リコーダーのための編曲―らぶしゅーべると風
必要なもの
コンピューター
プリンター
楽譜作成ソフト
フィナーレ2003
最近アンコールから乗り換えた
アンコールでは前打音がうまく書けないなど、不備が多かった
Finaleではほぼ全てのことが可能だが、機能がメニューのどこにあるか覚えられない
PDFファイルを出力するならアドビアクロバット
音を出すもの(ピアノ、オルガン、ギター、ピアニカなど)
コンピュータのMIDIでも可能だが、時々MIDIではよくわからないことがある
和声の本(読むかどうかは別です、難解なものがほとんど)
私の使っているもの(理解はしていません)
Jazz Theory Workshop (小山大宣、武蔵野音楽学院)
演奏者のためのギター和声学(小船幸次郎、全音楽譜)
和声:理論と実習(音楽の友社)
(もちろん)リコーダー
編曲の実際
リコーダー用に編曲したい曲の楽譜を手に入れる
その曲のCDを何10回も聴く
楽譜を眺めて、各パートをどのリコーダーに割り振るか、調性を何にするか、リコーダーの音域、効果を考えて決める
楽譜作成ソフトに入力していく
ソプラノメロディが無難だが、やはりアルト、テナーにもたまにはメロディを吹いてもらいたいですよね
ソプラノ以外がメロディだと、ソプラノの音域はかなり低くしないとうるさくてメロディが聞こえない
(ソプラノを吹く人の性格によるのかもしれない―でしゃばりの人が多いといっているわけではありません)
特にテナーメロディだとよほど注意しないとメロディがうもれてしまう
(テナーは奥ゆかしい人が多いのだ)
コーラスの曲をリコーダー用になおすときは、テナーメロディをそのままテナーリコーダーにすると
メロディが聞こえないことがある(やはりソプラノかアルトにもっていくほうが無難)
テナー、ベースはあまり速いフレーズは適さない
2オクターブ以上にわたるスケールなど音域が制限になっているのは別々のパートに割り振るか、メロディそのものを変える
アルペジオは和音が変わらなければ音の順番や高さを変えても大抵は問題ない
ピアノ3重奏から編曲するときなど、違う楽器がそれぞれ細かく動いていると
音色が同じなリコーダーアンサンブルではメロディがうもれてしまうことがある
臨機応変に省くべきは省きメロディがうきたつ様にする
原曲の和声とメロディを借りてリコーダーに向いた曲を作るつもりの方がうまくいくことがある。
音域がどうしてもあわないときは
その曲のべつの部分からメロディを借りてくるときもある(例:モーツアルトのソナタ)
原曲のイメージが変わらないように、聞いた人がメロディが変わったのが分からないように工夫する
1オクターブ目のシのフラット、ラのフラット、ファのシャープ(アルトで)の連続進行は
速いフレーズでは使えない(オクターブ上げるか、メロディを変えるか、他のパートに移す)
フラット3つ以上はソプラノ、テナーは難しいことが多い(できれば移調する)
伴奏パートがあまりに単調なときはカウンターメロディを考える(私には才能ない)
しっかりした音が希望ならその楽器の高めの音域に振る
たとえばテナーの上のGのほうがアルトの中音域のGより同じ音でも強い
16分音符がたくさん並んでいても指回しがらくな音型になおせば吹きやすいときもある
(アルペジオなど)
クラシックを編曲するときは、和音は変えない(そんな不遜なことはできない)
声部が足らなくて和音の一部を省く時は、和声を考えて重要な音は残す
(やっぱり和声の本を読まなくては・・・!)
以下、実際的な手法(和声の先生、ごめんなさい)
第5音は省ける
第3音は原則残す
テンションの音は必ず残す
(ちょっと乱暴だが)臨時記号のついているようなものは残す
減7の和音ならどの音を使っても大差はないので他の音に変えれる
和声の内声部で副メロディとなるラインがあるものは残す
ベースは原則オクターブ移動のみで処理する
平行5度はさける
実際にMIDIやピアノで音を出してみて響きの良いように調整する
ベースが実際のヘ音記号よりオクターブ高く、ソプラノはト音記号のオクターブ上であることを
わすれないようにする
(楽譜上では9度でも実際は2度でぶつかって響きが悪いことがある)
必ずしも和声の理論どうりにはいかないこともある
(乱暴だが)実際に響きがよければそれでよいに違いない
理論はあとでついてくるもののような気がする
読みやすいよう楽譜の体裁をととのえる
臨時記号が使われた次の小節の臨時記号なしの同じ音に記号をつける(多分分かってもらえる?)
スラーや強弱、ブレス記号などを入れる
できるだけ少ないページ数にする方が演奏する時便利
譜面台に乗るにはA4で3枚以内
これを超えるならパート譜を作る(フィナーレでは容易)
実際にアンサンブルをしてみてまた調整するのが望ましい
できあがったら各パートを実際にリコーダーで吹いてみる
理想にこだわってあまり難しいのは吹いてもらえない
初級のアンサンブルでも練習すればなんとかできるレベルが目標
となるとソプラノで2オクターブ目のラまでにとどめるのが理想
自分で吹けないようなのはもちろんだめ(バッハの二短調プレリュードは吹けないけど)
自分の属しているアンサンブルで演奏してみる
不満続出のパートがあったりする・・・(練習すればできるよ、といってごまかす)
PDFにしてインターネットにアップロードする
ホームページを更新する
時々自分のページにアクセスし、カウンターを見て、うんうん、よしよし、とうなずく
(2009.12更新)