| 大西洋を果てしなく往復する豪華客船ヴァージニアン号に置き去りにされた小さな命。彼の名はナインティーン・ハンドレッド=1900。時が世紀の変わり目を告げる1900年に、この船で拾われた彼はこう名付けられた。
船を下りることなく成長するナインティーン・ハンドレッドは、やがて88のピアノの鍵盤の上で信じがたい才能を発揮する。自らの研ぎ澄まされた感性でのみ奏でられるメロディ。楽譜は一切読まず、旋律は乗客達の表情や仕草に合わせて紡ぎ出されていく。優しく、しかも力強い。かつて聞いたこともないその素晴らしい音色は、あらゆる人を感動の渦に巻き込んでいった。そしてその噂は海を渡り陸地にまで広がっていくのだった。 1999年米伊合作125分
評価: ★★★☆☆
受賞: 1999年イタリア・シルヴァー・リボン賞”最優秀作品賞”ほか6部門受賞。 |
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