特集〜出逢い〜 青春のアンデルセン
はじめて恭兵さんを知ったのは「大追跡」です。この人が好きだ!と最初に思ったのは
「あぶない刑事」。でも、「恭兵さんに初めて出逢ったのは?」と聞かれたら・・・忘れられ
ない瞬間があるのです。
東京キッドブラザース「青春のアンデルセン」。
S56年に日生劇場で公演されたこのミュージカルで、私は初めてこの眼で本物の
恭兵さんを見ました。友達に誘われて、初めて自分でチケットを取って、子供達だけで
行くお芝居。それだけで私の胸はドキドキはずんでいました。今から思うとKIDの芝居は
決して洗練されたものとは言えません。演じる上での緻密な計算とか、さりげない仕草の
裏に隠された確かな技巧とか、そんなものは舞台の上に立つ役者の誰一人として持って
いなかったかもしれません。彼らは時に聞き取れないぐらいの激しさで叫び、本当に
たわいもなく笑い、みっともなくさえ見える姿で泣きました。でも、その姿は舞台に
注がれる光に反射して、キラキラと輝いていました。
そのキラキラの真ん中で、恭兵さんは誰よりも悲痛な声で叫び、誰よりもくったくなく
笑い転げ、誰よりも熱い涙を流していました。
恭兵さんはよくインタビューなどで、舞台のことを「スポーツみたい」と言います。KIDの
舞台を観た後には、確かに白熱した試合を観戦したのような爽快感がありました。
そしてその、心地よい爽快感にちょっとぼぉーっとしながら(笑)、私、迷子になったのです。
芝居が終わった後のがやがやと騒がしいロビー。友達とはぐれて、私は一人、人ごみに
押し流されるようにうろうろと歩いていました。まだ興奮の冷めやらない観客達から
はじき出されて、裏口近くのひっそりとした片隅に心細い思いで立っていた私の視界が、
ふいに人影で遮られたのです。
真っ白なシャツに鮮烈なアクセントを添えるサスペンダーの黒い線。硬質な横顔に、
舞台の熱気の名残を感じさせて流れる汗・・・
手を伸ばせば届く距離に、恭兵さんが立っていました。
周囲の音が消え、時間が止まったような瞬間・・・・・よくドラマの演出で使われるそんな
光景は本当にあるのです。
一瞬の静寂の後に聞こえてきたまだ少し荒い恭兵さんの息遣い。その姿を見つけた
女の子達が歓声を上げ駆け寄ってきた途端、近づいてくる人間に気付いた野生の動物
のように、ひらりと身を返して走り去って行った重力の鎖を感じさせない動き。
20年近くたった今も、その時のことをまざまざと思い浮かべることができます。
私は触れることも、声をかけることも出来ずに、その白昼夢のような光景をただ見つめて
いました。その鮮やかな印象が、私の中で恭兵さんをいつまでも特別な存在にし続けて
いるのかもしれません。
いつまでも見ていたい絵、心に残る言葉、忘れられない景色・・・そんなものに出逢う
瞬間があります。それらはささやかですが、小さな宝物となって心の中を彩ってくれます。
恭兵さんの目にはおそらく私の姿など映っていないほんのわずかな瞬間・・・それでも
私にとってはいつまでも色褪せることのない大切な出逢いの光景なのです。
投稿コーナー PART・1
「A Girl meets A Boy(Kyohei)」
もちろん「A Boy meets A Boy(Kyohei)」も大歓迎(笑)
あなたと恭兵さんの出逢いを教えてください。悠の場合は
ほとんど思いこみの「出逢い」ですが、この番組を見て恭兵さんと
出逢った、街角で偶然恭兵さんと出逢った、等・・・
恭兵さんとの出逢いに関する投稿を募集します!
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★青春のアンデルセン★
●さて、ここで私にとっては思い出の芝居、
「青春のアンデルセン」をご紹介しましょう。
今から20年ほど前、東 由多加氏が率いる
東京キッドブラザースは前衛ミュージカル劇団と
して、若者達から圧倒的な支持を得る存在でし
た。看板役者であった恭兵さんや三浦浩一さん
は、アイドル誌の明星や平凡の誌面を毎週のよ
うににぎわせていました。
「青春のアンデルセン」は、マッチ売りの少女や
みにくいアヒルの子などで有名なデンマークの童
話作家アンデルセンの青春時代を描いた物語
です。そして、東京キッドブラザースが最も円熟
していた頃のお芝居といってもいいと思います。
●物語は年老いたアンデルセン(恭兵さん)が、
子供の頃を回想するところから始まります。
── 私の生涯は波瀾に満ち、そして幸福な
一生でした。それはまるで一遍の童話のようなものだと言っていいでしょう ──
真っ暗な舞台の上で、静かに語り始めるアンデルセンのまわりに、幼い少年の頃のアン
デルセンと両親が浮かび上がり、舞台は動き始めます。
アンデルセンは貧しい靴職人の家に生まれました。生活は楽ではありませんでしたが、
両親の愛に包まれて、感受性の豊かな子供に育っていきました。彼の祖父は豊かな農夫
でしたが、次々と災難に見舞われて富を失い、気がふれて死んでいました。そして父も
また、妻子を愛しながらも、夢も希望もなくただ生活に追われるだけの職人の暮らしに
絶望していたのです。ついに、父は何もかも投げ捨てて、ドイツと戦っているナポレオンの
軍隊に身を投じてしまいます。半年後、すっかり体を壊して帰って来た父は、思うように
いかなかった自分の人生を呪いながら、アンデルセンに「こんな街で、職人になって一生
を終わるな」という言葉を残し、祖父と同じように正気を失って死んでいきました。
寡婦となり、生活の為に卑しい洗濯女となった母は、盲目的にアンデルセンを愛します。
日々の苦しさからだんだんと酒の量が過ぎ、夫のように息子を失うことを恐れて母が
呪文のように繰り返す言葉・・・
「いい職人になるのよ。お父さんみたいになっちゃダメよ・・・」
アンデルセンも母を愛していました。でも、白鳥のように大空へ飛び立ちたいと願う彼を
大地に縛り付ける母の過剰の愛に、だんだんと息苦しさを感じるようになっていくのです。
そんな子供の頃の光景を、恭兵さん演じる年老いたアンデルセンは、舞台の片隅から
遠い目をしてずっと見つめています。時折、静かな口調で思い出を語りながら・・・
恭兵さんと言えば、TVの中の弾むような演技しか知らなかったその頃の私は、この人は
こんな静かな話し方も出来るんだなぁと驚いたことをよく覚えています。
●とうとうアンデルセンは、涙ながらに止める母親を振り切って、街中の人が称える
有名人になるんだという夢を追い、大都会へと飛び出します。恭兵さんを中心にした、
汗がはじけ飛ぶようなダンスシーンの後、舞台はコペンハーゲンへ。
田舎の小さな町から夢だけを支えにやってきた若きアンデルセンを演じるのはもちろん
恭兵さんです。先程までの老紳士のいでたちから、上着を脱ぎ捨て、髭を取ると(確か
取っていたと思うんですけど、あまり記憶に自信ない・・・)、希望と不安を両腕いっぱいに
抱え込んだ夢見る瞳の青年がそこにいます。
初めは歌手か俳優になりたいと思っていたアンデルセンは、国立劇場の前で芸術監督の
ヨナス・コリンに声をかけるのですが、そのシーンがなかなか笑える・・・(^^)
(アンデルセン)あのう、僕を雇ってもらえないでしょうか?僕は歌手になりたいんです。
(突然オペラ歌手のような声を張り上げる恭兵さん。場内爆笑)
だめ?だめ?・・・やっぱり、歌はだめなんだ。分かってましたよ。僕も歌手
としてものにならないことぐらいは!
そう役者になりたいんです。渋く生きてみる。ぼく役者になれると思うん
です。泣きます!(泣く)笑います!(笑う)
(ヨナス・コリン)しかし、君にはどこか才能がありそうだ。そのしつこそうな目、そのクール
なほっぺた、そのハングリーなはと胸の、どこかに隠れた才能がある。
君、もっと勉強するんだ。その言葉にはなまりがある。感性は豊かなんだ
が、どことなく教養にかける君は、どこか生臭い、魚の匂いがする。
勉強するがいい。私がスポンサーになってあげよう。
(アンデルセン)おねがいしますだ。
ここでも出ていたんですね、はと胸(笑)数年前の恭兵さんの舞台、「ブラッド・ブラザース」
でも、「はと胸だしさ」といじけるシーンがありましたが、恭兵さんて、そんなにはと胸?
●後ろ盾を得たアンデルセンは、結局詩人
としての道を歩き始めます。そして、自分の
本がようやく出版されるようになった頃、
友人の妹、リボアと恋に落ちます。
その時既に、リボアには父親が決めた婚約
者がいましたが、二人の想いは止めようも
なく深まっていきました。その頃ではまだ
珍しかった自転車に乗って湖に落ちたり、
お互いに手紙を交換したり・・・甘い幼い恋。
でも、みにくいアヒルの子のように自分の
貧しい育ちに劣等感を抱くと同時に、コペン
ハーゲンで最も有名な詩人になるまでなに
ものにも囚われたくないと願うアンデルセン
は、リボアを強引に婚約者から奪うことが
できず、二人は別れていくのです。
田舎育ちで教養のないアンデルセンの詩は
なかなか世間に認められませんでした。
悪意に満ちた批評を浴びせ掛けられ傷ついたアンデルセンは逃れるようにイタリアへと
旅立ちます。そこで受け取った1通の手紙 ─── 「死んだんだ、母さんが・・・!」
母の死を知らされ、街角のカフェで狂ったように暴れまわるアンデルセンが血を吐くように
叫ぶセリフです。
「青春のアンデルセン」のパンフレットのコメントで、恭兵さんはこのセリフを言うのが
つらかったと書いています。この公演の3年前、恭兵さんはお父さんを亡くしました。父の
死という痛みを受け止めかねて困惑し、そして、こんな時人はどんな顔をするのだろうと
まず鏡をのぞきこんでしまった役者としての自分にさらに困惑して・・・。自分の中で一度
最愛の母に死んでもらわなければ吐き出せない「母さんが死んだ」というセリフは、恭兵
さんに、その時の悲しみとどうにも落ち着きの悪い困惑を毎回思い出させていたのでは
ないでしょうか?
●悲しみにうずくまるアンデルセンを助け起こしたのは、たまたまイタリアに公演旅行に
来ていたデンマークのナイチンゲールと称えられる歌姫ジェニイ・リンドと、彼女に想いを
寄せているエリート弁護士ゴールド・シュミットでした。
母を失った深い哀しみの中で書き綴った「即興詩人」は傑作と評判になり、アンデルセン
は一気に地位と名声を得ます。そして同時に、帰国後のパーティーでジェニイ・リンドと
再会したアンデルセンは、美しく奔放な彼女の虜になっていくのです。
さて、このアンデルセン、女性の前ではぜんぜんカッコ良くない(笑) 夢見がちな詩人だけ
あって、とてもナイーブで女性的なんです。それを恭兵さんが演じると・・・妙に可愛い(^^)
・初恋の人リボアと湖のほとりに並んで腰掛けているシーン
(リボア) あなたは本当に女性がお嫌いなの?
(アンデルセン)(花をつんでいた手を止めて)どうして?
(リボア) だって、あなたは女の人みたいなところがあるんですもの。お友達がどん
なに悪い遊びに誘っても他の男の方みたいに応じないそうですし、切り絵
や紙細工や、そうやってかわいらしい花束を作ったりするのが好きなんだ
もの。
(アンデルセン)(とまどって)ぼくは・・・・・。
(リボア) ほら、そんなに赤くなるところなんか。
(アンデルセン)(怯えたように)ぼくがホモだと?
・恋敵のシュミット(これが横柄で嫌な奴・・・)とリンドを挟んで
(シュミット) 鹿狩りにでも行きませんか。野蛮だという女の人もいるかもしれませんが
一度行ったらやめられないほど楽しいスポーツですよ、ハッハハハハ。
(リンド) まぁ、男性的!
(アンデルセン)今度編物でも教えましょうか?ホッホホホ。
(リンド) まぁ、女性的・・・
と、いった感じ(是非、恭兵さんが演じているところを想像してみてください(笑))。
蛇に驚いたリンドが、キャッと言ってシュミットに抱きつくと、反対側ではアンデルセンが
なんとも可愛らしい仕草でリンドと同じように抱きついているし、それに気付いたシュミット
に「手をはなしてくれ」と言われると、上目遣いににらんで「イジワルッ」ってすねるし・・・
(もちろん彼なりのシュミットに対するイヤガラセ(^^;;))
後に「あぶない刑事」でタカのバイクに乗り、「逞しい背中・・・」とスリスリするユージの要素
はこの頃から健在(笑)
話を戻しましょう。
アンデルセンの父と祖父は人生に挫折し、狂気のうちに死んでいます。彼にとって、人生
に失敗することはすなわち孤独と絶望の中での破滅でした。だからこそ世間に認められ、
賞賛と敬意を手にすることができれば、そこに愛と幸せがあるのだと信じて・・・目の前に
ある果てしのない階段を登りつめれば、そこに美しい青空が広がっているのだと信じて、
アンデルセンは、転げ落ちる不安に怯えながらも、立ち止まることなく必死に登っていく
のです。
そんなアンデルセンの心を切々と歌い上げる恭兵さんのソロナンバー「白鳥」 ───
階段のてっぺんには
青い空が、きっとある
青空がなくても
白鳥になって空を飛ぶんだ・・・
飛ぶんだ・・・
だから 一歩 一歩
わき目もふらずに登ってみた
だから 一歩 一歩・・・
白鳥になって空を飛ぶんだ・・・・・・
そして恭兵さん、ここで宙吊りになります。
大空を飛ぶ白鳥のように両腕を広げて。
アンデルセン一番の見せ場! 猿之助にも
ピーターパンにも負けない!!(笑)
●詩人として成功すると同時に、母と子で楽しむ童話を書き始めたアンデルセンは、星の
きらめきのようにいきいきとした文章で、ますます名声を高めていきます。ですが、リンド
の心はなかなかつかむことができません。結局、アンデルセンの願いは、なによりも
恐れる孤独や絶望から少しでも遠ざかるために誰からも愛されることなのです。時に
道化者のように振舞って笑われても、皆から注目され、愛されていたい。なのに、簡単に
手に入れることのできるおだやかでささやかな愛では、同じくらい簡単に失ってしまいそう
で満足できない。
アンデルセンは、ハッピーエンドが約束された輝かしい物語の主役になりたかったの
です。そして、その物語の中で彼と結ばれる美しいヒロインはジェニイ・リンドしかいないと
思いつめていました。リンドもまた、アンデルセンに好意を抱き、その才能を愛していま
した。でも、自分をまるで女神であるかのように扱い、決してただの一人の女とは見て
くれないアンデルセンの愛情を受け入れることはできなかったのです。
「あなたを愛しています」狂おしい程の熱情を抱えて告げるアンデルセンに、彼女は美しく
微笑んで答えます。「私も尊敬していますわ ─── お兄さま」
愕然とするアンデルセン・・・
報われない恋に身を焦す恭兵さんというのは、なかなかTVでお目にかかれません。
現在、見ているほうの胸まで痛くなるような切ない表情は、ほとんど「はみだし刑事」の
みゆきちゃんが独占していますが、久しぶりに見てみたいなぁ、恭兵さんの切ないラヴ・
ストーリー。
アンデルセンの愛情は、ある意味でとてもエゴイスティックです。母親にかまって欲しくて
駄々をこねる子供のような愛を、時に哀しくさえ見える純粋な心を無防備にさらして追い
続けるアンデルセン ─── 舞台の上の恭兵さんは繊細な詩人そのものでした。
●「お兄さま」と呼ばれたことで、尊敬はしているが愛してはいないというリンドの気持ちを
知り、ショックを受けながらも、アンデルセンは公演のためにベルリンへと向かった彼女を
追って行きます。報われないとわかっていても、自分の生涯の物語からジェニイ・リンドの
ページ ─── 愛のページを破り捨てることなど、彼にはできなかったのです。
もうすぐクリスマス。華やいだ雰囲気のベルリンの社交界は、不意に訪れた高名な詩人、
アンデルセンをもてはやします。多くの人々に賞賛され、大貴族のパーティーからも招待
を受ける世界で最も有名な詩人。貧しい田舎町で生まれたみにくいアヒルの子は、今や
輝かしい白鳥に生まれかわったのです。子供の頃からの夢をかなえた今、しかし、アン
デルセンの心の中にあるのは虚しさだけでした。
恋人や家族、友人のぬくもりが一番あたたかく感じられるクリスマス・イヴ。なのに、名前
だけしか知らない著名人や社交辞令の誘いはあっても、家族や友人の一員として、アン
デルセンをパーティーに招いてくれる人は誰もいなかったのです。
そして、なによりも待ち望んだリンドからの誘いも、とうとう届くことはありませんでした。
ホテルの一室で独り酒を飲みながらイヴを過ごしたアンデルセンは、朝日に反射して光る
雪道をリンドのもとへと向かいます。突然の訪問に戸惑いながらも、優しく彼を迎え入れ
るリンド。でも、そこで知らされたことは、彼女とシュミットが結婚するというあまりに哀しい
現実でした。詩人としての栄光と引き替えに訪れた深い孤独 ───
結局、アンデルセンはその後の生涯を独身で過ごしました。コペンハーゲンに銅像が立
ち、世界中の人に愛された詩人としての人生は、芝居の冒頭で彼自身が言ったように
「幸福な童話のようなもの」だったかもしれません。でも、その光の影でアンデルセンが
人知れず抱え込んでいた切ない痛みは、その頃、芸能界という華やかで時に残酷な世界
の頂点を目指してひた走っていた恭兵さんにも、どこか共鳴できるものだったのではない
でしょうか。
●リンドの部屋を出て、雪の中をさまよう
ように歩くアンデルセン。通りすがりの子供
達が、本で見たことのある有名人の姿に
喜び、雪を投げつけながらはやしたてます。
でも、絶望にとらわれている今のアンデル
センには、子供達の明るい笑顔も目に入り
ません。
しんしんと降りしきる雪。遠ざかる子供達の
笑い声の中に、知らないうちに手放してしま
った幸せの名残を見たような気がして、アン
デルセンはよろめきながら呼びかけます。
「雪遊びをやめて、こっちへおいで。
モミの木の下に座るといい。
童話を読んであげよう・・・」
激しくなる雪の中、たった独りで、アンデルセンは自分の童話を語り続けます。
聞き取れないぐらいに小さな、震える声で ───
そんな切ないシーンで幕を閉じる「青春のアンデルセン」ですが、おまけのエピソードを
ひとつだけ。
ラスト間際のアンデルセンが子供達に雪を投げつけられるシーンですが、子供達を演じる
のは幼い子役達。芝居というものをまだあまり理解しておらず、ただ教えられた通りに
行動するお子様達は容赦がない。舞台上の雪(もちろん偽物)をつかむと恭兵さんに
向かって投げる!投げる!!投げる!!!(笑)
白熱した雪合戦さながらのあまりの激しさにさらされて、思わず恭兵さん、一瞬だけアン
デルセンの仮面がはがれます。苦笑しながら「コノヤロッ」っていう感じで子供達をにら
んだ恭兵さんの顔は、今が芝居の途中でなかったらすぐにでも子供達を追いかけて
行ってはしゃぎまわりそうなやんちゃ小僧の顔でした(^^)
(PHOTO 「青春のアンデルセン」パンフレット 他)
(参考文献:「ぼくたちが愛のために戦ったということを 第3巻」 而立書房)
投稿コーナー PART・2
「Let's
Show Time !!」
ここまで読んでくださった皆さん、本当にお疲れさまでした。
自分でもまさかここまで長くなるとは思っていなかったのですが・・・
これも愛のなせる技?(笑)
でも、20年前の舞台をこれだけ熱く語りたくなるほど、恭兵さんの
舞台には力があったと思います。
芝居はいいです。役者が完全燃焼している芝居を見ると、客席に
いる自分まで、エネルギーを分けてもらった気分になります。
そして、恭兵さんはまぎれもなくそんなエネルギッシュな舞台から
生まれてきた役者なのです。
恭兵さんの舞台を見たことがありますか?
一番最近の芝居は「BLOOD Brothers」ですよね。私は見ること
ができませんでしたが、パルコ劇場の「ラヴ・レターズ」にも出演
しました。もちろんKID時代の芝居の話も大歓迎。
あなたが見た恭兵さんのお芝居を教えてください。
見たことないもん!というあなた、「こんな芝居、やってほしい!」
というリクエストもお待ちしています。
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