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14.2000年の挨拶(1.15)
15.エッセイ「美男の国から」(2.4) 16.C・M・シュルツさんの話(2.19) 17.田村由美さんの話(3.4) 18.戯曲の話(4.15) 19.高橋留美子さんの話(5.11) 20.入院話(7.1) 21.岡野史佳さんの話(8.1) 22.本を買いに行ったときの話(9.30) |
| 14.2000年の挨拶 | 2000.1.15 |
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新年あけましておめでとうございます。
メインの某Jサイトが忙しくて、あまりこちらには手が回っていませんが、こちらは完全なるマイペ〜スで今年も運営していくつもりですので、よろしくお願い致します。 思えばこちらもホームページ開設1年じゃないですか。素晴らしい、拍手(^^)//。 去年もたくさん面白い小説を読んだ1年でした。今年ももっと面白い小説をたくさん読めることを今から期待しています。去年読んだ本の読書ベスト10もアップしましたので、そちらもご覧ください。 [ 先頭へ ] | |
| 15.エッセイ「美男の国から」 | 2000.2.4 |
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今回はエッセイの話です。今回、ちょっと面白いエッセイを読みまして。…メインサイトでももちろん紹介しております、あの本です。
「美男の国から」城島茂 マガジンハウス2000.1発行1200円ISBN4-8387-1216-2 TOKIOのリーダー・城島くんの雑誌連載エッセイをまとめた本です。ここではあまりミーハーモードにしたくないんですが(今更(笑))今の私のイチオシはこの城島くんと、某VというグループのSくんなんですね。ということで、発売する、と聞いた瞬間に、買う!と決めていた本なのでした。 リーダー城島くんと言えば、結構ダジャレ連発だし情けないキャラクターだしみんなに今年30だとか長老だとか言われてる、かつてないアイドルなんですが、かなり事務所の同僚には慕われているようで、結構その系統の番組ではあちこちで名前を聞くんですよね。そんなふうに好かれている理由は、彼の自然体加減にあると思うんですが、まさにこのエッセイも自然体。 事務所に入ったときのこと、今の生活、ともかく彼女が欲しい〜ってな話(笑)、もちろんTOKIOの話とか色々書かれています。ファンの私でさえ驚いてしまったのが、いつか家を建てて親と一緒に住みたいという話。ところどころに親孝行な人だなあというのが滲みでていまして、アイドルとか芸能界なんて派手な世界に身を置いている割には堅実な部分に、ほわほわとしてしまいました。 城島くん本人の写真・城島くんが撮影したメンバーの写真も自然体>長瀬くんのくしゃくしゃの笑顔、国分くんの上半身、松岡くんの「珍しくおっぴろげ」たピース、バックの青い海が似合う山口くん、どれもいい感じです。ちなみに城島くんは、雑誌記事を広げている写真が好きなんですが、あの該当の雑誌は、実は私もあの城島くんが載っている見開きだけのために一週間くらい悩んで買ったシロモノです(笑)。 もちろんダジャレも連発! う〜ん、人の期待を裏切りませんわ。 装丁もなかなか格好良くて、実はあんな大きな帯を見たのははじめてかも、と思うくらい>城島くんに興味がなくても、どんな帯だか見てくださいませ、本好きの話のネタくらいにはなるかもです。 [ 先頭へ ] | |
| 16.C・M・シュルツさんの話 | 2000.2.19 |
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2月某日、遊びあるいて帰宅した私の許に、ひとつの訃報が届きました。
チャールズ・M・シュルツ氏が亡くなられたという報せ。そう、アメリカのコミック「PEANUTS」、日本ではスヌーピーの漫画と言った方が馴染みがあるでしょうか。そのコミックを描かれていらした方が、癌のため、お亡くなりになりました。 あまりキャラクター物にはまらない私ですが、唯一「PEANUTS」だけは例外で、昔、今は関東にも何件かオフィシャルショップがありますが、まだ大阪にしかスヌーピータウンがなかった頃、関西に旅行したときに行ってしまったほどの「PEANUTS」フリーク(奈良の桜・京都の晴明神社・大阪のスヌーピータウンがそのときのメインでした)。車はカーシートをはじめ、小物の類に至るまで「PEANUTS」柄で揃え、世界で一番可愛い車と自負しております。昔、ときどきアニメを放送していた頃にはもちろん観てましたし、某デ●ノ●の「PEANUTS」カタログも愛読、たとえば今部屋でパソコンのキイを打っているこの場所からも、ちょっと見渡しただけで16個の「PEANUTS」関連の絵柄があるんです。 「PEANUTS」の魅力は、スヌーピーの可愛さを挙げる方が殆どでしょうが、優しいチャーリー・ブラウン、学校嫌いのサリー、私の大好きなカボチャ大王を信じているライナス、口やかましいルーシー、ベートーヴェンを心から尊敬しているシュローダー、チャーリーが好きなペパーミント・パティ、理論的なマーシーなど、誰もがとても魅力的なのです。大人の出てこないコミックですが、決して子供だけの閉塞的な世界ではないんですね。逆に子供よりも大人に読んでもらいたい物語だと思っています。ただ「可愛いスヌーピー」しか知らない方、ぜひ、この物語に触れてください。 シュルツ氏が亡くなられたあと、NHKの「クローズアップ現代」で特集が組まれましたが、それを観ている30分、涙が止まりませんでした。病気のために、先月、連載を終えられたというのはもちろん存じていましたが、まさかこんなに早く亡くなられてしまうとは、と。残念で、そして、心の底から、感謝したい気持で一杯です。私に「PEANUTS」と出会わせてくれてありがとうございます。私はこれからも「PEANUTS」とともに歩いていきたいと思います。 まだ、世界が終わりになったわけではありませんから。 そんな「PEANUTS」関係で、私のお薦めする本は、純粋なコミックでしたら講談社版よりも角川書店版の「A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY」が癒しブームとかで変に取りざたされるようになる前から発行されているため、シンプルで好きです。色々発売されている評論関係では「スヌーピーたちのアメリカ」廣淵升彦氏著、文化論ですが、「PEANUTS」を題材にした素晴らしい本です。 最後に。たくさんの方が、これからも「PEANUTS」を愛しつづけるでしょう。心より、シュルツ氏のご冥福をお祈り致します。 [ 先頭へ ] | |
| 17.田村由美さんの話 | 2000.3.4 |
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今回は、田村由美さんの話です。
漫画「BASARA」(小学館フラワーコミックス)が27巻で完結しました。雑誌で本編の連載が終わってからもう2年。連載終了近辺は雑誌を読んでは毎号泣いていました〜(>_<)。そして外伝も終わり、イラスト集も出て、今回の単行本で、本当に終わりました。まだ企画モノはあるようですが、物語としては、ここでおしまい、1巻発売当時、借りて読んで、すごく面白くて自分でも買いはじめてから何年でしょうか。そのあいだ、本当に楽しませていただきました。 全27巻、でも、中だるみしてるわけではない、話が止まっているわけでもない、いつでも話は急展開して物語の中核に沿って進んでいました。全然関係のない話があったり、中核に至るまでがめちゃめちゃ長かったりする漫画の多い中で、これは本当に「これだけの長さが必要だった」話でした。 殺された運命の少年・兄タタラの名前を名乗る少女更紗、彼女の村を滅ぼした仇敵赤の王こと朱理を中心に話は展開していきますが、登場人物はそれだけではなく、たくさんの外伝があとで生まれたように、人々それぞれが主人公となる話でした。…なにを書いてもネタバレになってしまいそうなので、未読の方のためにとっておきますが(読了した方、ネタバレでお話したいので、ぜひメールください(^^))、本当にそれぞれの人生が絡み合って物語とは生まれるんだと思いました。またこれがきれいごとだけじゃなくてね〜、痛かったりするんですが、そういうところで人を感動させていくんですね。 田村さんの漫画は、昔「神話になった午後」というコミックスが結構面白くて、そのままはまっていったのですが、結構この方の漫画って女の子が闘うんですよ。涙流して、ぼろぼろになって、それでも走る。強くないのに、向かっていく。田村さんのもうひとつの代表作「巴がゆく!」(今、文庫化もされています)もそうですしね。 それと、これってかなりすごいことなんだと思いますが、田村さんの漫画って、どれだけ長くなっても「絶対にきちんと物語が終結する」ってわかるんです。途中で尻切れになって次の巻はまだ〜?みたいな漫画が最近多い中で、「終わる」ということで信頼できるのはこの方が突出してますね。この人の「漫画を書きたい」という意欲は、次々に出される新刊でもわかります。 ということで読み切りもかなり多いんですが、短編のイチオシは「Hearts-灰とダイヤモンド」です。女優を目指すオーディションの話なんですが、なにか夢がある人、夢を叶えようと頑張っている人にはぜひ読んでいただきたい物語です。 さて、雑誌では、田村さんの連載がはじまっています。実はそちらの方にはまだ一度も目を通してないんですが、もちろん期待は大きいです。ここ数年、間違いなく一番期待している漫画家さんです。 [ 先頭へ ] | |
| 18.戯曲の話 | 2000.4.15 |
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戯曲を2冊読みました。
この内容については、来月感想をアップしますが、どちらも今人気の方のもので、どちらも最近観た舞台にちょっと関連しているものでした。 舞台ってね、好きなんですよ。生で観る役者さんの呼吸みたいなものが大好きなんです。行動の主体が偏ってるんで、観る舞台も某J系出演舞台が多いですけど、でもおかげでこんないい舞台を観ることができるんだから幸せだと思える舞台も最近観ました。(そういえば数年前には推理作家の皆様が演じられた舞台も観ましたわ、なんだったんだろ、あれ(^^;) J系出演以外で好きな作家さんは三谷幸喜さん。生の舞台を観たのは2本だけで、あとはテレビの舞台中継とかテレビドラマとかですが、すごく「舞台」に拘った作りをしているなあと思います。いわゆる舞台設定ですけどね。 J系出演舞台で最近大ヒットだったのが横内謙介さん。以前も何度かそのお芝居を観たことがあるんですけど、最近観たのは本当に大ヒットでした。この方が私にストライクをかますのは、その物語加減ですね。今回読んだ戯曲2冊のうち1冊はこの方の本で、そこには舞台で観たことのある中編と観たことのない中編が収録されていたんですが、観たことのない中編がこれまたストライクだったんですよね。 でも戯曲っていうのは、読んでると不思議に役者さんたちが動く姿が浮かんでくるんですよ。ていうか、観たことのない舞台だと本当に「これ舞台で演じられてるのが観たい〜」って思うんです。やっぱり戯曲は、もちろんそれだけでも面白いけど、役者が演じるといっそう面白さが倍々々々くらいの感覚で増しますね。 私はミュージカルよりも絶対ストレートプレイ派で、結構ミュージカルも観てる割にはあんまりその面白さがよくわからない人なんですけど、これからもどちらでもいいからともかく面白い舞台を観たいですね。今年はどうやら結構舞台を観る年になりそうなので、今から楽しみです。 [ 先頭へ ] | |
| 19.高橋留美子さんの話 | 2000.5.11 |
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今回は高橋留美子さんの話です。
高橋留美子さんといえば「うる星やつら」、あのキャラクターのスゴい個性とテンポのいい笑い具合が大好きでした! 今でも好きです。キャラクターでは面堂終太郎くんなんですけどね〜、連載中に彼らの永遠の高校2年生を自分が抜いてしまったときのショックといったら(笑)。 当時は、高橋さんて「うる星やつら」の他にもうひとつ「めぞん一刻」という漫画も連載していて、そちらも大好きでした…三鷹さんが(笑)。こちらは掲載誌も青年誌でしたし、少し年齢層も高めの話だったんですが、やっぱり脇キャラクターの濃いこと濃いこと。あんな隣人たち絶対厭だと思いつつ、ちょっと羨ましかったりして。 最近では「らんま1/2」「犬夜叉」あたりの方がメジャーなのでしょうか。でも実はこの2作は、どちらも途中脱落した私。「犬夜叉」に至っては2巻の途中で先が辛くて読めなかったという始末です。 昔はあんなに好きだった高橋作品が読めなくなったことにはかなりショックだったんですが、でも他の読み切りとかは相変わらず読んでいます。短編とか、泣けるものが多いんですよ。 そういえば、昔から短編も面白くて、「炎トリッパー」とか大好きでした〜。あとは忘れちゃいけない、「人魚の森」のシリーズ、こちらはかなりホラーの要素も強くて、かなり辛い話です。この辺は文句なくおすすめ。 脱落した「犬夜叉」も、この間舞台化されたものを観て、もう一度チャレンジしてみるつもりです。なんのことはない、舞台の弥勒にメロメロになったって話なんですけどね(笑)。 [ 先頭へ ] | |
| 20.入院話 | 2000.7.1 |
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今回は入院話。
実は5月後半から6月前半まで入院していたんですが、病状が落ち着くと、ともかく本を読みまくりでした。 しかし、しか〜し、なんで病院の売店てあんなに小説が置いてないの!? ていうかどう見てもポルノだろみたいなのとか、おじさん向けの企業小説とかはあるんですけど、メジャーな新刊でさえほとんどない。なに読もう、と思って、おお話題のトマス・ハリス「ハンニバル」が…あれ、下巻しかない(^^;。おおずっと買って再読すべしと思っていた真保裕一の「奪取」…これも下巻だけか〜い。さびしい。 結局売店で買ったのは、大沢在昌「無間人形」(>再読)、本の雑誌編集部編の「活字探偵団」、小池真理子「美神」だけ…。あと好きな作家では有栖川有栖「海のある奈良に死す」もあったんですけど、とっくに買ってるっつーの。 大学病院とかの売店ならまた違うと信じたいですが、中堅どころの総合病院の売店なんて嫌いだ〜ッ。仕方なく家に電話して「部屋を入って真正面にある本棚の上から二段目くらいにある…」と再読したかった宮部みゆき「理由」他何冊かを持ってきてもらってました。 入院生活なんて、テレビ見るか本読むかしかないんだもん。本読むよ。なのにこんなに本がないなんて! も〜イヤ! 案外移動図書館とかが立ち寄ってくれたら人気出そうな気もするんだけどね。参った。 全国の入院施設のある病院様、本は売れます、だからたくさん入荷してください〜〜。 [ 先頭へ ] | |
| 21.岡野史佳さんの話 | 2000.8.1 |
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今回は岡野史佳さんの話です。
もともと白泉社の「LaLa」に掲載されていた方で、今は「メロディ」とかなぜか「別冊花とゆめ」に載ってる漫画家さんです。 最初に私が「LaLa」を買ってから、もう15年以上経っていると思うんですが、その頃ちょうどデビューされた方で、でもそのときからなんかいいなあと思って、そのまま大ファンを自称しております。 もろ少女漫画って感じの絵柄が可愛くて、最初は惹かれたのですが、なんと言っても話が優しいんですよ。物語にもとても力を入れていらっしゃいます。私はこの方の漫画に背中を押されたことは一度や二度ではありません。 ということでいくつもおすすめはあるんですが、まずは「フルーツ果汁100%」。全7巻で岡野作品では最長ですね。これ…今でもラストは泣けますわ。学園ものなんですが、主人公3人やその周囲のキャラクターの痛みが伝わってくる青春漫画です。そして「瞳の中の王国」、実はこれ、イチオシなんですが、イルカの話で、これを読んだ私はイルカにはまりました。なんか主人公の女の子の素直でまっすぐな目に弱いみたいです、私。あ、実は私のイチオシキャラクターは、この作品の小林さんです〜もう大好きッ(*^^*)。 短編では「プリズム」って作品…これ確か初期の頃のコミックスに収録されているはずですが、逸品ですよ〜、ホント。 他にも色々コミックスが出ていまして、好きな作品をあげたらきりがないのが弱りモノなんですが、疲れたときには、この優しさは本当に暖かいです。 今は色々中断されているものが(たくさん(笑))ありますが、そちらの先も楽しみです。 進行中で一番楽しみなのは「オリジナル・シン」と「地上の星座」ですね。「オリジナル・シン」は遺伝子を扱ったSF(だろう)、「地上の星座」は定時制高校を舞台にした物語です。どちらも私のツボにはまってて、おすすめ度高し。ぜひぜひ読んでもらいたい漫画です。 [ 先頭へ ] | |
| 22.本を買いに行ったときの話 | 2000.9.30 |
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今回は、本を買いに行ったときの話。
現在マイカー通勤の私、地元は関東といえどもちょっとひっこんでいて、都内の会社に勤務していた頃は「ことこ(仮名)さんちは、秩父だから〜」と言われていたほどの場所。でも秩父とはちょっと方向違いなんだけど(笑)。ま、そんな土地なんで、大した本屋が近くにあるわけではありません。車で15分くらいの百貨店には紀伊國屋が入ってるけど、滅多に行かないって。会社と全然方向違うし。 で、たまたま先日新宿に出る機会がありまして、そこで、よし、1000円だけ本を買うぞ、となんとな〜く思って行ったわけです。私、よくこういう買い方するんですよね。1000円とか2000円とか金額を決めて本を探すの。ま、1000円だからハードカバーは除外。専門書の類も除外。主に文庫だな、とぼ〜っっっと歩いてうろうろうろうろうろ…。文庫ってね、難しいんですよ。好きな作家の本は、大抵文庫化されるより早く読んでるし、図書館で借りて読んで面白かったものは文庫落ちしたときに買うんですが、それもタイミングだし。で、結構雑学系とか見てしまうわけです。でもこれも案外決まらない…ぼー。こういうときって、なーんにも考えてないんですよね。結局、1時間くらい彷徨って、レジの前に積んであった「生活様式学入門」という結構くだらない系の本と、NHKの「今日の健康」のテキスト(笑)と、「IN POCKET」を買って、気がつくと2000円くらいになっていました。あれ? そしてその一週間後、今度は某地元近くのでもある程度有名な都市の書店で文庫を2冊捜していたんですね。でもない。なぜ。ま、一度は諦めて、今度はその駅前の書店でまた捜したんですが、やっぱりない…? 不思議と思いつつ、仕方なく、でもやっぱり何か欲しいと思いつつ手に取ったのが「狂骨の夢」文庫版。これ、ノベルズ持ってますが、加筆が多いというので買おうかどうしようか悩んでいた本なんですよ。捜していたのが1冊でもあったら、間違いなくこの日は買いませんでした。…本を買うのって、ほんっと、タイミングだなあと思う今日この頃です。 [ 先頭へ ] | |