KOtoKO'S!!
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1999

[ INDEX ]

1.最初のご挨拶(1.15)
2.宮部みゆきさんの話(1.30)
3.東野圭吾さんの話(2.20)
4.宮本輝さんの話(3.1)
5.京極夏彦さんの話(3.20)
6.新井素子さんの話(4.1)
7.景山民夫さんの話(4.11)
8.浅田次郎さんの話(4.24)
9.氷室冴子さんの話(6.1)
10.「彼女の彼」他 松本美緒さんの話(8.2)
11.「はじめちゃんが一番!」他 渡辺多恵子さんの話(10.1)
12.三浦綾子さんの話(11.1)
13.新刊情報(12.1)

 
1.最初のご挨拶 1999.1.15
 はじめましての人もそうでない人もこんにちは。管理人のことこです。
 ここは「BadBoysClub」第三のお部屋となります。本館&分室を知らなーい、知りたーいとおっしゃる方は、ご連絡して下さいね(^^)。
 さてこの部屋は私の読んだ本の感想をアップしています。まだ、去年読んだ本のベストと今月の分が少ししかありませんが(^^;。基本的に、小説のみをアップしていきます。ミステリ小説が主になっています。
 本の話題を少々。宮部みゆきさんが直木賞受賞ですね。私は宮部小説は「火車」「蒲生邸事件」「理由」を大プッシュしていますので、嬉しかったですね>個人的には東野さんの「秘密」も贔屓していたんですが、またこちらは次回ということで。
 ということで、このホームページは、地味〜に運営していくつもりですので、よろしくお願いします。        [ 先頭へ ]
2.宮部みゆきさんの話 1999.1.30
 今回は、宮部みゆきさんの話です。
 前回も書きましたが、宮部さん本は、「火車」「蒲生邸事件」「理由」を3大プッシュしています。なんかいい意味でどこか童話という感じのする雰囲気があるんですよね。本にもよりますが。
 でも、そんな私も、最初は宮部さんは時代小説家だと思っていました(笑)。「本所深川ふしぎ草紙」で時代小説の賞を取ったって聞いたので。
 基本的にはほのぼの系だと思っていますが、かと言って童話ではない目線というのもありまして、宮部さんの場合、それが子供のキャラクターに表われているような気がします。結構、子供のキャラクターが怖いんですよね。子供を純粋な心の持ち主として捉えるか、何も知らないがゆえに残酷なものとして捉えるかって、作家によって見方が違うと思うのですが…。        [ 先頭へ ]
3.東野圭吾さんの話 1999.2.20
 今回は、東野圭吾さんの話です。
 まだミステリなんて殆ど読まなかった学生時代、私はなぜか東野作品は読んでおりました。初期はかなりストレートなミステリを書いていましたが、なんか青春くささのようなものが、好きだったんですよね。一番ひいきしている作品は「眠りの森」なのです。バレエという題材も(本人は辛かったようですが)好きですし、泣かされるんですよね〜(>_<)。
 ところが最近、東野さんといえば、一番何が出てくるか判らない作家になってしまいまして…「名探偵の掟」には爆笑させていただきましたし(でもこういう作品を書いてしまえる心意気は凄いっす)、「どちらかが彼女を殺した」最新刊の「私が彼を殺した」みたいな読者への挑戦だけの本も読み応えありますし、先日の直木賞候補になった「秘密」には泣かされますし。まさに、変化球が得意になっているようです。
 でも、何が出てくるか判らないというのは、それだけ読者にとっては楽しみなものであります。私が今一番ひいきしている作家は、ずばり東野圭吾さんなのです。       [ 先頭へ ]
4.宮本輝さんの話 1999.3.1
 今回は、宮本輝さんの話です。
 ワタクシ、どう見てもミステリ偏向の読書傾向と思われがちですが(いや実際そうなんだけど)、基本的にはおもしろければなんでもよくて、数年前までミステリなんて全然読みゃーしなかった人間でございました。で、その頃は純文学に傾倒しておりまして、宮本輝さんの小説にぞっこんでありました。今もなんですけど。
 最初は「青が散る」のドラマとか「優駿」の映画とかその辺から入ったのだと思いますが、この方何がいいって、ジャンルに拘っていないところがいい。基本的には純文学だと思ってますが、「避暑地の猫」なんてミステリです。「人間の幸福」(だったかな)もそうだと思います。で、ご本人も、ジャンルにはまったく拘っておられないそうです。ジャンルにプライドを持つのって厭なので、こういう創作姿勢の作家さんは好きです。
 ということで、大体好きな作品ばかりなんですが、特に挙げると「海岸列車」「花の降る午後」(>「花の…」のタイトルは、私が知る限りの小説の中で、最高に美しいタイトルだと思っている)は大贔屓しております。他の作品にも共通して言えるんですが、人間と人間が絡んで物語が生まれると言ったところが如実にあらわれておりまして、本当に泣かされるんですよね。私は元来泣きに弱いタイプなので、宮本作品にはこれでもかッというほど泣かされてます。全集の付録の小冊子かなにかで、宮本氏が机に地球儀を置いているというお話がありまして、すごく憧れて私も地球儀が欲しかったんですが、いかんせん置き場がなくて、未だに買っておりませぬ。地球儀は夢です、はい。       [ 先頭へ ]
5.京極夏彦さんの話 1999.3.20
 今回は、京極夏彦さんの話です。
 雑誌掲載作品は読んでないんで、一連の講談社ノベルズのシリーズと、「嗤う伊右衛門」だけなんですが、最初読んだときははまりましたねー。なにがって、明治大正昭和初期という時代モノに、わたしゃ弱いんです。
 最初にちょっと間違って「狂骨の夢」を読んでしまったら、なんか途中からシリーズキャラクターがぞろぞろ出てきたんでびっくりしました(笑)。慌てて「姑獲鳥の夏」へ戻ったんですが、いやー、これもまたびっくり仰天。内容にひっくり返りました。面白かったなあっ。このトリックは賛否両論色々あるみたいですが、わたしは賛成派なんですね。実は「魍魎の匣」よりもこっちの作品を評価しております。「匣」にもびっくりしましたが。
 キャラクターで言うと、榎さんが大ひいきです。どんなシリアスな場面でも大笑いかましてくれるところはスバラシイ。あのお美しい容姿であの奇妙奇天烈な言動ですもんね。シリーズキャラクター随一の強者ですわ。
 実は「伊右衛門」も好きです。ラブストーリー好きだし。怪談は苦手なんで、四谷怪談も嫌いなんですが、あそこまで見事に恋愛小説かましてくれると嬉しいわ〜。
 ということで、あの文章で最初魅せられてしまったワタクシですが、そろそろその文章には慣れてきてしまったので、これからどう魅せてくれるか楽しみにしています。まだ実はこれからの作家なんですよね。       [ 先頭へ ]
6.新井素子さんの話 1999.3.20
 今回は、新井素子さんの話です。
「おしまいの日」から7年経ってようやくSF新刊が出ましたね〜待ちくたびれました(笑)。さて、私が今の人生を送っているのは多分に素子さんのせいなのです。これについては細かいところも大雑把なところもはしょりますが(?)。
 中学卒業の頃から高校時代にかけてはまりまくった素子さんの作品。なんと言っても「…絶句」は名作です。「星へ行く船」シリーズがお好きな方も多いかと思いますが、やっぱり私は「…絶句」なんですよね。実は森村一郎氏の大ファンでした〜。
 その「…絶句」を挟んで、少し文体の変わった素子さん。それまでの明るい「あたし」の一人称少女小説モードからちょっと脱皮したのかな。「…絶句」後で「星へ行く船」「ブラック・キャット」「グリーン・レクイエム」シリーズ外の作品がたいしてないもんだからまだ何がどうとか言えないんですが…最近ほんっとうに遅筆で困ってしまいます。それでも、新井素子最新刊と言えば、早速買いに走ってしまうほど愛があります。今回の新刊「チグリスとユーフラテス」も(連載は知ってたんだけど本になったのを知ったのが遅かった)発売を知ってから即座に買いに行ってしまいましたもん。さあ、読むぞーっ。      [ 先頭へ ]
7.景山民夫さんの話 1999.4.11
 今回は、景山民夫さんの話です。
 とても好きな作家です。とても好きな作家が亡くなられたのをテレビや新聞報道でリアルタイムに知ったはじめての方です。当時は本当にショックでした(>_<)。
 数年前、海とかイルカにはまった私は某書店の海洋関係本フェアで「遠い海から来たCOO」を見ました。もちろん以前直木賞を取った作品だってことで名前くらいは知ってましたけど、意識したのははじめてです。そして読んで…はまりましたね。こんなに楽しい小説があったんだろうかって思いました。これだけ楽しい小説が書ける人なら私生活で何言われようが関係ないって。究極のエンターテインメント作家だと思ってました。
 とても痛快でひたすら優しくてハチャメチャだけどほっとできる。そんな作品群が本当に好きです。「COO」「モンキー岬」「トラブルバスター」「野鼠戦線」他好きな作品ばかりです。エッセイも結構滅茶苦茶で、読みながら大笑いできて、ときどき凄く考えさせられちゃったり、景山作品は本当に宝物のようです。
 景山さんは、小説を書かれるときはハッピーエンドを前提としていらっしゃるそうです。それが、読み手にも本当に伝わってくるんだなと思いました。ジャンルに拘らない自由さも本当に魅力的でした。      [ 先頭へ ]
8.浅田次郎さんの話 1999.4.24
 今回は、浅田次郎さんの話です。
「プリズンホテル」がテレビドラマ化されましたね。そちらのミーハーまるだしな話題については、BadBoysClub本家某Jサイトでそのうちネタにすると思いますが、実は私が最初に読んだ浅田作品はこの本でした。
 確か、数年前の「このミステリーがすごい!」でランクインされていたんですよね。で、たまたま図書館で見つけて借りて…いやあ、主人公の作家がすっごく厭な奴でして、なんて本なんだろうと思って蹴りとばしたかった。図書館の本なので、さすがにそれはしませんでしたが。でも、ついシリーズは読まないと気がすまない私、その後「プリホ 秋」「冬」「春」まで読みすすみ、「春」では泣きましたわ(笑)。
 そのあたりから「泣かせの浅田」というイメージはあったんですよね。どちらかというと人情モノ、みたいな(今「刃傷モノ」と変換されたが、「プリホ」に関しては的を得ていたりして)。直木賞受賞作で話題になった「鉄道員」なんて、表題作は電車で読もうと思ったんですが、最初の一行で泣けそうになったので、別の本に変えたというスゴイ代物です(笑)。その中の「ラヴレター」はもうぼろぼろ泣きました、もちろん。
 その後は出版ペースがいやに速くなってしまわれたので、最近の本は実は読むのが追いついていません。実は読んでない本の方が多いのかも…の浅田作品です。
 そんな中でおすすめなのが、上述「プリズンホテル」シリーズです。それから「天切り松闇がたり」。こちらも連作なんですが人情モノで最後は泣けます。そして一番ひいきにしている作品が「蒼穹の昴」です。まだ文庫化されていないうえに、ハードカバーで上下分冊という長い話ですが、おすすめです。中国の話で、西太后の時代を舞台に、宦官を主人公にして書いていますが、全然中国史に明るくない私でも勢いがついて無理なく読めてしまいます。ストーリーテラーとは、浅田さんのためにあるような言葉だと思いますよ、本当に。どれもストレートな泣かせではなく、物語があってその話に引きこまれていつのまにか泣いているという感じの小説です。「鉄道員」みたいなストレートさも嫌いじゃないですが、やはり書ける方なので、またエンターテインメント性爆発みたいな物語を書いていただきたいです。       [ 先頭へ ]
9.氷室冴子さんの話 1999.6.1
 今回は氷室冴子さんの話です。
 すごくいい意味で少女小説を書かれる作家さんだと思っています。高校時代、新井素子さんとともに流行りまくりまして、けれど氷室さんの小説は、大人になってからも読める小説だと思います。
 多分それは、物語として地に足がついているってことだと、今の私は解釈しているんですが、「ただの少女小説」にしてはすごく物語がきちんと作られているんですね。「ただの少女小説」は、その後とんでもなくファンタジーなりやおいなりに移行してしまいまして、わたしも離れてしまったのですが、氷室さんの学園モノ・平安絵巻他の作品は今でも好きなものが多いです。
 イチオシは「海がきこえる」とその続編です。確か今月文庫落ちするはずなので、ぜひ一読してください。すごく素敵な青春小説です。
 コバルトシリーズものでは、「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「北里マドンナ」のシリーズがとても好きです。学園モノというか、青春小説のバイブルですわ。あとは、「シンデレラ迷宮」「シンデレラミステリー」のファンタジーものもとても好きです。確か最初に読んだ氷室作品が「シンデレラ迷宮」なんですよ。
 それと、氷室さんが漫画原作をやられた「ライジング!」という作品も大好きです。漫画を描かれたのは藤田和子さん。「シンデレラ」シリーズや「冬のディーン夏のナタリー」の挿絵も描かれてる方です。「ライジング!」は宝塚をモデルにした舞台モノなんですが、本当に面白いです。フラワーコミックスかフラワーコミックスのワイド版、もう少し待てばきっと漫画文庫化されるかもしれませんので、ぜひ一読を。
 最近とみに遅筆になられてしまった氷室さんですが、また楽しい小説を書いてくださることをお待ちしています。あと、エッセイも絶品なんですよ、本当に。       [ 先頭へ ]
10.「彼女の彼」他 松本美緒さんの話 1999.8.2
 今まで小説家の話をしてきましたが、今回は松本美緒さんの「彼女の彼」という漫画の話です。松本美緒さんは、漫画家です(笑)。
 いえ、小説家のネタが尽きた訳ではないんですが、どうしてもおすすめしたい本がありまして。もしかしたらしばらく漫画ネタが続くかもしれません。
 今月(8月)に講談社からコミック文庫化される「彼女の彼」なのです。おそらくもう15年ほど前の作品ですが、実は永遠の名著なんですよ。田舎から都会の中学に引っ越してきた主人公がはじめて見た「彼女と彼」、主人公とそのふたりの物語です。ふつうのコミックで2巻完結の作品なので、結構短い漫画です。15年ほど前は、世間では長いスカートが流行していたってことで、絵になっている制服も長いです。でも今でもきちんと読める漫画です。青春とか友情とか小馬鹿にしちゃいけないぜって感じで、涙なしでは読めないんですよね。主人公の芹香ちゃんがすごくいい子で、相手役(?)の小川くんが不良だけど、恰好悪さも含めて全部格好良くて、その彼女の春美ちゃんがすごく綺麗で…この「綺麗」は読まなきゃわからない綺麗さだと思いますが。
 少女漫画ですけど、少女漫画も捨てたものじゃないと、本気で思わせる漫画です。ぜひ、ご一読して泣いてください(自慢しますが、私、この漫画は今でも泣けます。しかも、この漫画で泣ける自分ていい奴だと思います(笑))。
 最初に「ぱふ」という漫画情報誌ですすめていた記事を読んで買ったんですが、悔いなし、でした。
 ちなみに松本美緒さんの他のおすすめは「愛さずにはいられない」(講談社全2巻)「And…I love her」(同全1巻)など。あ、「彼女の彼」の番外編で「拓也―YOKOHAMA二十歳前」(同全1巻)という作品もあります。そうそう、今月は普通のコミックも発売されます。        [ 先頭へ ]
11.「はじめちゃんが一番!」他 渡辺多恵子さんの話 1999.10.1
 最近このトーク、さぼりがちですね。今回も2か月ぶりの更新です。
 で、おすすめするのは私、ことことしては書いておかなきゃならないでしょう、の渡辺多恵子さん「はじめちゃんが一番!」です。前回に続き、漫画です。
 ヒロイン岡野はじめの五つ子の弟たちがアイドルとして芸能界にデビュー、そこで起きるさまざまな話を書いたものですが、五つ子は某7人組スーパーアイドルグループ(笑)の下5人、さらに彼らの先輩デュオは上2人がモデルとなっています。ルックス、ある程度まではおそらく性格もですし、たとえば衣装もどこかで見たような〜ってのがすっごく多いですし、某7人組のファンの方には超おすすめ、特に上2人ファンにはツボ間違いなしでは…と思うほどのスゴイ漫画です。
 まあもちろん、最初はそんな外見から入っていっても、主人公のはじめちゃんをはじめとするキャラクターがきちんと設定されていますし、ストーリイもしっかりしているので、内容も楽しめます。私はそりゃーもちろん、亮くんのファンですが、これがまた絵も回を追うごとにかなり綺麗に描かれているのでこちらの愛もただごとではありません(笑)。
 ちなみに本編は小学館フラワーコミックスで全15巻、番外編で「We are」「雨に似ている」が大判のコミックス、さらにイラスト集も出ています。ところで私の謎は、渡辺さんは一体7人組の誰がイチオシだったんだろうかってことなんですが…どなたかご存知ではありませんか?
 渡辺多恵子さんの作品は、高校時代「ファミリー!」という漫画が流行りまして、当時友人に借りて読んでいたのを、最近文庫化されたのを機に全巻揃えました。これは、主人公の女の子がもう人によって賛否両論だったんですよ〜(^^;。アオリはアメリカンホームコメディ、ってとこでしょうか。なかなかツボどころでは泣けますのでこちらもご一読を。
 さらに、今別冊少女コミック連載中の「風光る」、フラワーコミックスで4巻まで発売されていまして、5巻が10月に出ますが、こちらにもすっかりはまっています。たまたま別コミですごくひいきしていた別の漫画家さんの大作が去年頭くらいに最終回になりましてね、その関係で2か月分ほど雑誌を買ったんですよ。で、その目当ての漫画を読んで、あと他に面白そうな漫画はないかなあと思いつつ名前を知っている方の連載を読んでいたら、この「風光る」にやられまして。新選組の話なんですけれど、もう沖田さんの笑い方がね〜絶品なんですよ。話も話ですし、これからどうなっていくのかを考えるとちょっと素直に早く先が読みたいとは言えないんですが、でもキャラが立ってるって、こういうことを言うんだなあという感じがします。今一番、コミックスの先が楽しみな漫画です。        [ 先頭へ ]
12.三浦綾子さんの話 1999.11.1
 今回は三浦綾子さんの話です。
 10月某日、訃報が飛びこんで参りまして、作家の三浦綾子さんがお亡くなりになられたそうです。
 三浦さんの小説をはじめて読んだのは、おそらく大学時代だと思うのですが、やはり「氷点」を最初に手にとったはずです。当時純文学に傾倒していた私なもので、新潮文庫の100冊とか書評の類とか読んでいると、やはり目につく作品なんですよね。で、一度読んでみようと。
 そこからすっかりはまりまして。「氷点」「続・氷点」と読んでいたら、友人が「塩狩峠」がいいよと薦めてくれたんです。…いえもう本当に凄い小説でした。人の罪と、罪を贖うってのはどういうことかとか、救いとか考えさせられましたね。
 その後、一時、著作を読みたおしたんですが、なんというか、三浦さんの小説は救われる気がします。特定の宗教観が、私に合っているのかもしれません(その宗教関係の作家さんで、もうお一方かなり好きな作家さんがいらっしゃいますし)。
 ご冥福をお祈りします。       [ 先頭へ ]
13.新刊情報 1999.12.31
 今回は本まわりの話です。
 さて、皆様、新刊情報ってどうやって入手していますか。
 私は、もう10年くらい前に、取次の日本出版販売が発行している新刊情報誌「DoBook」という雑誌を書店でアルバイトをしていた友人からもらったのがきっかけで、それを毎月購読するようになりました。B5判で薄くて、最初は200円しなかったんじゃないでしょうかね。ハードカバー、新書、文庫、コミックの新刊が余分すぎな記事もなく見やすく載っていたので、とてもひいきにしていました。しかし、1年ほど前に休刊となってしまい、代わりに手に取ったのが、近所の書店で無料配布されていたトーハン発行の「RackAce」でした。こちらはハードカバーと新書情報はないものの、文庫とコミックの新刊情報はきちんとあったもので、毎月発行日以降に必ずもらいに行っておりました。しかしなんと、こちらも今年末で休刊となってしまうそうです。
 一時書評誌って話題になっていくつか発行されていたはずなんですが、いざってときになると、なんにもないんですよね。私が望むのは、書評も解説もいらない、ごくシンプルな新刊情報だけで充分なんですが…某リク○ート社発行「ダ・○ィ○チ」も以前少し買っていたことはあります。でもこちらは特集や記事の扱いがキワモノっぽくて結局離れてしまいました。各出版社が発行している広報誌は、当然ながらその出版社のものしかカバーしてませんし。
「DoBook」から「RackAce」に移行するときに、インターネットでその辺の新刊情報をきちんと得られる場所はないかとあちこち探したり、そういうメルマガを講読もしているんですが、やはりぴんと来ないんですよね。でもあれから1年が過ぎて、ネット情報もそれなりに使えるようになってきたから、また少し探してみましょうか。なんにしても、読んでいた雑誌が休刊になるって淋しいですよね。        [ 先頭へ ]