JOIA ジョイア
Luz ルース
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アルバム Luz -ルース-
0・はじめに 〜総評〜
1・Intro 〜新しい水
2・愛されたバラ -Romero ver.-
3・3,2,1 and 0
4・目覚めましょう
5・Andy
6・始まりは東の空
7・朝の光
8・裸で眠りましょう
9・熱砂
10・0:00 a.m. 〜午前0時
11・太陽の国
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0・はじめに 〜総評〜
このアルバムのレビューははじめにアルバム全体としての総評を先に書きたい
と思います。
理由は、このLuzというアルバムは、曲を1曲1曲聴くより、アルバム全体
をひとつの作品として捕らえたほうが完成度が高く、ひとつの作品であるとい
うことがこのアルバムの目指しているところだと僕は思います。
ファーストアルバムのJOIAもアルバム全体がひとつの作品としてある程度
まとまっているとおもいますが、全体の完成度はLuzが一枚上だと思います
個人的には、JOIAの方が好きな曲が多いのですが、個性的な曲が多いのが
災いして、多少バランスが崩れてしまっている気がします。
それに比べ、Luzは数曲をのぞきほとんどが、アルバムの為に存在している
気がします。それがいいか悪いかは聞く人の好みでしょう。
ちなみに僕はどちらかといえばJOIAのようにアルバムとしてある程度まと
まりながらも、外れちゃってる(?)曲が混じってるアルバムのほうが好きで
す。
しかし、JOIAが海外で作られ、Luzがほぼ国産であるということを考え
ると、大きな意味があると思います。
僕は音楽はあんまり詳しくは無く、JOIAのプロデューサーのセルジオ・
メンデスがどういう人かはわかりませんが、わざわざ海外レコーディングをし
て、帯に名前が載っているぐらいなので、恐らく日本で録音するよりは、良い
という判断なのでしょう。
その、海外レコーディングのJOIAより、国産のLuzの方が全体的にはレ
ベルが高いと言う事は、日本語に合う“ボサノヴァ”を作るという意味で、す
ごくいいことだと思います。
正直に言って、「裸で眠りましょう」のシングルを聞いたとき、期待が大き
かったせいもあり、曲が低レベルに聞こえ、海外じゃないとダメかな?
と思ってましたが、Luzを聞いて考えが変わりました。
JOIAからLuzへの成長は彼女の力量かスタッフに恵まれたのか判断が難
しいですが、少なくとも相田翔子さんは個性的で光り輝く宝石“JOIA”の
ような音楽センスを持っていると思います。
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1・Intro 〜新しい水 作曲:相田翔子(?)
1曲目は綺麗なギターの音色の短い(24秒)曲です。
タイトルにイントロと書いてあるとおり、アルバムのイントロだと思います。
意識しなかったら、二曲目のイントロと勘違いしてしまうぐらい、自然な出だ
しです。
作曲者に?が着いているのは、アルバムジャケットを見た限りでは、見つけれ
なかったので、推測で書いておきました。
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2・愛されたバラ -Romero ver.- 作詞・作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
シングル「裸で眠りましょう」のC/W。Romero Verってことで、シングルと
は別アレンジだと思う。まあ、別アレンジってよりは、作りなおしだと僕は
思っています(苦笑)
そのかいあってか、かなりマシになったというより、いい曲になったという感
じを受けた。まだちょっとトランペットのような管楽器がくどく感じるけど。
アルバム全体でいえることだけど、歌い方が透き通るような高音から、ささや
くような歌い方になっていると思う。
こういった点もやさしい光をイメージしててLuz(光)というテーマに沿っ
ているのかもしれない。
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3・3,2,1 and 0 作詞:かの香織 作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
Luzのなかで一番好きな曲。このアルバムのなかでも、かなり完成度が高い
ほうだと思う。個人的には、i Julia の方がややいい出来だと思うけど、それ
でも、シングルにしてもいいぐらいの曲だと思う。
特に最後のフルートがかっこいい!
その分少しアルバムから浮いてしまっている気がします。
歌詞は意味がほとんどわからない(^^;
タイトルとサビの意味わかる人いますか?誰か教えてください(^^;;;
ボサノヴァというと南米音楽というイメージが強く、現に日本語のボサノヴァ
はめったに聞かない。相田翔子とポンキッキーズでかかってた鈴木蘭々の、
「きみとぼく」ぐらいしか僕も知らないし(^^;
小野リサは日本人の本格的なボサノヴァシンガーだけど、日本語の曲は無かっ
た気がする。(ちなみに今のパジェロioのCMソング歌ってます。)
そのなかで、日本語のボサノヴァをこれぐらいのレベルでできるというのは、
この先が楽しみだと思います。
最近はヒットチャートにルクプルやキロロ(カタカタで書くと間抜け(^^;)と
いった、アコースティック調で聞かせるタイプの曲が出て来たりするので、
いいプロディースされれば、かなり売れるんじゃないかと思います。
それがいいか悪いかは別として。
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4・目覚めましょう 作詞:相田翔子 作曲:相田翔子・渡邉浩世
編曲:門倉 聡・Romero Lubambo
Portuguese Lyrics:Basco Di Brito
普段は何気なく聞いていた曲だけど、このレビューを書くにあたってじっくり
聞いてみるとかなり良くて、結構気に入ってしまった。
構成がボーカル、アコースティックギター、チェロ、コーラスのみでシンプル
なのも、気に入った。チェロのピチカートをベースとして使ってきるみたいだ
詩もちょっと色っぽくて結構いい感じを出していると思う。
詩に出てくるCoracaoってどういう意味だろう?ポルトガル語だと思う
けど。
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5・Andy 作詞・作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
この曲は彼女の曲としては珍しく、シンセやエレキといった電子楽器が中心に
なっている。
かといって、アルバムの雰囲気を変えるというわけでもなく、ちゃんとなじん
でいる。
以前にも書いたけど、僕はエレキギターはあんまり好きじゃないけど、この曲
は、むしろ好きなほうに分類される。
自分でも良く理由はわからないが、多分テンポの良さと心地よいぐらい積極的
な女性の求愛を表した歌詞に惹かれたからだと思う。
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6・始まりは東の空 作詞・作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
この曲もレビューの為にじっくり聞きなおすと、普段何気なく聞いていたとき
とは違った部分が見えてきた気がする。この曲もエレキ系の楽器構成になって
いるが、今までアコースティック系だと思っていた。
それだけ楽器をうまく使って雰囲気を出していると思う。曲調からいったら、
アコースティックを中心としたアレンジをしてもおかしくないような曲だが、
これはこれでアルバムになじんでいるし、Andyとアルバムの“つなぎ”の役割
もしていると思う。Andyとクロスフェードしているし。
(Andyのフェードアウトとこの曲のフェードインが重なっている)
この曲は特にアルバムのための曲の気がする。1曲だけ聞いても、あまり深い
印象は無いが、多分この曲が無かったらアルバム間今一つまとまりが無くなっ
たかもしれないと思う。
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7・朝の光 作詞・作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
この曲はもともと好きだと思っていた曲だが、聞き返してみると、背筋が
ゾクッとするぐらい良かった。何百回と聞いているはずなのに。
はかないような歌い方と歌詞とギター。
i juliaほどインパクトは無かったが、もしかするとそれと肩を並べるほどの
名曲かもしれない。(でもinst verまで含めるとi juliaの方が上だと思う)
ただ単に自分が、アコースティック調の甘い声の唄に弱いだけかもしれないけ
ど。(^^;
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8・裸で眠りましょう 作詞・作曲:相田翔子 編曲:河越重義
シングルで聞いたとき、期待が大きかったせいか、ヘボく感じた(失礼!)
けど、アルバムとして聞くとなかなかいい曲だと思う。
ただ、トランペットみたいな管楽器がくどくて、安っぽく感じるのは変わらな
いが(^^;
シングルがちょっとダメで、一年近く後に出たアルバムがいい出来だったって
ことを考えると、シングルを出すのをもうちょっと後にすれば良かったかもと
思う。でも、シングルを作ったことでアルバム全体のイメージが固まり、それ
がレベルアップにつながっていたのならシングルはいつ出しても同じレベルに
しかならなかったと思うので、これはこれで良かったのかも。(^^;;;
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9・熱砂 作詞:かの香織 作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
歌詞にもあるけど、踊りが似合いそうな曲だと思う。
安直な言い方をすれば、この場合の踊りはユーロ系などのカッコイイ(?)
踊りではなく、(たとえは悪いが)むしろパプア君のような儀式的な踊りを思
い浮かべる。
それが変だとか、悪いとかじゃなくて、逆に老若男女が自然に踊れそうな感じ
になっていていいと思う。
そういった感じも踏まえて、この曲は、どこかの地方(民族)に古くから伝わ
る収穫祭や儀式の踊り的な雰囲気だと思う。
この曲がどうアルバムに溶け込んでいるかはよくわからないが、朝と夜中の曲
の間に昼の曲が混じっているだけなのかもしれないので、違和感を感じずにい
るのかも。
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10・0:00 a.m. 〜午前0時 作詞・作曲:相田翔子 編曲:門倉 聡
年上のちょっとあまのじゃくで少しあまえんぼうの女性といった感じを受けて
ちょっとドキドキ(^^;
年上の部分を「年下でちょっと大人びた」に変更してもOK(^^;;;
この曲は歌うんぬんよりも、かもし出す色っぽさがいいですねぇ。
気分的で不可解な女心を何気に表現してるのもいいですね。
こんなタイプ好きです(^^;;;
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11・太陽の国 作詞:相田翔子 作曲:相田翔子/渡邉浩世 編曲:門倉 聡
最後の曲。今度のエンディングは明るく前向きな曲。
眠りというテーマになぞるなら、夢の世界ということだろうか?
この曲の能天気さは常に努力しているというのが根底にあると思う。
「シャカリキにやるのもいいけど、もっと楽しく笑いながらいこう」
ということだと僕は解釈しました。
最後の子どものコーラスは、一生懸命と能天気の象徴としていてれるのかな。
と思いました。
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