| 下町の花売り娘イライザのひどい喋り方を耳にした言語学者ヒギンズ教授は、あまりにひどい訛りに、彼女を蔑む。そして自分が教育をすれば半年で舞踏会へ行ける程の貴婦人に出来る、と友人のピカリング大佐に豪語する。それを間に受けたイライザは翌日ヒギンズ教授の家を訪ね「話し方を学びに来た」と言う。ヒギンズ教授は面白がり、イライザを自分の家に住まわせて、教育を始める。教授のレッスンはそれは厳しく、挫折しそうな毎日だったが、同じく泊まり込んでいるピカリング大佐が、優しく慰めてくれるのだった。レッスンの甲斐あって、粗末な下町娘だったイライザは身も心も見違える程美しく変身する。イライザは自分が教授に恋をしている事に気付いていたが、女心に無知な教授の冷たい態度に怒り、家出してしまう。困惑した教授は、自分もイライザに恋をしていた事に気付く。蓄音機に録音されたイライザの声を聞いている所に、彼女が戻って来る。駆け寄りたい気持ちを抑え、照れ隠しに、いつもの様に「私のスリッパは何処だ」と命じるのだった。
1964年米国
評価: ★★★★☆
|
![]() |