| 若きテレヴィっ子の悩み 〜極偏的テレヴィ番組評〜 |
僭越ながら、一視聴者として感じた事を素直に書いています。もし、気分を害された方がいたらゴメンなさい。
ご意見ご感想があれば、ゲストブックの方へお願いします。
第10回 ケイゾクするんすか・・・ (1999/3/20)の巻 今クール一番面白かった(と思った)『ケイゾク』が最終回を迎えました。期待していた最終回でしたが、ドラマの終わらせ方自体は結構良くて感動すらしたんですけど、犯人がどのようにして暗示をかけていたのかという事などが語られず、「事件の終わらせ方が中途半端やなぁ。」と感じました。それもそのはず、なんと映画に続いてしまうのです。同じ事件について続ける気なんでしょうか、いくら映画版に続ける予定とは言え、もっとちゃんと終わらせてくれても良いと思うんですけど。
映画にすると知って、「おっと、『踊る大捜査線』の二番煎じですか?」思ってしまうんですけど、そのへんどうなんでしょうねぇ。なんか、ドラマの映画化って言う流れが流行ってるみたいやけど、そんな簡単じゃないと思うんやけどなぁ。
実際『踊る大捜査線』のドラマは楽しく観てたけど、そんなにハマレなかったんで、映画版は見に行ってないんすよね。ましてや『ショムニ』なんて、ドラマと別キャストでやられて映画観ろって言う方が無理な相談っすからね。『ケイゾク』映画版がどの辺までドラマと同じテイストを出しつつ、映画としての面白さを出せるか分かりませんよね。
なんて言いつつ、『ケイゾク』は結構ハマッてたんで、映画版を観に行ってしまいそうですけど。
第9回 どーしたん?CX (1999/1/28)の巻 新しいドラマが始まって数週間が経とうとしている。各局いろんなドラマを取り揃えていて、ほとんど毎日どこかの局でドラマをやってる状態や。そこには、面白いもんから面白くないもんまで色々混ざってる。そこで、「どーしたん?CX」ってマジで聞きたいねん。あくまで個人的な見解やけど、今クールのCXのドラマって、今までに比べて格段に面白くないで。ドラマに関して言えば、CXってトップやと思ってたけど、なんかガッカリしたわ。
まず、『オーバー・タイム』。これは、いわゆる月9って言われてるワクで、これまで数々の名作を産んできたワクやね。脚本は北川悦吏子で、出演者に反町隆史、江角マキコその他豪華俳優をそろえてる。でも、なんかおもんないねんなぁ。ちょっと、月9ってもんにこだわりすぎてるんちゃう?「このワクは典型的ラブストーリーをやる」って決めてるみたいやけど、そんなこと最初っから決めんと、もっと自由にやった方がええんとちゃうやろか。
次に、火曜日の8時から10時まで三本連チャンドラマについてです。実はこのことが一番悲しいんですわ。三時間連続して、三本のドラマが見れるって言うんで一番気に入ってたのに・・・。前のクールで、『走れ公務員』、『殴る女』、『ソムリエ』の三連チャン見て、「さすがCX」って思ってたのに・・・。今クールの『鬼の棲家』、『救命病棟24時』、『こいまち』は、ほんまに期待外れやった。『鬼の棲家』は、8時からあの重さには耐えられん。ごっついブルーなるっちゅうねん。『救命病棟24時』は、ついつい『ER』と比べてしまうんやけど、スピード感とか緊迫感がほとんど感じられん。『こいまち』は、一時間完結だけあって内容の薄いことこのうえない。『鬼の棲家』と『こいまち』のワクは、逆の方が良かったんとちゃう?ただ、『鬼の棲家』の生瀬勝久だけはすばらしく良い。生瀬さん見るだけでも価値あるかも。
そんななかにあって、木曜日の『リング〜最終章〜』は面白いでっせ。映画版とは違ったストーリーで、毎回ハラハラしちゃたりなんかしちゃいますよ。
まだ3分の1くらいしか放送されてないので、これからどうなっていくか分かりませんが、頑張れCX。ちなみに、水曜日に放送されてる二つは、最初からシカトです。
第8回 時代劇的・・・ (1999/1/21)の巻 時代劇といっても色々ありますが、一番好きなのを一つ挙げろといわれたら、『必殺仕事人』(必殺シリーズ)ですなぁ。これが、他の時代劇と違うところは、普通の町人とか、うだつのあがらないペーペーの役人が主役であるってところですわ。権威ってものに頼らず、最後まで自分の腕だけで解決してしまうっていうのがいいんですわ。水戸の黄門さんにしても、遠山の金さんにしても、最初は何食わぬ顔で町人の振りしていながら、最終的には権威に頼っとる。助さんと角さんは確かに強いけれども、黄門さんなんて、副将軍じゃなかったら、ただの旅好きのじい様やし、金さんかって町奉行じゃなかったら、ほんまにただの遊び人でっせ。
でも、仕事人はちゃいまっせ。時には逆に権威ってもんに立ち向かっていって、なんと自分の商売道具で悪いやつらをやっつける。これが気持ちがスッとするんですなぁ。仕事人の中でも、ヒデさん(三田村邦彦)が一番かっこよろしいで。やっつけにいく前に、武器のかんざしを砥ぐところがまたかっこええねん。
『必殺仕事人』復活せーへんやろか?
第7回 年末年始もテレビ漬け (1999/1/14)の巻 早いもので、1999年も2週間が経とうとしています。今年も、テレビっ子でいきましょう!
て事で、今年一発目は、年末年始のテレビについてワイワイ言ってしまいます。わたくしは、テレビを見るって事に関しては、一年のうちで年末が一番盛り上がります。そのなかでも、テレビっ子魂が最高潮に達するのは、何と言っても『紅白歌合戦』なのです。『紅白―』に関しては、いろいろと意見がありますでしょうが、あの日本人らしい「ベタ」さ加減がたまらなくいいのです。科学技術が発達し、21世紀の足音も聞こえてきそうな今日このごろでさえ、勝敗を決する時は会場のお客さんに紅組白組それぞれの札を上げさせて、それを野鳥の会が数え、さらに珠算研究会みたいな人達が計算する。この泥臭さが、たまらなくいいのです。いまどき、女と男が紅組と白組に分かれて対決するという時代錯誤がたまらなくいいのです。安室奈美恵が太っていようが、サブちゃんが歌詞を忘れようが、やっぱり『紅白―』はgoodです。
年末に高まったテンションを一気に下げてくれるのが、毎年内容は違えど、元旦のお昼ごろにやってるお正月番組です。あのけだるい雰囲気は、お正月だからこそ許されるものでしょう。たとえ、段取りが最悪であろうと、たとえ、タレントがカミカミだろうと「お正月やからエエか。」となるのです。これを普段やろうもんなら、Dがボコにされるくらいでは済まされないはずです。多分。
前振りはこのぐらいにして(長い前振りっすねー)、そろそろ具体的な話もしましょう。お正月の特番の中で一番良かったのは、3日にCX系で放送された「古畑任三郎vsSAMP」でした。確かにアリバイトリックを破る糸口が偶然の発見によるものになっているとはいえ(まだ見てない人がいるといけないので、はっきりとは言えませんが)、三谷幸喜の本は良く出来ていますし、古畑シリーズっぽい結末もそれなりに納得できるものでした。必ず再放送されると思いますので、見逃した人は、絶対見てください。
「どーも、前振りのわりに本編が短くてすいませんでした。テレビっ子でした。」(←古畑任三郎になったつもりで読んでいただけたら幸いです。)
第6回 トレンディードラマに思いを寄せて (1998/12/18)の巻 世の中不景気ですなー。バブルなんて呼ばれた好景気があったなんて嘘みたいですわ。今の大不況は、バブル崩壊の後遺症っていう見方もありますが、でも、あの頃は良かったなぁなんて思ったりします。バブルの頃は、日本中がお祭り騒ぎで猫もしゃくしも浮かれぽんちでした。ご多聞に漏れず、テレビ番組もそうだったように思います。特に、ドラマはそうでした。そう、それがトレンディードラマと言うものだったのです。
トレンディードラマの中の世界は、まさに実際の社会を反映したものでした。普通のサラリーマンやOLが東京のど真ん中でとても広いとても豪華なワンルームマンションに暮らし、高そうなレストランで食事。今あの設定でドラマを作ったら、「あんさん、給料いくらやねん。」と国民総ツッコミにあうことでしょう。しかし、あの頃はそれで良しとされたのでした。
ドラマの中での悩みと言えば、恋愛に関することだけ。仕事のこととか、人間関係に悩むなんてことはほとんどありませんでした。これもまた、「他にもっと悩むことあるやろっ!」とツッコミハリケーンに巻き込まれること請け合いです。
以上の事は、『東京ラブストーリー』(『東京ラブストーリー』ってトレンディードラマって言っていいですよね)と『ラブジェネレーション』を比較して頂ければ、イメージしやすいと思います。
そうは言っても、やっぱりあのことはよかったなぁ・・・。
第5回 一部の地域っていったい (1998/12/10)の巻 番宣の中で「一部の地域を除いて・・・」っていうのがあるけど、自分の住んでるとこが一部の地域に含まれてた時って、めっちゃショックですなぁ。幸いわたくしの住んでるとこはめったに一部の地域に含まれることはありまへん。でも、時々その一部の地域にはまる時があんねん。その時の衝撃といやぁ、隕石が地球に衝突した時の衝撃に匹敵しますなぁ(大袈裟っす)。一部の地域なんて言わずピンポイントで「○○県では放送しません。」って言うてもらった方がなんぼかスッキリしてええわ。
話は変わるけど、毎週見てた番組が実は一週間遅れ(それ以上遅れてることもある)やったと分かった時もショックやね。それは、ある日突然発覚すんねん。ゲストで来てるミュージシャンとかがコンサートとかの告知することあるやろ、そのコンサートが放送日にはすでに終わっとんねん。そこで気付くねんな、「あー、この番組一週間遅れやんけー」って。その上ご丁寧に、「この番組は○月○日に○○で放送されたものです」っていうテロップ入れよんねん。わかっとるちゅうねん!!そのうえ、その番組の中で、今週の運勢なんてもんやってた日にゃあ、「これまでその占い信じてきた自分っていったい・・・。」なーんて、自分のアイデンティティーに自信なくなるっちゅうねん!!遅れて放送してる時は、そう言うてくれー。
第4回 もーええやろ (1998/12/2)の巻 テレビ見てて、もーええやんって思うことがあるね。一番思うことはテロップやねん。ほらあの、出演者の喋ってること字幕で出すやつ。なんか押し付けられてるみたいでイヤ。発言全部テロップにしてる番組もあるけど、映画見てるんやないねんから。そんなん出してもらわんでも分かるっちゅうねん。あれって、笑う場所とか強調したいんやと思うんやけど、無駄。逆にさめてしまうで。あれもーええわ、もーいらんわ。
ほんで、もう一つあるねん。CM前にやったとこCM後にもう一回やるなっちゅうねん。「いやいや、もうそこ見たから」ってお茶の間で何人がつっこんでることか。途中から見た人の為って言うのも分かるけどぉ、なんかまどろっこしいよなぁ。それやったら、CM挟まんかったらええのにって思うのはわがままなことなんでしょうか?
第3回 外科医の謎 (1998/11/25)の巻 「何で医者モンのドラマに出てくる医者って外科医ばっかりなんやろ?」って皆さん思いません?多分これって絵になるか絵にならんかってことちゃうかなって思うねん。外科医と他の医者との違いって手術があるかどうかって事やろ、やっぱり手術って絵になるからなぁ。「これは心臓弁膜症ですね、オペしましょう!」とか言うのってやっぱりかっこええやん。これが皮膚科とかやってみ、「これは水疱瘡ですね、薬ぬっときましょう!」なんかパッとせえへんやろ(すいません、不謹慎で)。
そういうおかしなところって医者モノだけじゃないんやなぁ、弁護士モノのドラマもおかしいねん。弁護士モノのドラマに出てくる弁護士ってほとんどみんな法廷弁弁護士で、刑事弁護しかせえへん。前に『七人の女弁護士』(題名不確実です)っていうドラマがあったけど、これってすごいでっせ。その事務所に所属してる弁護士全員で一つの事件を調査してしまうバカらしさ。刑事弁護は金にならんって言うのが常識のこの世の中この人等どうやって食ってるんやろ?
ドラマの演出も大事やろうけど、リアリティーもいるんとちゃう?
第2回 誰かが言うてやらな。 (1998/11/18)の巻 いやー、まいった。まいったとしか言いようが無いね。タレントもある程度ビッグになったら、誰もダメ出しせえへんようになってしまうんやろなぁ?『特捜!芸能ポリスくん』っていう番組見てたらそう思ったわ。こんな番組がゴールデンで堂々と放送されてるのってどうやろ。何が面白いと思って番組やってるんやろか?
内容は、芸能人が解答者の何の工夫も無いクイズ番組。予選と決勝に分けられていが、予選はただ常識問題に答えるだけ、決勝も、予選を勝ち抜いた二人が耳打ちで司会者に答えを伝えるとこだけが変わっているのみで、それ以外はどうしようもないくらい普通。こんなん見せられてワシらにどうせーちゅうねん。
司会はもはやベテランの域に達しようとしている、島田紳助や。島田紳助といえばこれまで数々の人気番組の司会をしてきた。それなのに、あーそれなのに、司会やっててオモロイかオモンナイか分からへんのかなぁ。周りの人間は、いくらタレントがビッグになったって面白くないもんには面白くないと言うべきやで。誰かが言うてやらな。
第1回 11時20分からって君・・・。 (1998/11/11)の巻 この秋からCXの夜のニュースである『ニュースジャパン』が11時20分からというめっちゃ中途半端な時間から放送されている。これは、夜ニュースのチャンピオンと化した、ニュース命テレ朝の『ニュースステーション』が11時20分に終了することに合せてのことみたいやね。それが数字面で成功であるかどうかは置いといて、試みとしてはおもしろいんとちゃうやろか。
問題は11時からの20分をどうやって埋めるかやけど、そこはそれ、百戦錬磨のCXは日替わりでバラエティー系の番組を組んできよった、バラエティーやったらある程度の体裁整える事が出来ますからな。内容も、曜日によってばらつきはあるにしても、尺20分にしては健闘してると言っていい。
月〜木のうちで一番おもしろいのは、ウッチャンがやってる水曜日の『笑う犬の生活』かなぁ。「そういや純粋なコント番組って『夢で逢えたら』以来無いなぁ」とか思ってたら、この番組って『夢で逢えたら』のスタッフが作ってるらしい。
ウッチャンナンチャンと言えば、あの事件以来CXのレギュラーから遠ざかってたけどもうそろそろ復帰してもええ頃とちゃう。とりあえずは、『笑う犬の生活』を見守る事にしようかな。
(敬称略)