あど じゃーなる(不定刊)
まったくもって不定刊!暇を見つけて書きますが・・・・あどばーぐもジャーナリスト(?)の端くれでして・・・(^^;)
まぁ、呆れずに読んでくれたら幸いです
北海タイムス休刊(9/2)
ついにこの日が来てしまった・・・・北海タイムス休刊・・・・・
戦後半世紀、北海道文化の礎の一翼を担ってきた小さくて大きな会社が消えた・・・・
道内新聞界の独占状態を打破すべく・・・・言論の自由の下に集いし者達が創り上げ
戦後の荒れた北海道に新しい光をそそぎ込んだと聞いている。
身近なとこでは雪まつり、花火大会、スポーツ、文化事業の後援、協賛等・・・・
私も子供の頃、絵画コンクールで、タイムス賞に入選した覚えがある
この業界に入り、様々な事件・事故現場等で幾度となく顔を合わせ、時には
先陣を争い走り、時には情報を共有して取材に取り組んだ彼らと、仕事で出会うことが
ないのかと思うと、やはり寂しいものがある。
確かに、競争という中での勝者・敗者という者が出てくるのは否めない。
しかし、文化という観点で北海タイムスが生み出してきたものが劣っていたかと言えば
違うであろう。あの、札幌雪まつりを始めるに当たり大きな貢献をしたのが北海タイムス社で
あったことを知ってる方が今日、どれぐらい居るであろうか?
ささやかな祭りであっても、決して分け隔てなく扱ってきたのが北海タイムスだった。
立社の精神にある「郷土北海道の建設を通じて新日本の再建に努力せんことを志す」
そして「常に道民の良き伴侶として、良き相談相手として・・・」真の意味で地域に根ざした
マスメディアだったのではないだろうか・・・。
地道な取材活動、全国紙の記者も驚くようなスクープ、美しい瞬間を切り取った写真・・・
その中には、目まぐるしい時代の中でも、ほっとするような何かがあった。
それは、今日まで、立社の精神が社員の心の中に受け継がれていた何よりの証拠であろう。
戦後50年が過ぎ、もはや、戦後の日本・北海道ではないのかも知れない。
大きな経済成長・・・そして墜落・・・・特に北海道は類を見ないくらいの、倒産・失業・・・・・
その中で、1つの情報源が消える・・・本当にこれでいいのだろうか。
現状では、北海タイムス社に手を差しのべることが出来る企業は皆無であろう・・・。
TVのインタビューで「地元の新聞なので残念・・・」と言う声が聞かれたが、実際に購読していた
道民はいかほどいたのだろう・・・。購読低下を招いた原因に、度重なる社長交代劇等が挙げられるが
どんなに苦しい中でも社員は「地域の文化・情報の担い手」として現場に赴き、ペンを取り、シャッターを切り
輪転機を廻し今日まで走り続けた・・・・。
その姿に、一報道人として私は大きな敬意を払いたい。
最後の1%まで賭ける、真のジャーナリズムではないか。
私たちは時代の流れという名の下に、大きな財産を失ったのではないか・・・・。
中国残留孤児(11/9)
11/8、何事もなく平和だったフロアに突然ニュースが飛びこむ・・「中国残留孤児、身元判明。劉さんは深川の鈴木さんの弟」
記者が慌ただしく動き出す・・・深川なら旭川クルーの方が近いので出番はなしか・・・と思いきや、旭川は市長選で手が回らない・・・
急遽、取材に走る。深川まで1時間半・・・一行は千歳から来た。
日本名、鈴木光義さんは、大勢の出迎えに少々戸惑いつつも兄の家に「帰国」を果たした。
お兄さんも、残留孤児で、S63年に父と再会を果たしていたが、弟は、父親との再会を果たすことが出来なかった・・・・
中国では、兄と同じ地域に住んでいながら、出会うこともなかったそうだ・・・、仮にすれちがってたとしても、弟の記憶には兄の面影がない・・・
これが、兄弟再会を遅らせたようだ・・・
次の日、父の眠る墓地へ、帰国の報告に赴く、涙ながらに「お父さん・・・遅すぎました」と報告する・・・・無念の対面
戦後50年あまりが経ち、未だに解決されないものの1つを垣間見たように思う
月日が経つにつれ、記憶、資料ともに乏しい中、判明してよかったと思う反面、戦争の傷跡は、未だ残ってる・・・・という感じさえした
北海道拓殖銀行営業終了(11/13)
「拓銀」「たくぎんさん」が消える・・・1世紀を目前にして全てが終わる・・・・
あまり難しいことは得意でない私だが・・・(^^;)
経営破綻から焼く1年・・・北海道の屋台骨が姿を消した
「銀行は潰れることがない」という神話を崩し、関連、中小企業の相次ぐ倒産・・・北海道を開拓し、不況の嵐に陥れていった・・
色々、分析したりする人もいるが、一般的なレベルから言えば「生活」と言うモノを大きく変えさせられた感がある
「ウチの会社は大丈夫?」明日おもしれない生活を強いられている・・・
まさに、「功」と「罪」を残していった・・・
経営陣は「身の丈」を大きく見せようとした結果、虚構が崩れ、全てを無にしてしまった・・・
私は思う・・・北洋銀行に移籍した拓銀のみなさん、新たなる気持ちで頑張って欲しい、それと同時に、上層部のやったことを
真摯に受け止めていただきたい、そして、会社という枠ばかりでなく「経済を支える」と言う考えで、この恐慌を脱するように
努力していただきたい・・・
北海道の生死は、あなたがたにかかっているのだから・・
横浜フリューゲルス消滅?Jリーグ2ndステージ最終戦(11/14)
鳴り物入りで始まった「Jリーグ」であるが、その中のチーム「横浜フリューゲルス」がスポンサーの撤退によって消えようとしている
長引く不況による、経費削減で撤退・・・チームは「横浜マリノス」と合併・・・・
両サポーターは猛烈に反対、特にフリューゲルスのサポーターは「マリノスの名前をくれ!」とまで言っている
我が北海道の「コンサドーレ札幌」のサポーターも熱烈ではあるが、この「合併騒動」を見ていると、負けずと劣らずと言った感じだ
果たして、チーム存続になるかどうか・・・定かではないが
札幌で行われた最終戦、寒空の下、アウェーにもかかわらず、多くの「横浜F」サポーターが来ていた、熱心に存続署名をお願いし
大声援で選手を激励する・・・
試合結果は4−1で、フリューゲルス勝利・・・
しかし、負けたコンサドーレの選手も、サポーターも素晴らしかった・・・・
存続を訴える彼らに、わがチームの事のように、惜しみない声援を送り、熱い握手を交わし激励する・・・
そこには、「勝ち負け」でなく、サッカーを愛し「また一緒に試合をしよう!」と語り合う姿があった
何事もそうだが、生み、育てることは大変だが、無くしてしまうことは簡単である
多くの希望と、声援を背負っているこの「横浜フリューゲルス」を消すことが正しいのか・・・・
試合後のフリューゲルス選手のインタビューで「時間がありません、正しい判断をしてくれる人が現れることを望みます・・・」
正しい判断が出てほしいものである