくない事をして、知らん顔をしていること。「−をきめこむ」。 旺文社 国語辞典

 最近観たネコババ映画に「シンプル・プラン」がありましたが、こちらの金額は440万ドルで遠く及びませんね。しかし、金額の大きさに反比例して当事者達の悩みの大きさは「ウェイクアップ!ネッド」ではかなり小さなもの。ちょっとだけ良心の呵責と妻の助言にフラッとくるものの主犯格のジャッキーは「ネッドも望んでいるさ」とサラッとネコババ計画をやってのける。白髪頭のお年寄りが金の亡者になって素っ裸でバイクにまたがる前半戦が楽しくて仕方ない。軽快なアイルランド音楽が死人のお金を横取りするお話を楽しく楽しく盛り上げます。そして村人全員がグルになる中盤。当選者を確かめるために来る調査員は「シンプル・プラン」でいうFBIなんだろうけど路上で息を殺しながら調査員が過ぎるのを待っている村人が可愛い。

 まあ、それなりに面白い映画ではあるんだけど欲を言えば子持ちの未婚の母の描き方が中途半端だったかな。あの子供と女性が親子だって事は初めに登場した時点では分かり難い。初めから子持ちだって分かっていれば男に対する冷たい態度にも納得して観られたと思うんだけど。ラストにもう一波乱あっても良かったかな。しかし、ネッドの葬式での弔辞が抜群に素晴らしかったですね。欲もちゃんと持ってるし人生で本当に大事なものも知っている。あんなジジイになりたいもんです。 

感動  
笑い
ひねり    

総合:78

な に ぬ
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